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「初めての海外、不安だな…」海外旅行初心者なら迷わずニュージーランドへ行こう!

「初めての海外、不安だな…」海外旅行初心者なら迷わずニュージーランドへ行こう!

僕は29才になるまで、1人で海外旅行に行ったことがありませんでした。

それまでの海外旅行経験といえば、中学生のときに家族の結婚式で行ったハワイの1回のみ。しかも英語力は TOEIC315点 という、絵に描いたような英語初心者でした。

そんな中、僕は初めての海外一人旅の行き先として、ニュージーランドを選びました。
そのときの旅があまりにも素敵で、僕はその後ワーキングホリデーで1年弱ニュージーランドに滞在。その後もいろいろなご縁が重なって、2008年からはニュージーランドに移住しています。

今回はそんな僕が、ニュージーランドが「初めての海外旅行先」としてぴったりな理由をご紹介します! 海外に行きたいけど行き先に悩んでいるという方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

ニュージーランドってどんな国?

まずは、ニュージーランドがどんな国なのかを簡単にご紹介します。

ニュージーランドは南半球にある小さな島国で、国土はだいたい日本の7割ほど。日本との時差は通常3時間で、サマータイム中(10月〜3月)は4時間、先に進んでいます。
つまり日本が朝10時のとき、ニュージーランドは午後2時ということですね。

ニュージーランドには、日本と同じように四季があります。
ところが、南半球のため季節は日本と正反対。9〜11月が春、12〜2月が夏、3〜5月が秋、6〜8月が冬になります。気候は、夏でも比較的涼しく、また湿度が非常に低いためとても過ごしやすい環境です。

日本の真夏、つまりニュージーランドである真冬(7〜8月)には雪の降る地域があり、スキー・スノボ好きたちにとって見逃すことができない観光地となっています。

他にも、ニュージーランドには自然が多く、絶景地を巡るツアーに参加したり、トレッキングや山登りを楽しんだり、さらにはクジラやイルカなどの野生動物に触れあったりと、楽しめる要素が満載なのです。

 

非英語圏の人でも馴染みやすい「人種のるつぼ」

ニュージーランドは世界でも有数の「人種のるつぼ」と言われています。
街中にはたくさんのアジア人や中東の人たちがいて、オークランド最大の都市・オークランドの交差点に立っていると、自分が一体どこの国にいるのかわからないほど。

つまり、ニュージーランドには英語が母国語ではない人たちがたくさんいて、そのため「英語が流ちょうでない人と話し慣れている人」がたくさんいるのです。
彼らは英語がネイティブでない人たちにも難しい単語を使わずにゆっくり話してくれたり、露骨にイヤな態度をとったりしません。

そういった英語に対するプレッシャーが少ないことは、英語初心者にとって気持ちが少し楽になるのではないでしょうか?

 

親日家が多く、中には日本語学習経験者も

ニュージーランドでは、ビックリするくらい高い確率で「日本に行ったことがある」「昔、日本語を勉強していたことがある」「日本で英語の先生をしていた」という人に出会います。

残念ながら彼らのほとんどが実際には日本語はしゃべれず、「ワタシノ ナマエハ ニール デス」などとカタコトの日本語で自己紹介できる程度です。
でも、そういった人たちはとても親日家で、バスで乗り合わせたりカフェで隣の席に座ったりすると、よく話しかけてくれます。

ただ観光地を巡るのではなく、現地の人たちと何気ない会話を楽しむことができるのも、海外旅行の醍醐味の1つですね。

 

重さや長さなど「単位」が日本と同じ


© Jocelyn Kinghorn

イギリスやアメリカなどを旅行してみると、日本人にはどうしても馴染めないことがあります。それは、重さや長さなどの「単位」

アメリカ・イギリスでは、長さはメートルではなく「マイル(1マイルが約1.6km)」「フィート」「インチ」などが使われています。そのため「ガソリンスタンドはどこですか?」と聞いても「10マイル先です」などと答えられ、距離感が全く掴めません。

また、重さは「ポンド(1ポンド約450g)」や「オンス」が使われ、気温は摂氏(℃)ではなく、「華氏(℉)」が使われています。
気温は旅行中の服装にも関わってくる大事なポイント。それなのに天気予報で「明日の最低気温は 70℉ です」と言われても、それが暑いのか寒いのか検討がつきませんよね。ちなみに 70℉ は、摂氏でいうと 21℃ です。

ところがニュージーランドは、気温も長さも、そしてもちろん重さも、日本と同じ単位が使用されています。

 

ローマ字読みでOK!日本人には読みやすい地名が多い

海外に行ったとき、英語で困ることの1つが「地名」ではないでしょうか。

有名な地名であれば、辞書で調べると発音記号があったりカタカナで記載されていたりするので、何とか乗り越えることができます。ところが、少しマイナーな地名になると辞書には載っていないため、どうやって発音して良いのかわからず道も聞けないことがあります。

ところが、ニュージーランドは日本人にとって読みやすい地名で溢れています。
ニュージーランドの公用語の1つである、ニュージーランドの原住民「マオリ族」が使うマオリ語が、日本語のローマ字と同じように「子音+母音」で構成されているからです。

例えば、ニュージーランドには以下のような地名があります。
どの地名もニュージーランドのガイドブックに載っている有名な観光地ですが、どれもローマ字読みと同じですね。

  • Kaikoura(カイコウラ)
  • Rotorua(ロトルア)
  • Tauranga(タウランガ)
  • Tekapo(テカポ)

 

車は日本と同じ左車線・右ハンドル

ニュージーランドは日本と違って電車の交通網が発達していないため、バスや乗用車での移動が非常に多くなります。そのため、多くの旅行者がレンタカーを借りて移動をしています。

「海外でレンタカーを借りる」と聞くと、とても大変そうに感じる方が多いかもしれません。でも、心配はご無用。ニュージーランドほど日本人にとって車を運転しやすい国はないのです。

なぜなら、車は日本と同じ左車線を走り、ハンドルは右側。そして街中を走っている車のほとんどが日本から輸入された中古車だからです。
面白いのは、トラックには「◯◯運輸」、マイクロバスには「◯◯幼稚園」などと日本語がそのまま書かれたものもあり、「バックします」や「左へ曲がります」などの音声も聞こえてきます。

また交通ルールや道路標識もほぼ日本と同じなので、ほとんど戸惑うことなく運転することができるのです。

※ とはいえ、ニュージーランドで車を借りる際は、最新の交通ルールを確認するようにしましょう。

 

まとめ

今回は、ニュージーランドの観光地ではなく「ニュージーランドが海外旅行初心者にオススメである理由」をご紹介しました。

DMM英会話ブログではニュージーランドにまつわる記事をいくつか掲載していますので、興味が沸いた方はぜひご覧ください。他のサイトではなかなか読むことができない、生の情報が満載ですよ。