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英語研修における社員のモチベーション管理に最適な方法は?

チームビルディングを徹底して、社員同士で会う環境を作る

各国文化と共に学ぶ初級からのビジネス英語:上田 怜奈2016年08月31日

こんにちは!DMM英会話の渡邊です。
お悩み解決第二弾は、「英語研修における社員のモチベーション管理に最適な方法は?」というテーマの元、さくらラーニングラボラトリ代表 上田怜奈さんにお話をお伺いしました。
個人の学習においても、モチベーションの維持は大きな問題ですが、『英語研修お悩み解決』ならではの、企業研修におけるモチベーションの維持にフォーカスして、最適な方法をご紹介させていただきます。


スピーカー:上田怜奈(以下、上田)

大阪外国語大学外国語学部南アジア地域文化学科卒業。バンクーバーSprott Shaw Community College修了。英検1級、TOEIC990点(満点)取得。米国公認会計士試験全科目合格。
大学を卒業後、官公庁、外資系会計事務所にて通訳および国際業務(米国税務)に従事。
その後独立し、国際的に活躍するビジネスパーソンのコミュニケーションを支援する事業、さくらラーニングラボラトリを設立。
大学、専門学校、大手企業にてセミナーや研修を行う。外資系企業で働いていた経験を活かした、実務で使える英語や、初心者のためのビジネス英語の導入研修から会計英語、インド英語研修まで幅広く行っている。

インタビュアー:DMM英会話 須藤啓太(以下、DMM法人営業部 須藤)

DMM英会話 法人営業部責任者 兼 Bibo Global Opportunity, Inc(DMM英会話を運営するフィリピン法人) 取締役。
2013年にDMM英会話を立ち上げたメンバーの一員。その後、2014年に日本へ戻りDMM英会話の法人営業部を立ち上げ。現在は日本とフィリピンを行き来する日々を過ごしている。

DMM法人営業部 須藤
上田さん、本日は宜しくお願い致します。
今回は、「英語研修における社員のモチベーション管理に最適な方法は?」というテーマの元、モチベーションを上げる方法や、維持する方法など、お教えいただきたいと思います。

上田
宜しくお願い致します。
モチベーションに関して悩んでいる企業さんとても多いですよね。
でも実は、個人で勉強するより法人研修の方が、モチベーションを維持しやすい環境なんです。
社員さんのモチベーションをあげることで、率先して英語を使う仕事を受け持てるようになりますし、モチベーションに関してお悩みの企業さんは、これを機会にすっきり悩みを解決して欲しいですね。

モチベーションは内発的動機付け×外発的動機付け+自己評価で上げられる

DMM法人営業部 須藤
モチベーションをあげるってとても難しいと思うのですが、上田さんなりの解決方法を教えて頂ければと思うのですが、そもそもモチベーションってどうすれば上がるんですかね?

上田
心理学の説明ではモチベーションには、外発的動機付け(Extrinsic motivation)と内発的動機付け(Intrinsic motivation)の二つがあると言われていて、私はそれがちょうど良いバランスで合わさったときに研修の効果が最大化される、考えています。
外発的動機付けは、金銭や仕事でのポジション等利益がある。やらなければマイナスがある、といった賞罰があるような状態。
内発的動機付けというのは、自分が楽しいからやる、興味がある、達成感や自己実現のため人から言われなくてもやりたい!という気持ちのことを指します。


DMM法人営業部 須藤
モチベーションは学術的に研究されてるんですね。
英語研修に参加しているような、社会人の方の内発的動機付けと外発的動機付けはどのような状態であることが多いですか?

上田
社会人の方だと、「企業研修」に参加するというだけで外発的動機付けは既にあると言えます。
会社の方針や自分のキャリアのために参加するわけですからね。

スキルや資格を持っていたらインセンティブを与えるとか、昇進できるようにするなど、会社の制度を整えることでもさらに、会社としてもその動機付けを支援することができます。



■ 内発的動機を高めるために、学びたい言語を公用語とする国や地域の文化を知る

DMM法人営業部 須藤
インセンティブはやはり直接的で分かりやすく、やる気もあがりそうですよね。
外発的動機付けはそういった制度等でカバーできそうですが、内発的動機付けはどのようにサポートすれば良いのでしょうか?楽しい!と思わせるのはなかなか難しそうなイメージがあります。

上田
会社の方針のお陰もあって、外発的動機付けは十分だけれど、内発的動機付けが足りていない。そんな方は非常に多いです。

そんな時は、学びたい言葉を公用語としている国の文化や宗教、好まれる話題など、文化的トピックに触れることが効果的です。
例えば、「パリパリ島」という「パリパリ語」を公用語とする島があるとします。
パリパリ島は会社の主力製品にとって、非常に大きなマーケットなので、会社をあげて進出したい、とする。でも、パリパリ語はもちろん、パリパリ人がパリパリ島でどんな生活をしているのか、どんな文化が発展しているのか、見当もつかない。ですよね?(笑)
でも、パリパリ人と接してみたり、パリパリ人のエンターテイメントを知ってみたり、日本人とパリパリ人の違いや共通点を比較をしてみたりすると‥もうパリパリ島は知らない所ではなくなるのです。

そうすると親近感が湧いて、自然と勉強を頑張ろうという意識が出てきます。
私はその言語のネイティブスピーカーと実際に話すこと、特に自国の文化などを客観的に説明できる人と話すのはとても大切なことだと考えていて、私の研修でも実際にネイティブスピーカーの方を呼んで講義を行うこともあります。

DMM法人営業部 須藤
上田さんの研修でもネイティブを講義に呼ぶことがあるんですね。
DMM英会話には世界60ヶ国に講師がいるのですが、ユーザの方から「行ったことの無い国の講師とDMM英会話で話すことで、その国の成り立ちや文化などの理解が非常に深まった」という話も聞きます。
これも内発的動機付けの一つですよね?
「多分DMM英会話やってなかったら、死ぬまでセルビア人と話す機会ってなかったよ」とよく言われます(笑)

上田
それは確実に内発的動機付けにつながりますね!
DMM英会話さんには自分の国を紹介するような教材もあるかと思うので、そういった教材を使ったり、フリートークを楽しむことで、親近感も湧きますし、視野も広がると思います。
お気に入りの講師が見つかれば、あの先生ともっと色んな話を出来るようになりたい!とやる気がでますよね。



■ 内発的動機付け / 外発的動機付けどちらもあっても、自己評価が低いとモチベーションが上がらない

DMM法人営業部 須藤
沢山の講師と話してみて、気の合う講師を見つけるのが内発的動機付けに最適、ということですね。
内発的動機付けも外発的動機付けも完璧なのに、それでもまだモチベーションが上がらない・・・なんてこともあるのでしょうか?

上田
どちらの動機付けも完璧なように見えるのに、モチベーションが低い場合は「自己評価が低い」ことが非常に多いです。
「英語の勉強してみたいけど、今まで英語なんてやってこなかったし・・・」とか、「学生の頃から英語だけは苦手なんだよな・・・自分にできるなんて思えない」とか。
そういう場合は、日本で生まれ育った方でも、適切な学習を行うことで充分英語の上達を図ることができる、ということを根気強く解説してあげることが大切です。担当講師の力量次第でかなり改善できる部分でもあります。

あとは、人事やトップマネジメントの人が社員の方に対して、なぜ英語が必要なのかということを明示的に説明することも大切です。
会社がこういう風に考えてるから研修をやっているんだ、と知ることで、英語は苦手なのに何故か無理矢理やらされている、といった心理状態に陥ることを防ぐことができます。
競合他社はこんなに英語に力を入れている、ということを時にさりげなく話すことも効果があったりします。

外発的動機付けがどんなにあっても、内発的動機付けの要素が足りなかったり、自己評価が低いとうまくいかないので、この三つの要素をバランス良くコントロールすることが重要です。

実際の研修で担当者が意識することはチームビルディング

DMM法人営業部 須藤
なるほど。
そういったモチベーションのコントロールってとても難しそうな印象があるのですが、実際にどのような方法であれば研修の中でモチベーションを維持できるのでしょうか?


上田
チームビルディングを徹底することで受講者のモチベーションはかなりの部分維持出来ます。
私の研修では、4名~10名くらいのチームをつくって、切磋琢磨できるような環境を作っています。


DMM法人営業部 須藤
どういった理由からチームビルディングを重要視しているのでしょうか?


上田
実際に、私も色々なところで英語研修を行ってきましたが、導入から研修終了でグンと英語力が伸びたところの傾向として、チームビルディングが徹底されていて、それがうまく回っていることがとても多いのです。

定期的に顔を合わせるのは非常に大事なことです。
まず、一人で黙々と学習するよりも、みんなはどんな学習方法を試しているのか、どれくらい成果がでてきたのか等情報交換をしたりお互いの学習状況を確認することで、モチベーションの維持に繋がります。また、営業などでもお馴染みの概念かもしれませんが、単純接触の回数を増やすことで、人は自然と仲良くなりますからね。チームメンバーに親近感が沸き、連帯感が出てきます。

何よりも、こういったチームビルディングでモチベーションの維持が出来るのは法人研修の大きな強みだと考えています。個人での勉強にチームってないですからね。


DMM法人営業部 須藤
一緒に頑張る仲間がいて、情報交換の場があるというのはとても良いことですね。
DMM英会話でも数多くの法人様に導入いただいてきましたが、やはり社員がモチベーションを保ち、継続して学習している企業様は同様のことをやっていますね。
実際の受講者は40名程度なのですが、1チーム10名ぐらいのスモールグループを作って、定期的に情報交換して、モチベーションを高めているそうです。
実際チームを作るときはどういったことを意識すれば良いか、何かポイントはありますか?



■ 役職と英語レベルを揃えた4名~10名のチームを作ろう

上田
良いチームを作るためには3つのコツがあります。
1つ目に、チームを作るときは、チームメンバーの役職を揃えること。
一般社員は役職についている方と一緒だとつい萎縮してしまいますし、役員、マネージャー層の方も、部下の前だと英語がビギナーレベルなのがバレたらみっともないかな、等講義に集中できなくなってしまいます。

2つ目に、可能であればチームメンバーの英語力を揃えること。
事前に試験を受験して、ある程度のレベル別にすることでチーム内で抱える悩みも似通ってきますし、同レベルで意見交換することができます。

3つ目は、4名~10名程度のチームにすること。
人数が少なすぎると、誰か一人のモチベーションが下がってしまったときに釣られやすいです。
10人もいれば、一定の割合で英語って楽しい!っていう風になる人が出てきます。
そういう人に同調してモチベーションが低い人もさらに頑張れる傾向にあります。
逆に人数が多すぎると、チーム感も薄れてしまいますし、管理も大変になるので、4名~10名程度がベストだと考えています。


DMM法人営業部 須藤
ご説明ありがとうございます。私が先ほどお話した、DMM英会話法人導入での利用例でも同様のことが言えますね。
何かそれ以外で研修担当者に向けたアドバイスってありますか?


上田
今お話したチームビルディングのコツは全て、研修担当者様の協力が必要になります。
受講者の役職や英語力などきちんと把握した上でチームを作ることがとても重要なのです。
もちろん私たち英語研修業者もある程度のお手伝いは出来ますが、個人情報などの問題もありますし、チームビルディングにおいては全てを受け持つことは出来ないのです。


DMM法人営業部 須藤
おっしゃるとおりですね。我々もオンライン英会話を法人様に提供する立場にあるのですが、担当者様がそうやってチーム作りなども考えてやられている企業様は非常に効果がでていますし、その辺のご相談をいただける企業様とは密にコミュニケーションが図れて良い結果が出てますね。

オンライン英会話にフォーカスして話をすると、オンライン英会話は人の目を気にせずマンツーマンで英語に親しめるのがメリットだと思うのですが、ある意味個人次第な部分もあります。法人研修においては、もっと担当者が介入して、オフラインでもオススメ教材や講師とかを教えあったり、交流する場を用意してあげると良いのかもしれませんね。


上田
そうですね。
これはオフラインの研修でもいえることですが、講師と受講生がどんなに仲良くなっても講師と受講生という立場があります。どうしても全く同じ目線にはなれないのですよね。
定期的に同じ立場の人と情報をシェアしたり話をする場を用意することは、モチベーションを向上させるための非常に有効な手段です。


DMM法人営業部 須藤
実際にどれくらいの頻度でオフラインでの交流があると良いのでしょうか?

上田
情報交換のみであれば、1ヶ月に1回とか、そんなに頻繁でなくてもいいと思います。
ただ、研修を始める前に、受講者へどういうスケジュールで研修が行われるのか、何カ月おきに交流会があるとか試験を受けてもらうとか、しっかり決めて共有することが非常に重要です。方針がコロコロ変わって場当たり的になってしまうと、それも受講生のモチベーションを削ぐ要因になってしまいます。

DMM法人営業部 須藤
何事もゴール設定と、それまでの中間目標を立てることが大切ですね。
数ヶ月先までスケジュールや目標がちゃんと分かってると、今度の交流会までに前回オススメしてもらった教材クリアしようとか、モチベーションも上がりそうです。

上田さん、本日はありがとうございました。


上田
こちらこそありがとうございました。

この記事のまとめ

1:モチベーションをあげる原理は、「内発的動機付け×外発的動機付け+自己評価」である。
2:内発的動機付けをサポートする方法
 ①学びたい言語を公用語とする国の文化を知る。その国の人と接する。
 ②何故英語研修が必要なのか、受講者にきちんと説明する。
3:外発的動機付けをサポートする方法
一定の英語スキルを得たり資格を取れた人にはインセンティブを与えるなど、制度を明確にする。
4:研修でモチベーションを維持するために意識すること
 ①役職や英語力に配慮したチームビルディングを徹底する。
 ②研修のスケジュールを明確にする

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『お悩み解決~どうやって効果を出したらeKnow?~』は次回以降、毎月第二、第四木曜日に更新致します。
次回(9月8日)は、「資格は持っているのに、実際に英語をしゃべることが出来ない社員が多い。しゃべれるように教育したい。」という研修担当者様 / 経営者様のお悩みをQ-Leap株式会社 代表 愛場吉子様に解決して頂きます。 ご期待くださいませ。
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(編集:渡邊 杏奈)

各国文化と共に学ぶ初級からのビジネス英語
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