日本のスマホは使えるの?海外に行くなら知っておくべき携帯電話事情
今や毎日の必須アイテムであるスマートフォン。だからこそ、
「初めて海外旅行に行くけど、日本のスマホってそのまま使えるの?」
「留学や短期滞在で海外に行く場合、Wi-FiとSIMどっちを用意すればいいんだろう?」
という悩みはつきものですよね。
結論から言うと、条件を満たしていれば日本のスマホはそのまま海外でも使えます! ただし、仕組みを知らないと高額請求が発生するリスクがあったり、損をしてしまったりすることも。
そこで今回は、海外でスマホを使うための基本的な方法から、フリーWi-FiやSIMの活用法、さらに旅行と留学での選び方の違いまで、分かりやすく解説します!
日本のスマホはそのまま使える?まずは「SIMロック」をチェック!

日本のスマホを海外で使う場合、「SIMフリー端末(またはSIMロック解除済み端末)」であれば、現地の通信回線やSIMカードを利用できます。
総務省のガイドラインに基づき、2021年10月1日以降に日本で発売された端末は原則としてSIMロックがかかっていません。 それ以前にキャリア(ドコモやauなど)で購入した端末を使用している場合は、事前のロック解除手続きが必要です。
【渡航前の事前チェックリスト】
①SIMロックが解除されているかを確認(2021年9月以前発売のキャリア端末は要確認)
②データローミング設定を確認
データローミングとは、契約している通信会社の電波が届かない場所(主に海外)に行ったとき、提携している現地の通信会社の電波を借りてインターネットに接続する仕組みのことです。事前に「海外定額プラン」などに申し込まず、つながるからといってそのまま海外でデータ通信を行うと、1日数千円〜数万円と高額になるリスクがあるので要注意!
・日本のキャリアの「海外定額プラン」などを使う場合 → データローミングをON
・現地SIMやWi-Fiのみで通信し、日本回線の通信を止めたい場合 → データローミングをOFF
海外でネットを使う4つの方法
海外でインターネットに接続する方法は、大きく分けて4つあります。
| 接続方法 | 特徴 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| ① ポケットWi-Fiレンタル | モバイルルーターを持ち歩く | 設定が簡単、複数端末でシェア可能 | 機器の充電・持ち歩き・返却が必要。ルーターから離れると接続できなくなる |
| ② フリーWi-Fi | カフェや施設等の公共Wi-Fi | 基本的に無料 | セキュリティリスクがある、移動中は利用不可 |
| ③ 物理SIMカード | スマホのトレイを開けてカードを入れ替える | 現地電話番号付きプランを選びやすい | カードの差し替えや紛失のリスクがある |
| ④ eSIM | 端末にダウンロードする | オンラインで即開通でき、物理カード不要 | 比較的新しい対応機種が必要 |
数年前までは①のポケットWi-Fiレンタルが主流でしたが、最近筆者が短期の海外渡航で使用するのは④のeSIMです。Wi-Fiルーターを持ち運んだり物理的なSIMカードを入れ替えたりする必要なく、とても楽に設定ができますよ。
フリーWi-Fiだけで過ごすのはアリ?

海外ではフリーWi-Fiが充実している地域も多いですが、カフェや空港の無料Wi-Fiのみで滞在を乗り切るのはおすすめできません。
・移動中の通信ができない: 施設にいないと接続できないため、街中での地図や配車アプリの利用が制限されます。
・セキュリティの危険: 通信が暗号化されていない公共Wi-Fiでは、パスワードや個人情報の盗聴リスクが存在します。
フリーWi-Fiはあくまで補助的な手段として利用するのが安全です。
「旅行」と「留学」で異なる選び方
海外に渡航すると言っても、短期の旅行の場合と長期の留学やワーホリの場合では、おすすめの通信手段が異なります。
【旅行・短期滞在の場合】手軽さと利便性重視
・eSIM / 日本キャリアの海外プラン
日本にいながらネットで簡単に購入〜設定可能。荷物を増やさずに通信でき、費用も抑えやすい傾向にあります。
・ポケットWi-Fi
複数人で同じ回線をシェアしたい場合や、パソコンなど複数の機器を繋ぎたい場合に便利です。
【留学・長期滞在の場合】現地で契約がおすすめ
1ヶ月以上の長期滞在では、旅行者用のレンタルWi-Fiや短期eSIMを使い続けると費用が高額になることも。現地の会社で月額契約をするのが一般的です。
また、長期滞在では、いろんな場面で現地の電話番号が必要になることも多々あります。旅行者向けのeSIMには電話番号が付いていないケースが多いため、長期滞在では電話番号付きの現地SIMを取得するのが良いでしょう。
【電話番号が必要になるケース】
・現地銀行口座の開設や認証手続き
・住宅契約やアルバイト応募時の連絡先
・学校や行政手続きでの本人確認
※長期滞在の渡航直前〜渡航直後では、下記の方法がおすすめ!
- 出発〜現地到着直後の数日用に、短期用eSIMまたは少量のデータプランを用意しておく。
- 到着後、現地の携帯ショップやオンラインで現地キャリアの長期プランを契約する。
海外の携帯ショップや設定で使える英語
現地でSIMカードを購入したり問い合わせたりする際に役立つ表現をご紹介!

・SIM-free / Unlocked phone:SIMロック解除済みスマホ
・Data plan:データ通信プラン
・Prepaid SIM:プリペイド式SIMカード(決まった料金を前払いして購入し、使い切ったらそのまま終了する使い切り型のSIMカード)
・Top-up / Recharge:チャージする(データや残高を追加する)
まとめ
日本のスマホは、適切な手続きと設定を行えば海外でも問題なく利用できます。渡航前にしっかりリサーチし、滞在スタイルに合った通信方法を選びましょう!
次のレッスンでは、講師の国や地域のおすすめの携帯プランについて聞いてみるのも面白いかもしれませんね!
