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〔前編〕きっと「やってよかった」と思える日が来る!Ariel講師インタビュー 【「これ聞いてeKnow?」リリース記念】

〔前編〕きっと「やってよかった」と思える日が来る!Ariel講師インタビュー 【「これ聞いてeKnow?」リリース記念】

DMM英会話の新サービス 日本人アドバイザー「これ聞いてeKnow?」がリリースされました!

海外経験豊富な日本人アドバイザーから、留学や海外生活、時には国際結婚まで(!)「これ聞いていいの?」という疑問を気軽に解決できるサービスです。

そこで今回は、日本人アドバイザーのAriel講師にお話を伺いました!
Ariel講師は日本の大学を卒業後、アフリカのウガンダでJICAの青年海外協力隊の小学校教師として国際ボランティアをしたり、日本のインターナショナルスクールで教師をしたりなどさまざまな経験をお持ちです。

海外生活での面白い出来事や英語学習で工夫したことなど、リアルで役に立つ体験談を2回に分けてお届けします!

先生のおかげで学校が大好きに

まずは自己紹介をお願いします。

Arielと申します。私はもともと日本の大学で教育学を勉強し、小学校・幼稚園の教員免許と保育士の資格を取った後、ウガンダという東アフリカの国で2年間小学校の先生として国際ボランティアをしていました。

日本に帰ってきてからは、インターナショナルスクールの先生や保育士として現場で働いていました。その後、DMM英会話の講師として働いて3年ぐらい経ちます。

ずっと日本の学校に通われていたんですね。もともと英語には興味があったんですか?

英語に興味を持ったのは中学生のときで、なんかアメリカ発音がいいなって憧れていたんです。英語のドラマや洋楽もすごく好きでした。カラオケに行って、当時大好きだったアヴリル・ラヴィーンやテイラー・スウィフトの曲の歌詞を調べて覚えて歌っていました。「とにかくかっこいいから歌えるようになりたい!」って憧れがあったんですよね。

その後、先生を目指したきっかけは何だったのでしょうか。

先生になりたいと思ったのは小学校4年生のときですね。それまではあまり学校が楽しいと思ったことがなかったのですが、当時の担任の先生がすごく面白くて、授業も勉強もすごく楽しくなって。その先生のおかげで4年生からは高校を卒業するまで皆勤賞を取るくらい学校が大好きになりました。それがきっかけで先生になりたいと思うようになったんです。

シェア精神が強いウガンダの人々

教員免許を取った後、ウガンダでボランティアに行かれたんですよね。

そうですね。でも、そもそもの海外や途上国への興味は、高校1年生のときにカンボジアのスタディツアーに行ったことがきっかけです。紙芝居を英語で読んだりするボランティアに参加したのですが、現地ではゴミ山で一生懸命ゴミを拾っている子供たちがいたりして、衝撃を受けました。私が生活していた環境との違いに直面して「自分にできることをしたい」と強く思うようになりました。

大学時代にはスリランカにもスタディツアーに行き、現地で女性のエンパワーメント(自律的な力をつけて発揮すること)に携わり、いろいろな女性の姿を見たりして、より国際協力に興味が湧きました。それで、自分が持っている資格と国際協力を掛け合わせられるJICAの青年海外協力隊の小学校教育のプログラムを見つけ、ウガンダに行くことになりました。

ウガンダは、英語が通じる国なんでしょうか?

実はウガンダには部族が70ぐらいあって、それぞれの県で全く言語が違うんです。ガンダ語という現地語もあるのですが、意思疎通をスムーズにするために、実際のコミュニケーションは公用語である英語がメイン。なので、現地では小学校から英語で全教科を勉強します。だから結構みんな英語ができますね。

そうなのですね!ウガンダでの暮らしはどうでしたか。

特に最初の方は結構大変でした。私が住んでいたのは学校内の寮だったのですが、天井がなくトタン屋根だけで、停電や断水も当たり前。シャワーや洗濯に使う水は汲みに行く必要もあります。雨が降ると家の中に雨が入るので、バケツを置いて雨水を溜めて使ったりもしました。なので一見面倒に感じる雨漏りも何かと便利(笑)。ヤモリやコウモリが部屋の中にいるなんて全然普通で、ときにはネズミが上から落ちてきたりもしました。

カルチャーショックはありましたか?

みんな本当にシェア精神が強くて、良い意味でカルチャーショックを受けましたね。部屋にいたら突然ドアをノックされて「はい、あなたの夕食!」ってご飯を持ってきてくれたり、私の誕生日には大きなケーキをプレゼントしてくれたり。自分たちはそんなに豊かではないはずなのに、取れたものは分けるという気持ちがすごく温かいなと思いました。
ただ時間にはすごくルーズで、例えば学校の職員会議の開始時間に誰も来ず、2時間してようやく一人来て「今日はキャンセル。明日で」とか言われて(笑)。バスもお金を稼ぐために満席になるまで絶対出発しないので、2時間待つのが普通だったり。だんだんと慣れましたね。


後編ではAriel講師が経験したウガンダでの過ごし方や、英語学習で苦労したことについて伺います!どうぞお楽しみに。

もっと海外生活や英語の勉強についてAriel講師に聞いてみたい!と思ったら、ぜひ 日本人アドバイザーサービス「これ聞いてeKnow?」で相談してみてくださいね。