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「かわいそうに」や「残念だね」は英語で?同情を伝えるフレーズまとめ

「かわいそうに」や「残念だね」は英語で?同情を伝えるフレーズまとめ

英語で誰かに同情の気持ちを伝えたいとき、どのように表現すれば良いのでしょうか?

「かわいそうに」や「残念だね」、「お気の毒に」といった言葉は、日本語では日常的に使われるフレーズですが、英語では少し異なる表現が求められます。

文化や言語の違いによって、同じ感情を伝えるための言葉選びが変わることもありますよね。

この記事では、英語で同情や共感を示す際に使えるフレーズやそのニュアンスについて詳しくご紹介します。ぜひ、日常会話やメールで活用してみてください!

「Sorry」を使った基本的な表現

何か残念なことを聞いたり伝えられたとき、一般的には「I'm (so) sorry」と言います。

My boyfriend just dumped me.
「彼氏に振られたばかりなの」
I'm so sorry.
「本当に残念だわ」

相手の名前を加えることで、より親身になって聞いていることが伝わります。

My mother just passed away.
「母が亡くなったばかりです」
Oh, I'm so sorry, Kana. 
「カナさん、それはとても残念です」

I just got fired from my job.
「仕事をクビになったばかりなんだ」
I'm so sorry to hear that.
「それを聞いてとても残念に思う」

So を他の副詞に置き換えて、お悔やみの気持ちを強めることもできます。

I'm terribly sorry.
「本当に残念です」
I am deeply sorry.
「本当に残念です」

第三者について話している場合は、「I feel (so) sorry for〜」というフレーズが一般的です。

I feel so sorry for Megan. I heard her boyfriend just dumped her after five years together.
「メーガンが本当にかわいそうだよ。5年間付き合ってた彼氏に振られたって聞いた」

「I feel bad for〜」というフレーズも使えます。

I feel bad for Jake. I knew how much he loved his dog.
「ジェイクがかわいそうだ。彼がどれだけ愛犬を愛していたか知っていたから」

同情を伝えるカジュアルな表現

まずは、友人や家族に対して使えるカジュアルな表現を見ていきましょう。

That’s too bad.

少し残念なことを聞いたときに使える便利なフレーズです。

I was really looking forward to the concert, but it got canceled. 
「コンサートをすごく楽しみにしてたんだけど、中止になっちゃったんだ」
Oh, that’s too bad. Maybe they’ll reschedule it soon.
「ああ、それは残念だね。たぶんすぐに予定を変更してくれると思うよ」

That’s rough.

「つらいね」「大変だね」というニュアンスを持つ表現です。

My mom has been in the hospital for a week now, and it’s been really tough on everyone.
「母が入院して1週間になるんだけど、みんな本当に大変なんだ」
That’s rough. If you need anything, I’m here for you.
「それは大変だね。何か必要なことがあれば、ここにいるからね」

I feel for you.

これは相手の気持ちに寄り添い、理解しようとしていることを伝えるのに使います。相手の悲しみや辛さに対して共感や同情を示すフレーズです。

We decided to end our relationship after ten years together. It’s really painful.
「10年間一緒に過ごした人と別れたの。本当につらい」
I feel for you. It’s never easy to go through something like that.
「その気持ち、わかるよ(同情するよ)。そういうことを乗り越えるのは簡単じゃないよね」

Bummer!

これは軽い感じで使えるネイティブらしい表現です。「残念!」というカジュアルなニュアンスを持ちます。

It’s supposed to rain all weekend, so our hiking trip is off.
「週末ずっと雨が降るみたいだから、ハイキングの計画は中止だよ」 
Bummer! I was looking forward to that hike.
「残念! ハイキング楽しみにしてたのに」

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Poor ~

これはとてもシンプルで便利な表現です! 誰かがかわいそうだなと思ったときに、「poor 〇〇」というふうに使います。

例えば、

Poor thing!

My dog hurt his paw and has to wear a cone for the next two weeks.
「うちの犬が足を怪我しちゃって、これから2週間エリザベスカラーをつけなきゃいけないんだ」
Poor thing! He must be so uncomfortable.
「かわいそうに! きっとすごく不便だろうね」

Poor kid!

My son didn’t do well on his math test, and he’s really upset about it.
「うちの息子、数学のテストがうまくいかなくて、すごく落ち込んでるんだ」 
Poor kid! He must be feeling really down.
「かわいそうに! それは凹むね」

ちなみに、Poor you! というフレーズが使われていることを聞いたことがあるかもしれません。これは相手を馬鹿にしているように聞こえることがあるため、実際に同情を表したい場合には使わない方が良いです!

That’s a shame.

上記で紹介したフレーズに比べると少しフォーマルさが加わります。カジュアルな場面でもフォーマルな場面でも使えます。

I didn’t get the job I interviewed for. I really thought I had a good chance.
「仕事の面接に受からなかったんだ。結構イケると思ったんだけどね」
That’s a shame. It sounded like a great opportunity.
「それは残念だね。すごく良いチャンスだったみたいなのに」

同情を伝えるフォーマルな表現

では、次はもう少しかしこまった表現を見てみましょう。

My condolences.

これは「ご愁傷様です」や「お悔やみ申し上げます」に当たる、非常にフォーマルな表現です。

I lost one of my closest friends yesterday. We’ve known each other for years.
「昨日、親友の一人を亡くしたんだ。長年の付き合いだった」 
My condolences. I can’t imagine how hard this must be for you.
「お悔やみ申し上げます。どれだけつらいか、想像もつかないです」

関連記事:お墓や追悼式を英語でなんという?お葬式にまつわる英語表現まとめ

Please accept my sincere condolences.

My condolences よりもフォーマルなフレーズです。

My mother passed away this morning. It’s been incredibly difficult for us.
「今朝、母が亡くなりました。本当につらいです」
Please accept my sincere condolences. I'm here for you if you need anything.
「心からお悔やみ申し上げます。何か必要なことがあれば、私はここにいます」

You have my deepest sympathies.

Sympathy は「同情」を意味する単語なので、これも誰かが大切な人を亡くしたり、非常につらい状況にあるときに、その人に対する深い同情を表すフォーマルなフレーズです。

My best friend passed away after a long illness. I’m devastated.
「親友が長い闘病の末に亡くなったんだ。本当にショックで…」
You have my deepest sympathies. I can’t imagine the pain you must be feeling.
「心からお悔やみ申し上げます。どれほどつらい思いをしているか、想像もつかないよ」

It’s unfortunate to hear that.

Unfortunate は「残念な」「不運な」という意味です。相手から悪い知らせや期待外れのニュースを聞いたときに、その状況に対する残念さや同情を表すフレーズです。

We had to cancel our vacation because of the bad weather.
「悪天候のせいで旅行をキャンセルしなきゃいけなくなったんだ」
It’s unfortunate to hear that. I know how much you were looking forward to it.
「それは残念だね。本当に楽しみにしてたのに」

さまざまな形で同情の気持ちを伝えてみよう

英語での同情の表現は、状況や関係性によって微妙に異なる場合がありますが、基本的なフレーズを知っておくことで、気持ちをしっかり伝えることができます。

今回紹介したフレーズを参考に、相手に寄り添う言葉を使ってみてください。

相手の気持ちを理解し、共感する姿勢が何よりも大切です。次回の会話でぜひ活用してみましょう!