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〔後編〕きっと「やってよかった」と思える日が来る!Ariel講師インタビュー 【「これ聞いてeKnow?」リリース記念】

〔後編〕きっと「やってよかった」と思える日が来る!Ariel講師インタビュー 【「これ聞いてeKnow?」リリース記念】

DMM英会話の新サービス 日本人アドバイザー「これ聞いてeKnow?」がリリースされました!

海外経験豊富な日本人アドバイザーから、留学や海外生活、時には国際結婚まで(!)「これ聞いていいの?」という疑問を気軽に解決できるサービスです。

そこで今回は、日本人アドバイザーのAriel講師にお話を伺いました!
Ariel講師は日本の大学を卒業後、アフリカのウガンダでJICAの青年海外協力隊の小学校教師として国際ボランティアをしたり、日本のインターナショナルスクールで教師をしたりなどさまざまな経験をお持ちです。

海外生活での面白い出来事や英語学習で工夫したことなど、リアルで役に立つ体験談を2回に分けてお届けします!

前編はこちら

現地では「心の教育」を担当

学校では、どんな授業を担当していたんですか。

体育、音楽、図工などの「心の教育」と言われる科目を担当していました。日本だとこのような授業は当たり前ですが、ウガンダだと点数にならない科目はあまり重要視されないんです。カリキュラムには存在するけど、実際はやらなかったりもします。現地の先生たちも教え方がわからなかったりしたので、私がモデル授業をしたり、一緒にやりながら教え方を伝えていました。

楽しそうですね!

やっぱり子どもたちは本当にエネルギーがあって。体育なんかは盛り上がりましたね。現地ではなかなか物を使った授業をする余裕もないので、物を使わなくてもできるダンスや組み体操をやったり、バナナの皮でボールを作ってキックベースのようなゲームをやったりもしました。

印象に残っている授業はありますか。

現地の学校は、一クラスの人数がとても多いんです。教室にぎゅうぎゅうに詰め込まれて70人、100人なんてクラスもざら。小学校は通常7年制で13歳で卒業というシステムではあるものの、金銭的な事情などで学校にずっと通えていなかった20歳の子がいたりもしました。それでもみんな “小学生” 。特に、女の子がアクセサリーを腰に巻き、腰をフリフリさせるという伝統ダンスがあって、音楽が流れるとみんなすぐに踊り出していました(笑)。

家事ももちろん現地流!

休日の過ごし方はどんな感じでしたか。

おもに洗濯をしたりしていました。洗濯機はなかったので、水を汲んできてたらいで洗うという昔ながらの方法です。あとは寮が学校内だったこともあり、同じく学校内の寮で暮らす子どもたちとボール遊びをしたりしていました。

家事がメインだったのですね。どこかに出かけたりはしましたか?

もちろんしましたよ!私の派遣された学校は首都が近かったので、首都にあるおしゃれなカフェに日本人ボランティアの友達と出かけたりしました。働いていた小学校には日本人が私ひとりだけだったので、非常に良いリフレッシュになりましたね。長期休みのときには、ウガンダ国内や近くの国(ルワンダ、ザンビア、マラウイなど)に旅行したこともありました。

とても素敵な過ごし方ですね!それから帰国後はどうされていたのでしょうか。

帰国してからはインターナショナルスクールでプレスクールの先生をしていました。私の勤めていた学校ではほとんどがインド人の子どもたちだったんです。教育熱心な環境でもあったので、幼稚園相当のプレスクールで足し算を勉強したりしていましたね。その後、「子どもたちだけではなく大人にも教えたい!」と思い、DMM英会話の講師に挑戦しました。

泣きながら単語帳を覚えたことも...

DMM英会話のレッスンで、生徒さんからの質問で印象に残るものはありますか?

私自身が英検1級やTOEICの経験があることもあり、やはりTOEICや英検など資格についての相談は多いですね。リスニングが苦手で「少しでも力をつけたい」と相談してくださる方が多いです。会社や学校から点数を指定されて「いつまでに取らないと...」とリアルな悩みを抱えている生徒さんも結構いらっしゃいます。

Ariel講師自身が英語学習で苦労したことを教えてください。

正直、単語を覚えるのが本当に苦手で、単語帳は10周しても覚えられなくて...。泣きながら覚えたこともありました(笑)。今でも生徒さんとのレッスンの後「こんな表現もあったな」と見直したりしています。「全部完璧に知っている」ということは決してなくて、講師になった今でもずっと勉強中です。

そんなご経験から、英語を学んでいる方へメッセージをお願いします。

今言ったように、私は単語を覚えるのに本当に苦労しました。でもそれを地道にコツコツやった後、英語で映画やドラマを観るのがどんどん楽しくなったり、英語の本もすんなり読めるようになる楽しさを味わえたんです。何事も苦労の先に世界が広がる感覚があるので、つまらない勉強も「これは作業だ」と割り切ってコツコツやるのがおすすめです。きっと「やってよかったな」と思える日が来ます。


Ariel講師、ありがとうございました!メジャーな渡航先ではないウガンダという地を経験されたからこそのお話、とても興味深かったですよね。

もっと海外生活や英語の勉強についてAriel講師に聞いてみたい!と思ったら、ぜひ 日本人アドバイザーサービス「これ聞いてeKnow?」で相談してみてくださいね。