濱名 栄作
(更新)
いつでも、どこでも、PC・スマホ一つで英会話レッスンを受けられるDMM英会話。
オンラインでの英語学習がきっかけで、文字通り人生が激変してしまった女性がいます。
彼女の名前は、よしだかおりさん。
主婦をしながらフルタイムで働く会社員の女性です。
1年ほど前にDMM英会話をスタートさせた彼女は、ある一人のセルビア人講師との出会いを機にセルビアを好きになり、セルビアに夢中になり、ついにはセルビアでイベントを開催、将来はセルビアで叶えたい夢があるそう。
今回のインタビューでは、彼女がどのようにレッスンを生活に取り込んでいるのか、彼女をそこまで突き動かすセルビアの魅力は何なのか、そのあたりのお話を聞いていきたいと思います。
ー まずは簡単に自己紹介をお願いします。
普段は研究開発を業務とする会社で働いています。
あとは趣味である”ランニング”と”野菜ソムリエプロの資格”を生かして、『フルベジモコ』というランナー向けのスムージーを作ったり、ワークショップを開いたりもしています。
特に、仕事では英語は使いません。
ー 面白そうなお仕事ですね!DMM英会話を始めたきっかけは何だったのでしょうか?
1年半ほど前、高校生の娘がアメリカに留学に行くことになり、「じゃあ行く前に少し会話の練習できた方がいいよね」ということで、私が娘の代わりに体験レッスンを受けたのがきっかけです。
娘は部活や勉強で忙しく、英会話教室に通ったりとかは難しかったので、「自宅でレッスンを受けられるオンラインサービスがいい」と思い、娘の代わりに5社ほど体験レッスンを受けてみたんですね。
その結果、私はダントツでDMMが好きで。理由は、24時間レッスンが受けられるのと、フィリピンだけでなく世界中に先生がいらっしゃるのが魅力的でした。
私自身は続ける気はなかったのですが、娘が留学するとホストファミリーと英語でやりとりしなきゃいけないのでそのまま継続し、ハマってしまって今日まで一日も休まずやっています。
ー 1日も休まずにはすごいですね!もともと英語はそれなりに話せたのですか?
大学では国際系の学部にいてハワイの研究をしていたので、英語を使ってると言えば使ってるんですけど、会話はそこまでできませんでした。1ヶ月くらいハワイに行ったりもしましたが、現地は日本語で全然大丈夫だったので、あまり英語が上達せずに帰ってきて…。
その後もなんとなく英語の教材を買ってみたりとか、ラジオを聞いてみたりとかしましたが、どれもダメで。「ああ、もう私は英語しゃべれないのかなあ」って諦めていましたね。
ー それなのに、DMM英会話を続けられた理由は何だったのでしょうか?
DMM英会話を始めてすぐに、セルビア人のマーク先生に出会ったんですね。それまではセルビアっていう国がどこにあるかも知らなかったのですが、マーク先生がすごくいい方だったので、「彼が住んでるセルビアって一体どんな国なんだろう?」と興味を持つようになりました。
そして先生と話したり自分で色々調べていくうちに、セルビアには日本を好きな人が多いらしい、ということがわかってきて、そこからどんどんセルビアにハマっていったんです。
自分でも笑っちゃうんですけど、本当にセルビアが好きになってしまって、今はマーク先生含めセルビア人のレギュラーティーチャーが10人いるんですが、2アカウント持ってて1日6レッスンとか8レッスン取ってるんですよ!(笑)
まとめて予約が取れた時は、一人の先生のレッスンを2時間半ぶっ続けで受けたりしていて…。
先生もよく耐えてくれてるというか、付き合ってくれてるなとは思うんですけど(笑)、それぐらい先生たちと仲良しなんですよね。
ー すごい(笑)。
仕事も家事もしながら、どうやったらそんなにレッスンが受けられるんですか??
仕事や家事の合間もありますが、やっぱり忙しいので、お弁当を作りながらレッスンを受けることもあります。「ランチボックスに何入れよう?」とか英語で話すといい日常会話の勉強にもなるんですよ!
あとはスマホなら外に持っていけるので、「クリスマスのイルミネーション見に行こう!」って言って、歩きながら会話をして、現地に着いたら先生にイルミネーションを見せてあげたりとか。
そんな風にして日本の生活や文化とか紹介してあげると、先生たちも喜んでくれるんですよね!
なので、座ってレッスンを受けて勉強するというよりは、自分の生活の中に完全にDMM英会話が入り込んでいる感じです。
ー じゃあ今は日常会話はなんなくですか?
また、英語の上達を感じたのはいつ頃だったのでしょうか?
去年の3月にDMM英会話をスタートして、2ヶ月後に旅行でハワイに行ったんですね。その時に「トラベル英会話教材」で学んだ英語フレーズを使ってみたんです。
英語でレンタカーを借りたり、トラブルが起きたときに交渉したり、電話でレストランを予約したりとか、DMM教材の内容をそのまま使ってみたら通じて、そのときに「英語通じた!」って喜びがあったんです。
あと、急に英語を聞けるようになった瞬間、というのがあって、それがレッスンを始めた5ヶ月後の去年の8月。
そのとき、たまたま英語のニュースを見てたんですね。いつもは字幕を読むんですけど、字幕を読まずに何て言っているかが理解できて、「あれ!?英語聞こえた!」「っていうか、今の英語だった?」みたいな、それぐらい自然に英語が聞き取れた瞬間があったんです。
その後、それが本当かどうかを確かめるために、『ファインディング・ドリー』の字幕版を映画館に見に行ったのですが、字幕をほぼ見ずに8割くらい理解できたので、「私、英語分かる!」って嬉しくなったのを覚えています。
ー 手応えを感じられると嬉しいですよね!
レッスンを受ける上で工夫していることなどはありますか?
レッスンを録音・録画することがあって、それをレッスンが終わった後に、何度も何度も聞くというのが効果が大きかったと思います。
レッスンではなんとなく「うん」とか言ったけど結局なんて話してんだろう?ってことも、何回も聞き直すとわかってくるんですよね。
あと、レッスンを見直す・聞き直すことで、自分の成長がわかるんです。録音を始めた頃のものを今聞き直すと、笑っちゃうくらい英語をしゃべれてなくて…。「うーん。えー。あー。えっとー」みたいなことばっかり言ってるんですよね(笑)。
※レッスンを録画・録音し、復習できるようにストックしている
他にはレッスンが始まる前に、「今日話したいこと」をまとめたレッスンノートを作っておいて、レッスンがスタートしたらそれに沿って質問していったり、話し合うトピックについて、事前に先生から言われそうなこと・聞かれそうなことを想定し「こう聞かれたらこう答えよう」みたいな予習を繰り返しやってきました。
ー なるほど。そうした能動的なレッスンの受け方がいいんですね!
ー 先ほどもちらっと「セルビア好き」というお話がありましたが、セルビアのどういう部分がそんなに魅力的なのでしょうか?
先ほどもお伝えした通り、私自身もDMM英会話を始める前は、セルビアという国がどこにあるかのすら知らなかったのですが、セルビア人の先生たちと話してみると、みなさん本当に優しくてフレンドリーで礼儀正しくて。
あと、セルビアってすごく失業率が高かったり生活が大変だったりするにも関わらず、東日本大震災のときにヨーロッパで一番早く募金を集めてくれて助けてくれたりとか、親日で日本のことが好きな方が多いんですよね。
一方、日本人からすると「セルビアってどこ?」という感じなので、そのギャップもすごく感じています。
ー 確かに私含め、セルビアのことをよく知らない日本人は多いと思います。セルビア人の先生とはどんなことを話すんですか?
フリートークでは食べ物の話をすることが多いですね。先生たちも日本食に興味を持ってくれますし、私もセルビア料理に興味があるので、「先生のお気に入りのセルビア料理はなんですか?」って聞いて、その料理について話したりしています。
そして「セルビア料理のレストランに行ってみようかな」と思って調べてみたら、日本には一軒もなくて…。しょうがないから自分でレシピを探して作ってみたんですが、それを先生に見せると「違う!それじゃない!」とか言われて(笑)。
そのとき、あるサイトでセルビア料理教室があるのを知って、「じゃあ参加してみよう!」と思ったんですね。
ただ料理教室は全て英語で行われるので、自分の英語力で大丈夫なのか自信がなかったのですが、英会話レッスンを受け始めて4ヶ月、なんとかついていくことができました。そこでも自分の英語力の成長を感じましたね。
ー 行動力すごいですね!
ただ、私はセルビア料理を食べることができたのですが、先生から「セルビアの人たちは現地の日本食レストランには高くて行けない」というのを聞いて、「私はセルビア料理を食べれて嬉しかったから、じゃあ次は私がセルビアに日本料理を作りに行こう!」と思ったんです。
それで2017年の5月の連休を使ってセルビアで日本食イベントをやろうと決めて、そのための会場選びなどの下見を兼ねて、去年の11月に一度セルビアに行ってきました。
ー もう行かれてたんですね。5月のイベントではどのようなことをする予定なのですか?
日本食がメインですね。
私自身、もともと料理がそこまで得意ということではないのですが、セルビアの人に食べてもらうんだったら「まず料理を勉強しよう」と思って、飾り巻き寿司の練習をしたりとか、お好み焼き教室に行ったりしました。
あと、日本の着物も体験してもらいたいので、着付けも勉強しに行きました。
※このインタビューの後、実際によしださんはセルビアのノヴィサドで「Veče japanske kuhinje」という日本食イベントを開催。
おにぎりやお好み焼きの作り方のレクチャーや実食、着物の着付け体験などを通して、30名の招待客に日本文化を紹介しました。
そのイベントの様子を写真と共にチラッとご紹介します。
英語を使って日本の文化を紹介。
こちらは、よしださんがおにぎりの握り方をレクチャーしている様子。
そして、参加者全員でおにぎり作りに挑戦。
こちらの一コマは、よしださんがお好み焼きの作り方を英語で説明し、セルビア人スタッフがそれを実演している場面。
準備やイベント当日のサポートをしてくれたメンバーと。
ー 今後やりたいことや、これからの日本とセルビアの関係をこうしていきたい!のような思いはありますか?
いつかセルビアの第二の都市、ノヴィサドに日本食のお店をオープンさせたいと思っています。
なぜ首都のベオグラードではなく、ノヴィサドかと言うと、ベオグラードにはすでに数店の日本食のレストランがあるんです。しかし私のレギュラーティーチャーの多くが住んでいるノヴィサドにはまだ日本食のレストランが一つもないんです。
そしてオープンする際には、「セルビア産の食材を使って日本食を作る」「セルビアの人を雇う」と決めています。
というのも、今、セルビアではデモが毎日のように行われていたり、若い人たちが夢も希望もなくしてしまっている、というのを先生から聞いてすごく悲しくなって…。
私一人が何かをやったところで影響力は小さいと思いますが、私がセルビアの人たちをスタッフとして雇用したり、セルビアの食材を使ったりすることで、少しでもセルビアのために何かできればなあと思っています。
ー 素敵な夢ですね!
では最後にDMM英会話ユーザーの皆さんに向けてメッセージをお願いします。
毎日、少しずつでもいいので英語に触れることが大切です。
世界中に住んでいる先生と話ができるというのは、オンラインサービスならではのメリットなので、現地に住んでいる先生とお互いの国や文化、環境のことについて話してみてください。
例えば「日本は今こんな気候ですよ。セルビアはどうですか?」とか、実際に住んでいるからこそ聞ける話・できる話があります。駅前の英会話教室だとこういう話はできないですからね。
遠くに離れている先生と、毎日こんな話して、こんなに仲良くなって、DMM英会話は本当に素晴らしいです。
皆さんも、レッスンを楽しんでくださいね!
5月のセルビアでの日本食イベントを終え、よしださんは次のように力強く語ってくれました。
「私にとってはこれはゴールではなく、やっとはじめの一歩を踏み出したという気持ちです。これからも、日本の方にはセルビアを、またセルビアの方には日本を知ってもらえるようなイベント等の開催をしていきたいと思っています!頑張ります!」
英会話レッスンを受け始めて日常が変わり、人生もが大きく変わろうとしている、そんなパワフルに生きるよしださんをDMM英会話はこれからも応援し続けます!