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イギリスで服を買うなら気をつけたい!ヨーロッパ諸国のサイズ展開について【比較表あり】

イギリスで服を買うなら気をつけたい!ヨーロッパ諸国のサイズ展開について【比較表あり】

海外旅行や留学に行く際、衣類はある程度日本から持参するケースがほとんどでしょう。

一方、渡航時の荷物を減らすために現地で服を買う、または自分用、お土産用に現地のお店で服を買う場合もあることと思います。

海外で服を買う際、気をつけなければいけないのがサイズです。日本と海外とではサイズの表記が異なるほか、同じ表記でも大きさが違うこともあります。

今回は日本とイギリス、そして参考までにほかのヨーロッパ諸国、アメリカの服のサイズについて紹介します。旅行中、留学中にショッピングも楽しみたい人はぜひ参考にしてみてください。

日本とイギリス:サイズ表記はどう違う?

日本とイギリスのサイズ表記の違い

日本で服を買う場合、サイズの表記はS、M、Lとなっているのが一般的です。また、靴なら25cm、25.5cm、26cmといった表記になっています。

しかしイギリスでは、日本のSは34、靴だと男性の25cmは6、ように表記されます。

また、イギリス以外のヨーロッパ諸国でもSはドイツやイタリアだと44、フランスだと38と全く違うなど、国によってサイズの表記に違いが見られ、大変ややこしいです。

そのため、お店で買い物をする際に、サイズの情報がなければイギリスの34はどれくらいのサイズなのか、6は自分に合っているのかなど、サイズ感が全くわからなくなってしまうことでしょう。

最悪の場合、ぶかぶかもしくはピチピチの服を購入するはめになりかねません。せっかく海外でショッピングを楽しむのであれば、失敗はしたくないところ。

どういった違いがあるのか、以下で紹介する比較表を参考にしてみてください。

日本とイギリス:欧米諸国のサイズ比較表

ここでは、日本とイギリス、その他欧米諸国のサイズの違いについて紹介しいきます。
紹介するのは以下の商品です。

・靴
・服(Tシャツ・カットソー・コート・ジャケットなど)
・パンツ
・スカート・ワンピース
・下着(パンツ)
・下着(ブラジャー)
・帽子

商品ごとに表にまとめています。早速見ていきましょう。

まずは、靴のサイズ。日本だと靴のサイズは男女共通ですが、海外では男女で違いがあるため注意が必要です。

【メンズ】
メンズの靴のサイズ表

【レディース】
レディースの靴のサイズ表

レディースに関しては、日本のサイズから20マイナスにしたものがイギリスのサイズとなっているため、覚えやすいのではないでしょうか。

服(Tシャツ・カットソー・コート・ジャケットなど)

続いては服。こちらも男女でサイズ違いがあるため注意しましょう。

【メンズ】
メンズ服のサイズ表

【レディース】
レディース服のサイズ表

パンツ(ズボン)

【メンズ】
メンズのパンツのサイズ表

【レディース】
レディースのパンツのサイズ表

スカート・ワンピース

女性の方は、スカートやワンピースのサイズもおさえておきましょう。

スカートのサイズ表

下着(パンツ)

旅行であれば短期間の滞在なので、日本から持参した下着を使い回せば問題ありませんが、留学となると何度も使っているうちに傷んでくる可能性もあります。

そのため、現地で服を買うつもりはない人でも、下着は購入することになるかもしれないため、サイズはしっかりと確認しておきましょう。

【メンズ】
メンズ下着のサイズ表

【レディース】
レディース下着のサイズ表

女性の場合、日本とイギリスとではサイズが1つ違うだけです。ただし、XLに関しては日本と同じなので注意してください。

下着(ブラジャー)

下着の中でもブラジャーに関しては、各国共通のカップサイズとなっています。

ブラジャーのサイズ表

帽子

帽子のサイズ表

帽子については、国の違いというよりは、単位の違いとなります。cm、インチ、帽子サイズ、それぞれの違いをおさえておきましょう。

ここまでは、靴、服、パンツ、スカート・ワンピース、下着、帽子のサイズ表記に関して、日本とイギリス、欧米諸国の違いを紹介しました。

続いては、サイズを間違えないようにするためのポイントについてお伝えします。

正しいサイズ選びのポイント

正しいサイズ選びのポイント

海外で服を買う際に、サイズを間違えないようにするためのポイントは非常にシンプルで、以下の2点です。

・事前にサイズの違いをおさえておく
・勇気を出して試着する

まず1つ目の「事前にサイズの違いをおさえておく」は、文字通り日本との違いを買い物の前に確認するというものです。

服のサイズは、国による違いこそありますが、普遍的なものです。日本のMサイズがある日突然Lサイズに変わるということはありません。そのため、あらかじめ上記で紹介したサイズ比較表をおさえておくことが、正しいサイズ選択へと繋がります。

勇気を出して試着を!

2点目の「勇気を出して試着する」は、文字通り、ちゃんと試着することが大切、というもの。

ただ、日本だと簡単にできる試着も、海外となると勇気が必要かもしれません。また、サイズの違いを確認しているから試着しなくても大丈夫、と考える人もいるでしょう。

しかし、肌触りやほかの服との相性など、着用して初めてわかることもあるため、やはり試着することをおすすめします。また、日本で服を購入する際、同じMサイズでもブランドやメーカー、服の種類やデザインによってサイズ感が若干異なることがあるように、海外のサイズ表記でも同様のことが起こり得ます。

試着で使える英語フレーズ講座

試着をするとなると、英語でお店のスタッフに話しかけなければいけませんが、決まったフレーズを覚えておけばそれほど難しいものではありません。

試着する場合に使えるフレーズには以下のようなものがあります。

Can I try this on?
I'd like to try this on.
May I try this on?

「(これを)試着してもいいですか?」

また、「試着室はどこにあるのか」を尋ねる際には、以下のように聞くと、試着室まで案内してもらえるでしょう。

Where are the fitting rooms?
Where are the changing rooms please?

「試着室はどこにありますか?」

【参考】商品を返品したいとき

試着をせずに購入した商品のサイズが合っていなかった、家に帰って改めて着てみたら自分には似合っていない、などさまざまな理由から返品を希望することもあるでしょう。

そこで、続いては返品時に使えるフレーズを紹介します。

返品をする際のフレーズには以下のようなものがあります。

I would like to return this.
May I return these clothes please?
Can I return this?

「返品できますか?」

なお、返品にはレシートが必要になるため、捨てないように注意してください。

日本とのサイズの違いに気をつけよう!

今回は日本とイギリス、そして欧米諸国の服のサイズの違いと、サイズを間違えないためのポイントなどについて紹介してきました。

海外でのショッピングは楽しいものですが、サイズを間違えてしまうとせっかくの楽しい時間にちょっとした後悔が伴ってしまいます。

ショッピングを全力で楽しむためにも、サイズはしっかりと確認しておくようにしましょう。