英語の相づちをマスターして、会話上手になろう!
英語で会話をする時、意外につまづくのが相づち。私自身、日本語で話す時は相づちに悩んだことなんてなかったのに、英語の相づちは気がつけばワンパターンになりがちで、「同じ相づちばかりしていて、相手に退屈していると思われたらどうしよう」と悩むこともしばしば。
実際、アメリカに来たばかりの頃は、気の利いた相づちがうまく打てなくて、そう思われていたこともあったようです・・・
そこで今回は、相づちのパターンをシチュエーション別にまとめてみました。さまざまな相づちのパターンを身につけて、会話をもっと楽しみましょう!
英語の相づちをマスターしよう!
うなづく時
まずは相づちの王道、うなづく時の表現です。相手の言うことを聞いて、「うんうん、そうですね」とうなづく時は、以下の表現がよく使われます。
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- Uh-huh.
※ 日本語の「うんうん」に近いニュアンスです。
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- Right.
- Sure.
※ "Right." "Sure." は、どちらも相手の言っていることに対して、「そうですね」と受け止めるニュアンスです。
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- That’s true.
※ 相手の言っていることが事実である時に、「その通りです」と認めるニュアンスです。
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- Exactly.
- Absolutely.
- Definitely.
※ "Exactly." "Absolutely." "Definitely." は、どれも相手の言っていることに完全に同意する時に、「全くその通りです」と受け止めるニュアンスです。
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- Totally.
※ 上記に同じですが、"Totally." は、もう少しカジュアルなニュアンスがあります。
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- I got it.
※ 相手の言っていることを理解した時に、「わかった」とうなづくニュアンスです。
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- I see.
※ 相手の言っていることを聞いて納得する時に、「なるほど」とうなづくニュアンスです。
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- That makes sense.
※ 相手の言っていることが理に適っている時に、「そういうことか」とうなづくニュアンスです。
賛同する時
相手の話を聞いて、「良いね!」と言う時には、以下の表現がよく使われます。
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- That’s great!
- Wonderful.
※ "That's great!" "Wonderful." は、相手の言っている状況に対して、「良いね!」と言うニュアンスです。
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- Cool.
- Sweet.
※ 上記に同じですが、 "Cool." "Sweet." は、もう少しカジュアルなニュアンスがあります。
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- Good for you.
※ 相手の言っている状況に対して、「良かったね!」と讃えるニュアンスです。
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- That’s amazing!
※ 相手が言ったことに、「すごい!」と興奮するニュアンスです。
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- Sounds good.
※ 相手の言う状況に対して、「それ良いね!」と言うニュアンスです。
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- Awesome!
※ 相手の言う状況に対して、「すごく良いね!」と応じるニュアンスです。
驚いて聞き返す時
話を聞いていると、「えっ、まじで?」「本当ですか!?」と聞き返したくなる時もあります。そういう時は、以下の表現がよく使われます。
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- Really?
※ 相手の言ったことにびっくりして、「本当ですか?」と聞き返すニュアンスです。
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- Is that so?
※ "Really?" よりもより丁寧に、「本当ですか?」と聞き返すニュアンスです。
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- Seriously?
- Are you kidding?
※ "Seriously?" "Are you kidding?" は、相手の言ったことが本当だとは思えず、「本当に?」と聞き返すニュアンスです。
驚く時
驚く時の相づちもさまざまなパターンがあります。
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- Oh my goodness.
※ "Oh my god." と同じですが、"god" には宗教性も含まれるので、"Oh my goodness." という言い方もよくされます。
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- That's incredible!
- That's unbelievable!
※ "That's incredible!" "That's unbelievable!" は、相手の言ったことに衝撃を受けて、「なんてことだ!」と驚くニュアンスです。
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- I can’t believe it!
- No way.
※ "I can’t believe it!" "No way." は、相手の言ったことが信じられない時に、「まさか!」と驚くニュアンスです。
嘆く時
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- Uh-oh.
※ 良くない状況を聞いて、「あらら」と相づちを打つニュアンスです。
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- Oh boy.
- Oh man.
- Man, oh man.
※ "Oh boy." "Oh man." "Man, oh man." は、良くない状況を聞いて、「あらまあ」と嘆くニュアンスです。
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- Geez.
※ 上記に同じ。相づちとしても使われる "Jesus." や、 "Jesus Christ" の婉曲表現です。
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- That’s terrible.
- That’s awful.
※ "That’s terrible." "That’s awful." は、悲惨な状況を聞いて、「それはひどい」と嘆くニュアンスです。
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- That’s too bad.
※ 残念な状況を聞いて、「それは残念」と嘆くニュアンスです。
不確かな時
話をしていて、不確かな相づちを打つ時には以下の表現がよく使われます。
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- Probably.
- Maybe.
- Could be.
※ "Probably." "Maybe." "Could be." は、相手の言ったことに確信を持たず、「たぶんね」と同意するニュアンスです。
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- I guess so.
※ 相手の言ったことに、「そうみたいね」と同意するニュアンスです。
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- Kind of.
※ 相手の言ったことを完全に認めず、「まあね」と濁すニュアンスです。
リピートする
相手の言ったことをリピートする相づちも、よく使われます。日本語でも、「先週東京に行った」と言われて「行ったの?」と聞いたりしますが、同じような会話を英語でもします。
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- Are you?
"I'm a morning person." "Are you?"
「私は朝方人間です。」「あなたが?」
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- Do you?
"I love cooking." "Do you?"
「料理するのが大好き。」「料理できるの?」
要注意の相づち
相づちの仕方によっては、ポジティブにもネガティブにも捉えられる相づちというのもあります。
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- Lucky you.
※ 素直に「良かったね」という意味で使われることもあれば、皮肉を交えて「良かったね」と言う時に使われることもあります。
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- That’s funny.
※ 本当に面白いことに対して「面白いね」という意味で使われることもあれば、皮肉を交えて「はいはい、面白いね」というニュアンスで使われることもあります。
まとめ
毎回相づちを変える必要はありませんが、ずっと同じ相づちにならないよう意識するだけでも、会話はぐんと楽しくなります。
相づちの表現はたくさんあるので、良い相づちを耳にしたら表現をメモしておくのも良いかもしれません。
映画やテレビドラマを観る時も、相づちに注意してみると、すごく勉強になりますよ!