失敗をおそれずとにかく挑戦!Maki講師インタビュー後編 【「これ聞いてeKnow?」リリース記念】
DMM英会話の新サービス 日本人アドバイザー「これ聞いてeKnow?」がリリースされました!
海外経験豊富な日本人アドバイザーから、留学や海外生活、時には国際結婚まで(!)「これ聞いていいの?」という疑問を気軽に解決できるサービスです。
そこで今回は、日本人アドバイザーのMaki講師にお話を伺いました!
Maki講師は英語初心者の状態でアメリカの高校に入学。一度帰国し日本の大学を経て再渡航し、ニューヨークでインテリアデザインを学んだ後、現地の事務所で働いていました。また、日本に帰国後も外資系のデザイン事務所で働くなど、さまざまな経験をお持ちです。
海外生活での面白い出来事や英語学習で工夫したことなど、リアルで役に立つ体験談を2回に分けてお届けします!
インテリアデザイナーを目指して
高校を卒業された後は、日本の大学に入学されたのですね。
実は大学もアメリカで決めてはいたのですが、ちょっと燃え尽きてしまって。それで日本の大学に入学し、チアリーディングをやっていました。大学卒業後1年間はホテルのフロントで働いていたのですが、その後ニューヨークに渡航してインテリアデザインの学校に入学したんです。
インテリアデザイナーには前から興味があったのですか?
実はずっとデザイナーになりたかったのですが、親から「まずはちゃんと勉強したほうが良い」という声もあり、大学では普通に勉強していました。でも、やっぱりデザインがやりたくて渡航を決めました。
初歩的な質問ですが、インテリアデザイナーとはどういうお仕事ですか?
建築士とインテリアデコレーターの中間のようなポジションで、建物の内側の空間全体をデザインします。照明や家具はもちろん、全体のレイアウトや雰囲気まで幅広く手がけます。
とても面白そうですね!
インテリアデザインの学校には若い生徒だけではなく、キャリアチェンジを目指して入学してくる大人も多かったです。学校の課題では、平面図、立面図、3Dイメージなど、とにかくいろいろな図面を描くんです。もともと絵を描くことが好きだったので、夏休みにはニューヨークのデッサン教室にも通いました。作品づくりに夢中で、寝る間も惜しんでやっていましたね。
課題が終わったり、暖かい季節になったときにはみんなで盛大にパーティーをしたのも印象に残っています。勉強漬けの2年間でしたが、終わったときの達成感は大きかったですね。

実際にニューヨークで働いてみて、印象に残っていることはありますか。
パーティーの会場デザインは面白い経験でした。シングルベッドを買ってベンチにしたり、ランプを100個床に並べたり、南国風の葉っぱで料理を盛り付けたり....ユニークなアイデアを形にするのが楽しかったですね。少人数の事務所だったので、アットホームで賑やかでした。事務所にいたボスの犬が、私が頑張って作った資料をバクバク食べちゃったこともありましたが...(笑)。
日本とアメリカの働き方に板挟み
日本に帰国されてからもインテリアデザイナーとして働かれたのですよね。
そうです。外資系のインテリアデザイン事務所で働いていました。とても国際色豊かな環境でしたね。
日本とアメリカでの働き方に違いはありましたか?
私の場合、外資系ということもありお客様の多くは外国の方でした。ただ、現場の職人さんは日本の方。日本の職人さんは完璧主義で、1mmのズレさえも許されません。職人さんから「1mm違うけど大丈夫か?」と連絡が来ると、その度にお客様にも確認を取らなければなりませんでした。ただお客様は「そんな細かいことより早く完成させてくれ」というスタンスだったので、その調整が大変でしたね。逆にアメリカの職人は「見えなければ気にしない」といった雰囲気だったので(笑)、日本との違いがとても面白かったです。

最後に、英語学習を頑張る人へメッセージをお願いします。
英語って覚えることも多いし、一夜漬けの教科ではないんですよね。それに学校の英語の勉強はつまらなかったという人も多いと思います。
それでも、他の国の人と話すことは結構面白くて。カルチャーが違う人と喋ってみると、いくつになっても発見がいっぱいあるんです。なので、話すことを楽しんで欲しいですね。とにかく失敗してもいいので。私もたくさん失敗してたくさん大笑いされて、でもそれがあったから覚えられたこともあるので、恐れずに喋ってみてください。間違ってもいいので。
Maki講師、ありがとうございました!失敗を恐れずにとにかくチャレンジしてみる、そんな姿勢がとても素敵でした。
もっと海外生活や英語勉強についてMaki講師に聞いてみたい!と思ったら、ぜひ 日本人アドバイザーサービス「これ聞いてeKnow?」で相談してみてくださいね。
