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ポートランドが予想の斜め上をいきすぎる!コメディドラマ『Portlandia』で体感してみよう

ポートランドが予想の斜め上をいきすぎる!コメディドラマ『Portlandia』で体感してみよう

まいるす・ゑびすさんの「消費税だって0%!『変人の街』オレゴン州ポートランドが全米ベストシティランキング1位に輝いた10の理由」の記事で大注目の街として紹介されていたオレゴン州のポートランド。実は、私もこの街が大好きです!

最近はアメリカの若者がこぞって移住したい "cool" な都市として知られており、ポートランドを舞台にした『Portlandia』という名の海外ドラマまで誕生しました。個性的なあるあるネタをふんだんに盛り込んだ、ポートランドという街への愛がたっぷりと感じられる内容になっています。

残念ながら日本では放送されていないシリーズなのですが、ポートランドの魅力にもっと気づくことができるコメディとして大変オススメなのです。そこで今回は、この『Portlandia』についてご紹介します!

 

変人の街・ポートランドを舞台にした海外コメディ『Portlandia』

“Portlandia” とは

日本人の父親とドイツ系の母親を持つコメディ俳優フレッド・アーミセンとミュージシャンのキャリー・ブラウンスタインの二人がメインとなり、ポートランドに住んでいる個性的な住民を演じています。スケッチ・コメディと呼ばれるスタイルで、数分から10分程度の短い話で構成。彼らが演じるキャラクターも毎回異なります。

ポートランドに実在するお店やレストランが出てくるだけではなく、前ポートランド市長のサム・アダムス氏も市長のアシスタントとして実際に登場しています。そんなお遊びができてしまうのも、自由な街・ポートランドならではですね。

 

“Hipster(ヒップスター)” 文化とは

皆さんは “Hipster(ヒップスター)” という言葉を聞いたことがありますか? アメリカ文化はもちろん、このドラマを理解するにはヒップスター文化を知っておかなければなりません。

ヒップスターをインターネットで調べてみると「自立的思考、カウンターカルチャー(主流な生き方や既存文化を否定し敵対する文化。60年代のヒッピー文化が該当)、革新主義に価値を見出し、インディーズ音楽やアート、独創的で悪気のないウィットに富んだ冗談などを好む、20~30代にみられるサブカルチャー」との説明があります。(参照)Urban Dictionary

なんだか、いまいちわかりませんよね(笑)
実際、アメリカ人の友人に聞いてもきちんとした定義を説明できる人はおらず、特徴を列挙してみるとこんな感じになりました。

1. 男性も女性もジーンズはスキニーじゃなきゃダメ
2. 大きなメガネを愛用
3. 食事やカフェは個人経営のお店で
4. 流行っているアイドルやバンドの曲は聴かない
5. アート大好き
6. 政治思考はリベラル派が多い
7. ベジタリアンも多い
8. 他の人と同じは嫌だ

なんとなく想像できたでしょうか?

このような人たちをアメリカでは「ヒップスター」と皮肉を込めて呼びます。結局のところ、聴いているバンドも詳しい人にとっては有名なバンドだったり、人とは違うと思って着ているブランドの服も実は何年も前からオシャレな人たちから支持されているものだったりするからです。

ポートランドにはレコードショップや古着屋、個人経営のカフェやオーガニックフードのレストランといったスポットが多く、大都市にはない魅力を求めて集まってくる若者がたくさんいます。そのため、ヒップスターだらけの町という印象を他の都市の人から持たれているのです。もちろん、あくまで勝手な先入観でもあるのですが、そのようなイメージを逆手に取ってコメディにしたのが『Portlandia』というわけなのです。

 

実際に動画を見てみよう!

では、まずはヒップスターをネタにしたスケッチを見てみましょう! 日本語字幕はありませんが、短いビデオなので、ぜひ英語の勉強も兼ねてご覧ください。

Portlandia - OVER

髭を生やし大きなピアスをしたヒップスター風の男性が主人公の短いスケッチです。

彼が気に入っているバーに、忌み嫌うべきサラリーマン風の男性がいるところを発見してしまってから、町でやたらとその男性を見かけるようになります。お気に入りのバーだけではなく、主人公が好む貝殻アートや固定ギアバイクなどもこのサラリーマン風の男性がやっているのを見ては、 “over!” と言っていますね。

最後のオチは1年後。まさに、人とは違うことがしたいと思っているヒップスターをうまく皮肉っています。

 

Portlandia - Dream of the 90s

続いてこちらはPortlandiaの重要な第1話。これを見ればアメリカ人が抱くポートランドのイメージを想像できるのではないでしょうか。

ロサンゼルスにポートランド旅行から帰ってきた男性が、どれほどポートランドが素晴らしかったかを歌にしています。「90年代の夢が生きる街ポートランド」として紹介されていますが、若い人がリタイアしに行く街やら、お昼の1時まで寝ていてもいいやら、本当に自由すぎますよね。

最後のオチがまた面白くて、友人もロサンゼルスからポートランドにやってくるのですが、パッと見ではポートランドに馴染んでいる服装かと思いきや、ポートランド住民からすれば、彼女の格好は「サンフランシスコ」だそうです。

もちろん、ヒップスターではなく、ポートランドのユニークな住民をネタにしたスケッチも以下のようなものがあります!

 

Portlandia - Whose Dog is This?

意識の高い系カップルがチェーンで繋がれた犬を見ては、まるでそれがとんでもなく悪いことかのように飼い主を探しはじめます。

驚くことに、「自由になりなさい!」と言ってチェーンを外して逃してしまうのですが、そこへ飼い主である男性と幼い娘がちょうど戻ってきました。「クッキーを買うために数分繋いでいただけなのに一体どういうことだ?」と呆れかえります。

オチは、そんなことを言っていたはずのカップルが自分の赤ちゃんをレストランの近くに紐で繋いでいるというもの。すさまじい展開ですね(笑)

 

Portlandia - Put A Bird On It!

「鳥のステッカーを貼ればなんでもかわいくなるよ!」「真っ白なポットや無地のバッグも鳥を貼るだけでこんなに素敵になります!」とお店にやってきた二人。しかし、本物の鳥がお店に入ってきたときに二人が取った行動とは?

こちらのスケッチもシュールな展開に思わず苦笑いしてしまいます。

 

さいごに

Portlandia』は、ポートランドのユニークな人たちを見て楽しむだけではなく、ちょっとした観光気分が味わえるところも魅力のひとつ。

私も次回ポートランドに行くことがあれば、ロケで使われたレストランやカフェに行きたいなぁと思っています! 西海岸のため日本からのアクセスも良好なので、ぜひ、みなさんも訪れてみてくださいね。