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ミラノ・コルティナ冬季オリンピックから学ぶ!生きた英語表現

ミラノ・コルティナ冬季オリンピックから学ぶ!生きた英語表現

2026年2月6日から、第25回オリンピック冬季競技大会がイタリア北部の都市・ミラノとコルティナ・ダンペッツォで開催されます。

スポーツ観戦は、実は最高の英語学習ツール。実況中継やインタビューには、教科書には載っていない「生きた表現」が詰まっています。

今回は、大会を120%楽しむために知っておきたい英語フレーズや、意外と知らない競技名の由来などをまとめました。

まずは2026年大会の公式スローガンをチェック!

今回の大会スローガン(Motto)は、英語学習者にとっても覚えやすいシンプルなフレーズ。

"IT'S YOUR VIBE"

イタリア(Italy) を意味する「IT」で始まるこの標語は、同時にミラノ・コルティナ2026の価値、スタイル、DNAを表し、さまざまな形で応用される。

公式HPより引用)

一見シンプルなスローガンですが、ここには面白い仕掛けがあります。

  • vibe: 「雰囲気」「ノリ」「ワクワク感」を意味する口語表現。
  • IT: 実はこれ、Italy(イタリア)の国名コード「IT」とかけています。

「君の熱狂が、イタリアの熱気(=バイブス)になる」という二重の意味が込められているんです。日常会話でも "I like your vibe!"(君の雰囲気いいよね!)のように使えますよ。

We have a similar vibe, so we get along well.
僕たちはノリが似ているから、気が合うんだ。

実は知らない?冬の競技名の「意外な意味」

冬のオリンピック競技には、面白い語源を持つ単語がたくさんあります。

Figure Skating(フィギュアスケート)

冬のオリンピックといえば、やはりフィギュアスケートに注目する方も多いのでは。

実は、フィギュアスケートはもともと氷の上にスケート靴の刃(エッジ)で正確な図形(Figures)を描くことを競うものだったとか。氷の上に複雑な模様を描いてその正確さを競う競技が、1860年代ごろからバレエの動きや音楽が組み合わされ、今のような形になっていきました。

The name "figure skating" comes from the complex shapes skaters used to carve into the ice.
フィギュアスケートという名前は、かつてスケーターが氷の上に刻んでいた複雑な図形に由来しています。

skeleton(スケルトン)

とてつもないスピードで迫力のある競技ですよね。
この「スケルトン」、直訳すると「がいこつ」。ちょっと怖い名前ですが、一説には「ソリの形が骨組みだけのようだったから」という理由で名付けられたと言われています。

He's flying down the track on a skeleton sled.
彼はスケルトンのソリでコースを爆走している。

Luge(リュージュ)

フランス語で「小さなソリ」を意味します。スケルトンは「うつ伏せ」、リュージュは「仰向け」で滑るのが大きな違いです。

リュージュは伝統的にドイツやオーストリアなどのヨーロッパ勢が非常に強く、日本にとっては強敵となっているのが現状です。

Breaking into the top group in the luge competition is a huge challenge.
リュージュ競技でトップ集団に食い込むのは大きな挑戦です。

Ski Mountaineering(スキーマウンテニアリング)

2026年大会から追加される新競技、通称 "SkiMo"(スキーモ)。日本語では「山岳スキー」とも呼ばれます。

単に滑る速さを競うだけでなく、「自力で山を登り、滑り降りる」という、雪山での総合的なサバイバル能力が問われる非常にタフな競技です。"mountaineering" は「登山」を意味します。

既存のスキー場だけでなく、自然の地形をそのまま利用するため、サステナブルなスポーツとして期待されているんです。

Ski mountaineering will make its debut as an official sport at the 2026 Winter Olympics.
スキーマウンテニアリングは、2026年冬季オリンピックで公式種目としてデビューします。

インタビューでよく聞く!アスリートの英語フレーズ

メダルを獲った選手や、惜しくも敗れた選手がよく使う「超頻出」表現を紹介します。

英語フレーズ意味ニュアンス
go for the gold金メダルを狙う「全力を尽くす」という比喩でも使われます。
push my limits限界を超えるアスリートがよく口にするストイックな表現。
It hasn't sunk in yet.まだ実感が湧きません。優勝直後のインタビューの定番!
on thin ice危うい状況直訳は「薄い氷の上」。スケート競技以外でも使われる慣用句です。
After four years of training, I'm ready to go for the gold in Milan.
4年のトレーニングを経て、ミラノで金メダルを獲る準備はできています。
In Ski Mountaineering, you have to push your limits every single second.
スキーマウンテニアリングでは、一秒一秒が限界との戦いです。
I’m holding the medal, but it hasn't really sunk in yet that I'm an Olympic champion.
メダルを持っていますが、自分がオリンピック王者だという事実はまだ実感が湧きません。
With two falls in the first half, the skater is on thin ice for the final ranking.
前半で2度転倒し、そのスケーターの最終順位は危うい状況だ。

おうちでできる!オリンピック英語学習法

世界中から選手が集まる大会期間中は、生きた英語表現の宝庫!以下の方法で「英語漬け」になるのもオススメですよ。

  1. 公式SNSをフォロー: Olympics公式の投稿は、短くて読みやすい英語の宝庫です。
    (X: https://x.com/Olympics)(Instagram: https://www.instagram.com/olympics/
  2. 英語実況で観る: NHKなどでは、英語の副音声に切り替えられることも。現場の生の声が聞けて、 "spectacular!"(目を見張るような!) や "under pressure"(プレッシャーの中で) といった表現が何度も出てきます。
  3. マスコットの名前を覚える: 今大会のマスコットはオコジョの「Tina」と「Milo」。彼らの紹介文を公式サイトで読むだけでも、良いリーディングの練習になりますよ。
オコジョ

おわりに

ミラノ・コルティナ大会は、イタリアの情熱と最新の英語表現に触れられる絶好のチャンスです。
スポーツへの興味を英語のモチベーションに変えて、2026年を「英語力が爆上がりの年」にしましょう!

次回のレッスンでは、ぜひ講師とオリンピックの話で盛り上がってみてくださいね。