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【DMM英会話教材】英会話講師が伝授する教材選びの3つのポイント

【DMM英会話教材】英会話講師が伝授する教材選びの3つのポイント

こんにちは。
以前は高校の教員で、現在はDMM英会話で講師をしております、Kurumiです。

私は日本人講師なので、初回のトライアルレッスンの生徒さんや、英語学習を始めたばかりの初級〜中級学習者の生徒さんとのレッスンが多いです。

そして、みなさんが抱えていらっしゃる疑問や悩みには共通点があり、特に多いのが教材選びに関するもの。

「どの教材から始めたらいいかわからない」
「やっていた教材をすべて終わらせたので、次にやる教材選びで悩んでいる」
「自分にピッタリの教材が無くて困っている」

などなど、DMM英会話は教材数が多いことが魅力の一つでもありますが、それゆえに何を選べばいいかわからない…というユーザーさんも少なくありません。

そこで今回は、私の考える教材選びで必ずおさえたい3つのポイントを紹介させていただきます。あなたのレベルや目的に応じて、ぜひ最適な教材を見つけてみてください。

教材選びのポイントは3つ

ポイントは3つ

教材選びで大切なのは、以下の3つのポイントを満たしているかどうかです。

①レベルがあった教材を使うべし

使う教材が簡単すぎると実力がつきませんが、逆に難しすぎるとツラくて続きません。なので、自分のレベルにあった教材かどうかがとても重要になってきます。

DMM英会話の教材ページトップをみてみると、自分のレベルにあった教材の絞り込みができる機能がついています。

レベル

レベルの一覧とそれぞれの目安は、以下の通りです。
TOEIC換算など、より詳細な情報はこちらからご確認いただけます。

【Beginner 1~3(初級)】
■1 アルファベット、数字、あいさつ、基本的な表現が使える

アルファベットの読み書きができます。自分の名前が言えて、他の人の名前や国籍を聞くこともできます。完全な文章を作ることはできませんが、簡単な単語を使って基本的な質問に答えられます。

■2 身近なものについて質問のやりとりができる

簡単な言い方で何かの位置や場所を説明することができます。挨拶をする、限られた言葉で飲み物や食べ物を頼む、家族や友達に関する質問に答えるなどの応答ができます。

■3 自分の日常生活や気持ちの説明ができて、買い物など基本的なシチュエーションにも対応できる

簡単な言い方で自己紹介をしたり、自分の趣味や興味を伝えることができます。助動詞 can を使ってできること、できないことを表現することができます。また、簡単な語彙でほかの人の好みを説明することもできる。

【Intermediate 4~6(中級)】
■4 簡単な日常会話を楽しめる

さまざまなシチュエーションに合った英語を使うことができます。簡単な言い回しで食事を注文する、何が欲しいかを伝えて買い物をする、簡単な語彙で誰かを誘うなどができる。

■5 海外旅行で英語が使える

海外旅行で基本的なコミュニケーションを取ることができます。電話でホテル、レストラン、交通手段の予約をする、人、場所、経験など日常的なトピックについて詳しく説明することなどができる。

■6 日常会話を問題なく楽しめる

決まった表現を使って未来の計画や意思を説明することができます。身近なトピックに関する簡単な話の言い換えもできます。さらに詳細な指示を出したり、従ったりもできます。また、簡単な単語を使って映画、本、劇について話すことができます。

【Advanced 7~8(上級)】
■7 字幕なしでも英語のテレビや映画が分かる

字幕がなくてもテレビや映画が分かります。一般的な用語を使って環境問題について話したり、よく知られている社会問題についてある程度詳しく自分の考えを伝えたりすることもできます。

■8 職場で英語を使って、外国人の同僚とコミュニケーションが取れる

職場で問題なく英語が話せます。お店や郵便局での返品や謝罪など、特殊なシチュエーションに対応できます。さらに、いろいろな物事についてアドバイスをすることができます。

【Proficient 9~10(堪能)】
■9 いろいろなボキャブラリーを使ってネイティブとスムーズに会話ができる

多くの単語やイディオムを使って自分の意見を伝えることができます。そのほか、ある問題に対する取り組み方や解決方法の利点、欠点を比べる、自分について話す時にくだけた言い方と改まった言い方を使い分けることができます。

■10 外資系の会社で英語を流暢に使える

ネイティブ並みの会話力です。話すスピードが速く、くだけた言葉が使われているディスカッションにも参加することができます。意味の微妙な違いを理解し、その場で自然に流暢にそして的確に自分の考えや意見を表現することができます。

1から10までレベル分けされていますが、それでもやはり、「自分の本当のレベルがわからない」という方は以下の方法を試してみてください。

自分のレベルの確認方法

試しにやってみる

自分のレベルにあった教材なのかどうかは、実際にレッスンで使ってみて判断するのが一番シンプルでわかりやすい方法です。

「だいたいこれくらいかな?」と思うレベルを選んで、レッスンが簡単であればもうちょっと難しい教材に変えて、難しすぎればもう少し簡単な教材にレベルを落とせばよいわけです。

DMMオリジナル教材(Daily News/Conversation)での判断例はこちらです。

【教材レベルの判断基準例】

《簡単すぎる》
・ 各教材に出てくる単語や表現に、すでに覚えているものしかない。

・ 予習をしないで授業をうけても内容が頭に自然と入ってきて、内容に関する質問にすべて即答で正解できる。

《難しすぎる》
・ 出てくる単語や表現のうち、初めてみるものが2/3以上あり、発音もほとんどわからない。

・ 予習をしないで授業に臨みと、内容がどんなことなのかわからない。質疑応答に時間がかかってしまう上に、見当違いな解答をして間違えた。

先生に直接聞いてみる

この方法がベストです。授業をうけもった先生から見たあなたの英語力は客観的なので、じぶんで考えるよりも正確です。

レッスンの終わりのタイミングで、使っていた教材のレベルが自分に合っていたか先生に聞いてみましょう。

【使える英語フレーズ集】

Do you think the material I used today was too (difficult/easy) for me?
「今日の教材は私にとって難しすぎた(簡単すぎた)と思いますか?」

I felt that this material was too (difficult/easy) for me. Do you think that I should try (lower / higher) level materials?
「今日の教材は難しすぎた(簡単すぎた)と感じました。もっと簡単な(難しい)教材を試して見るべきでだと思いますか?」

What level of material should I try for my next lesson?
「次のレッスンからどのレベルの教材を試してみればよいですか?」

Do you recommend any other materials that are suitable for my English level?
「何かわたしのレベルに適したオススメ教材はありますか?」

②目的にあった教材を使うべし

目的にあった教材を使うべし

「英文理解できるようになりたい」「ボキャブラリーを増やしたい」「ライティングを磨きたい」「リスニング力をつけたい」など、英語学習者にはさまざまな目的があり、それぞれの目的に合った教材を選ぶことが大切です。

ここでは例として、スピーキングを伸ばしたい場合の教材選びのポイントをご紹介します。

そもそもスピーキングには、文を組み立てる力が必要不可欠。よって、語彙・文法・フレーズなどの基礎知識をインプットができる教材は全てスピーキングを伸ばすのに役立つといえます。

では実際に、どのような教材を選べばよいのでしょうか。

⑴語彙や文法の知識がある程度あり、ある程度文を組み立てられる方はアウトプット重視の教材、⑵語彙や文法の知識があまりなく、文をなかなか自分で組み立てられない方、はインプットがあった上でのアウトプット活動がある教材がオススメです。

⑴文がある程度組み立てられる方

基本の文が組み立てられるのであれば、自分の考えを表現できる機会が多い教材が効果的。ぜひ、25分間しゃべり倒してください。『Daily News』はもちろんオススメですが、それ以外にも話す練習がたくさんできる教材があります。

■オススメ教材『テーマ別会話』

こちらの教材の中で特にオススメなのが、「Agree or Disagree-賛成と反対」です。

例えば、「医療研究のために動物実験を行うべきか」「ベジタリアンになるべきか」「紙の本の方が電子書籍よりよいか」「愛はお金より大切か」などなど、賛成も反対も間違っていないようなテーマがなんと1レッスンにつき5トピックで51レッスンもあります!

是非、先生と熱い議論を交わしてみてくださいね、盛り上がること間違いなしです!

▷『テーマ別会話-Conversation Topics』はこちら

■オススメ教材『ディスカッション』

本文が短めで、ディスカッションや要約がメインの教材。この本文の要約のパートは、自分の知っている表現で理解した内容を簡潔にまとめる力がつくのでオススメです。インプット少なめ、アウトプット多めなのもGood!

▷『ディスカッション-Discussion』はこちら

⑵文をなかなか自分で組み立てられない方

教材の中にある表現やフレーズをそのまま覚えてから、すぐに話す練習をして定着させるのも一つの学習方法です。

いきなり話すのではなく、表現の例から使える語彙やフレーズを覚えて、練習をしてから自分の意見を表現するという流れの教材がオススメ。

■オススメ教材『会話』

DMM英会話の生徒さんで初級から中級の方によく選ばれている大人気の教材です。この教材は、初級から上級までレベルに合わせて使うことができます。

初級の方は『Getting Started-はじめの一歩』の教材を使って、日常会話で必要とされる表現をそのまま覚えてください。文法や語彙が全くわからなくても、こちらで取り上げている表現をそのまま覚えてから使って、記憶を定着させましょう。

中級の方は『Now You're Talking!-英語を話そう』で様々なシチュエーションで使える表現を覚えて、語彙とフレーズを増やしていってくださいね。

▷『会話-Conversation』はこちら

■オススメ教材『瞬間英作文』

私は元高校教員ですので、よく文法の指導もオンラインレッスンでしますが、この教材を選ばれる生徒さんが多い印象です。

こちらの教材は中学英語の基本の文を何回も繰り返し音読し、覚えてから先生とチェックしていく教材です。基本の文を丸暗記するので、文の組み立て方がよくわかるようになります。文の組み立てかたや文法でわからない点があれば先生に質問しましょう。

▷『瞬間英作文-Shunkan Eisakubun』はこちら

③興味を持ってしまう教材を使うべし

興味を持ってしまう教材を使う

自分が心から惹かれる題材があれば、それは確実にあなたのための教材です。

「知りたい!話したい!」という動機は、言語学習の最強のモチベーション。自分の専門や好きなトピック、趣味に関連するものなどを検索してフル活用しましょう。

DMM英会話の大人気教材『Daily News』は幅広いニュースや時事ネタを扱っており、あなたの興味を引く教材が必ずあるはずです。

『Daily News』の検索方法

①『Daily News』トップ画面の右上にある検索マークをクリック
検索方法

検索マークをクリックすると、キーワードを入力できるようになります。

②キーワードを入力

例えば、犬が好きな方は検索窓に "dog" と入力してみます。

キーワードを入力

すると、犬に関する面白そうな記事がたくさん出てきました。
これでしばらく教材選びには悩みませんね!

またもう一つの例として、アップル社の製品のファンだという方は "apple" と入力してみましょう。

appleを検索

たくさんの記事がヒットしました。

アップルファンの方は、もう既に知っているような内容を英語で読むことになります。すると、知らない単語やわからない表現の予測が自然とかんたんにできるので、自分のレベルを超えた文章もあっさりと読めてしまうことでしょう。

またディスカッションパートでは、自分の専門や趣味に関することなので、いつも以上に議論が白熱すること間違いなしです。

▷『Daily News』はこちら

おわりに

いかがでしたか?

3つのポイントを説明しましたが、基本的に自分がやっていて楽しく、好きだと思える教材であればどれでもかまいません。

英語学習はプロセスを楽しみながら続けることがとても大切ですので、「もうこれは楽しくないし辛い」と思ってしまったら、その教材はきっとご縁がなかったということです。

教材選びに悩んでいる方は、今回のポイントをぜひ参考にしてくださいね。それでもやっぱり悩んでしまう方は、レッスン中に先生に相談してください。先生が親身になって、あなたに合った教材を紹介してくれるはずですよ!