則岡麻里絵
(更新)
英語学習には、多大な時間、継続的な努力、勇気などが求められますよね。
学ぼうと決意したものの、なかなか継続できなかったり、思うように上達しなかったりで、挫折しそうになっている方も多いことでしょう。
この記事では、そんな方に向けて15の名言を選んでみました。
どれも簡単に読めるものばかりですが、元気や勇気をもらえる言葉たちです。
お気に入りの名言を見つけて、英語学習のモチベーションアップにぜひ役立ててみてくださいね。
「最初のステップは、『できる』と言うことだ」
— ウィル・スミス(アメリカ/俳優・映画プロデューサー・ラッパー)
「自分はできる」と信じることは大事ですよね。英語らしいポジティブな名言です。先に「できる」と宣言してしまうことで成長できることもあるのではないでしょうか。
「成功は決定的ではなく、失敗は致命的ではない。大切なのは続ける勇気だ」
— ウィンストン・チャーチル(イギリス元首相・ノーベル賞文学賞受賞者)
この “count” は、「重要である」「肝心である」という意味です。まさに英語学習のためにあるような名言ですね。英語学習は、根気よく続けていくことがとても大切です。
「外国のアクセントって何か知ってる?それは勇気の印なのよ」
— エイミー・チュア(アメリカ/法学者・弁護士)
慣れないうちは、英語を話すのに勇気が要りますよね。発音を気にして話せなくなってしまう方には、ぜひ思い出してほしい名言です。
「プランAがうまくいかなくても、アルファベットにはまだ25文字ある。日本にいたら204文字よ」
— クレア・クック(アメリカ/作家・パブリックスピーカー)
“plan A” とは「従来案」のことです。「代替案」を意味する ”plan B” とよく一緒に使われます。
アルファベットは全部で26文字なので、この名言は「最初の案(”plan A”)が上手くいかなくても、他に25通りの案がある」と言っているんですね。
「日本にいたら204文字」の204という数字がどこから来たのか不明ですが、日本語の文字数は英語のアルファベットよりも多い=代替案もたくさんある、ということでしょう。
いずれにしても、最初の計画が上手くいかなくても、まだ方法はたくさんあるよ!ということですね。英語学習にもいろいろな方法があるので、ある方法が向いていないと思ったら、他の方法を探してみるのもいいかもしれません。
「私は失敗というものを信じない。その過程を楽しんでいれば、それは失敗ではないから」
— オプラ・ウィンフリー(アメリカ/テレビ司会者・プロデューサー・慈善家)
過程を楽しむというのは大事なことですね。せっかく時間を費やすなら、英語も楽しく学べる方法を探したいものです。
「成功に秘訣はない。準備、努力、反省の結果が成功だ」
— コリン・パウエル(アメリカ/政治家)
簡潔に「反省」と訳していますが、“learning from failure” は「失敗から学ぶこと」ですね。英語学習でも、失敗から学ぶことで成功につなげられることは多いのではないでしょうか。
「学ぶことに情熱を燃やそう。そうすればあなたの成長は決して止むことがない」
— アンソニー・J・ダンジェロ(アメリカ/作家)
学ぶことに熱中できる人は強いですね。“cease” は「止める」という意味なので、”never cease to grow” で、「決して止むことがない」の意味になります。
「ミスをしない人間は、何もしない人間だけだ」
— セオドア・ルーズベルト(アメリカ元大統領)
ミスは、勇気を出して行動を起こした結果ですね。間違えて恥ずかしい思いをすることがあるかもしれませんが、そのおかげで二度と間違えなくなるというように成長につながることも多いです。
「学べる時に、学ぶことができる人から、学べることをすべて学びなさい。いつか必ずあなたがやってきたことに感謝する日が来るでしょう」
— サラ・コールドウェル(アメリカ/オペラ指揮者・音楽監督)
与えられたチャンスを無駄にせず、吸収できるものはどんどん吸収したいですね。今必要ないように見えることも、学んでおくといつか活かされるときが来るかもしれません。
「少なくとも2つの言語が理解できなければ、1つも理解できない」
— ジェフリー・ウィランズ(イギリス/作家・ジャーナリスト)
別の言語を学ぶと、言語を相対的に捉えられるようになるんですね。英語を学ぶことで、日本語の理解も深まるとしたら一石二鳥です。
「異なる言語は、異なる人生のヴィジョンをもたらす」
— フェデリコ・フェリーニ(イタリア/映画監督・脚本家)
英語を学ぶと世界が広がり、物事をいろいろな角度から見られるようになるのではないでしょうか。既成概念に捉われなくなり、選択肢も広がることでしょう。
「私の言語の限界が、私の世界の限界だ」
— ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(オーストリア・イギリス/哲学者)
こちらも言語を習得することで世界が広がるということを暗示していますね。英語ができれば、入手できる情報やコミュニケーションを取れる人数が各段に増えます。
「他の言語を学ぶことは、まるで他の人になることのようだ」
— 村上春樹(日本/小説家・アメリカ文学翻訳家)
人格は言語によって作られる部分があるのかもしれません。自分以外の人になったような体験ができたら人生二度おいしいですね。
「言語とは文化のロードマップだ。それは人々がどこからきて、どこへ向かうのかを教えてくれる」
— リタ・メイ・ブラウン(アメリカ/作家・活動家)
文化と言語は切っても切り離せません。文化が反映されているということが分かると、英語学習はさらに面白くなります。
「難しい道は、しばしば美しい目的地に導いてくれる。最高なことはこれから起こる」
— ジグ・ジグラー(アメリカ/作家・講演家)
“The best is yet to come.” という表現は、「最高なことはまだ起こっていない」=「最高なことはこれから起こる」という意味です。今難しいと感じても、学習を続けることで得られるものは大きいのではないでしょうか。
心に響く名言がありましたか?
安心感を得られるものもあれば、目標として掲げられるものもあったのではないでしょうか。学習を継続できるよう、挫折しそうになったときに思い起こせるといいですね。
対訳が見つかることも多く、名言を読むことは気楽に英語を学ぶ方法としてもおすすめです。
ここでご紹介したものの他にも、英語の名言は無数に見つかりますので、“motivational quotes”、 ”inspirational quotes” などで検索して、ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。
また、「人生に役立てたい名言」「仕事に役立てたい名言」をこちらの記事でも紹介していますので、ぜひ読んでみてください。