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「Kawaii」以外にもたくさん!英語でそのまま使われている日本語

「Kawaii」以外にもたくさん!英語でそのまま使われている日本語

“Kawaii” や “Sushi” など、今では世界的に通じる日本語が増えてきましたよね。

これらの単語の多くは、その単語が指し示す概念や物が日本特有なことから、英語には対応する適切な単語がなく、そのまま日本語が借用語として取り入れられたパターンが多いんです。

そこで今回は、最近ますます増えている日本語そのままで通じる英単語をまとめました!

趣味・嗜好編

1.Kawaii = 可愛い

漫画やアニメが輸出されるにつれて広まったと考えられ、「21世紀に入って世界に最も広まった日本語」とする意見もあるんです。

2.Karaoke = カラオケ

海外ではあまり見かけないカラオケ。東南アジアの一部や韓国などにはあったりしますが、ここまでカラオケが一般的なのは世界でも日本くらいです。

でも、カラオケが大好きなのは世界共通。筆者が海外在住の頃は、YouTubeのカラオケ映像に合わせてホームパーティーで歌ったりもしていました!

3.Bonsai = 盆栽

これも日本独特の文化の言葉です。他にも "Ikebana=生花" なども通じるんです。最近では盆栽のファンが海外にたくさんいらっしゃいます。

4.Samurai = 侍

最近では時代劇ドラマシリーズ「Shogun」も話題になったように、日本の侍文化は海外でもとても人気が高く、そのままの日本語で通じます。

5.Zen = 禅

近年ではスティーブ・ジョブズの影響もあり世界中で広まった禅の考え方。もともとは仏教学者の鈴木大拙が禅についての著作を英語で著し、日本の禅文化を海外に紹介したことが欧米での禅ブームのきっかけの一つだと言われています。英語でも発音しやすいこともあり、外国人のウケもとても良いですよ。

6.Manga = 漫画

海外の本屋に行くと "Manga" コーナーの表記があるくらい一般的で、日本の漫画がずらり。日本では大体一冊500円程度の漫画本ですが、海外では安くても一冊1,000円以上するんです!なかなか購入できない、高級品です。

7.Shogi = 将棋

海外で言うところのチェス(chess)ですが、やはり似て非なるもの。チェスと違って取った駒を使って攻撃できるなどの独特のルールも多いので、言葉も独立して広まったようです。

文化編

8.Kaizen = 改善

実は、自動車メーカーのTOYOTAが生みの親である "Kaizen" という言葉。「ムダ・ムラ・ムリ」を排除し、生産性や品質を高める活動のことをいいます。とにかく効率化を極めるためのプロセスは、今や世界中でも親しまれています。

9.Origami = 折り紙

日本ならではの文化ですが、最近は人気が高まり、世界の数十箇所に「折り紙協会」が作られるほどなのだとか。たった1枚の紙からいろいろな形が作られていくのに驚く海外の方も多く、特に鶴(crain) などはとても評判が良いようです。

10.Karate = 空手

東京2020オリンピックで正式種目となった空手。一躍注目を浴びましたよね。相手を倒すよりも自分を磨くことに重きを置くこともあって、世界中に習いたいという人は多いようです。

11.Otaku = おたく

今ではかなりの市民権を得たこの言葉。日本のサブカルチャーから派生したこの言葉は、昔は印象がそこまで良くなかったものの、今や「クール」な存在になりつつあります。 

食べ物編

12.Sukiyaki = すき焼き

1960年代に坂本九さんの曲「上を向いて歩こう」が「Sukiyaki」というタイトルでアメリカのビルボードで1位を獲得したことが非常に有名ですが、料理のSukiyakiも今となっては結構ポピュラー。

13.Tofu = 豆腐

まだ海外での知名度はそこまで高くありませんが、英語で “Tofu” と検索しただけでも沢山のレシピが。YouTubeでは海外の料理系YouTuberが豆腐を使ったレシピを紹介していましたよ!

14.Miso = 味噌

日本人にとってなくてはならない味噌。海外のアジア系スーパーには必ずと言って良いほど置いてあります。ただし、日本に比べると信じられない値段なので要注意。

15.Ramen = ラーメン

これは世界中で有名なのは皆さんご存知かと思います。来日観光客に「日本で食べたいものは?」と聞くと今や “Sushi” よりも先に “Ramen” が出てくることも!?

16.Teriyaki = 照り焼き

実は、海外のマクドナルドには「てりやきバーガー」は存在しません。そのため、多くの外国人が日本のマクドナルドでてりやきバーガーを注文するんだとか。

17.Sake = 日本酒

海外のバーやレストランでもたまに見かけるようになりましたが、英語の “Sake” は「ビールやワインも含むお酒全般」ではなく「日本酒のみ」を指すので注意。

食べ物はその国の文化を表す大きな要素なので、ぜひさまざまな日本の食べ物を英語で説明できるようにしてみてください。会話が盛り上がること間違いなしです。

おわりに

いかがでしたか? 意外にも日本語そのままで英語でも通じる言葉は多く、日本文化の拡大とともにどんどん増えてきているんです。

また、日本の文化は独特なので、いちいち翻訳せずそのままの意味が有名になっていくことも。レッスンで早速講師と「この言葉、知ってる?」と聞いてみてくださいね!