自分の直感と能力を信じて突き進む 女子ビーチバレー 松村美由紀選手

松村 美由紀
1985年生まれ。中学からバレーボールをはじめ、高校でビーチバレーに出会う。2010年初の海外大会を経験し、国内外問わず活躍する。2015年ビーチバレー女子全日本選手権4位。

    小麦肌が似合う爽やかな松村選手。引き締まった身体が印象的だったので早速こんな質問を投げかけてしまった。

    腹筋割れているとか。

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    「上だけ、下はなかなか割れないですよ(笑)。 まだちょっとトレーニング足りないですね。」

    わたし、これできる!という “直感”

    まず、ビーチバレーとの出会いを聞いてみた。

    「元々バレーボールをやっていたんですけど、高校生のときに誘われて大会に出たのがきっかけです。年に一回のその大会は本当に “楽しむ” っていう感覚で毎年出場していました。おもしろいことにインドア(室内のバレーボール)では全然勝てなかったチームにビーチバレーでは勝つことができて、全国大会に行くことが出来ました。それで あ、ビーチバレーって小さくてもできるんだ。おもしろいな。って思ったんです。」

    バレーボールとは大きな違いがあるという。

    「そうですね、2対2だし全然違います。あと、砂浜で自分がすごい走れたんです。みんな足を取られるんですけどわたしは何故か大丈夫で、走ることに関しては全然OKでした。わたし、できる!みたいな(笑)。
     

    「ビーチバレーで世界をまわる!」という根拠のない自信と情熱

    「本格的にやろうと思ったのは大学に入ってからです。そういうつもりはなかったんですけど、また大会に誘われて出たいって思って、それが静岡国体の予選でした。他に出るチームがいなくてたまたま出ることになったんです(笑)。 そうしたら、オリンピックを目指していたビーチバレーボール選手のコーチと地元高知県で出会い、その方に指導して頂き色々な練習場所にも連れて行ってもらいました。愛媛県に行ったときに当時オリンピックに行かれる選手たちが練習しているとこを見て、わたしもビーチバレーで世界で戦いたい!って思っちゃったんですよ。全然レベルも違うのに、根拠もなく自信が湧いてきてしまいました(笑)。」

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    コーチと強豪選手たちとの出会いが松村選手を更にビーチバーレーの世界へのめり込りこませていく。

    「有名な選手の方々と一緒に練習することですごい刺激を受けて、どうやったらそういう風になれるんだろう?って考えるようになりました。またそういう出会いが出会いを呼んで、日本国内の世界で戦っている人たちと練習したり、話をしたりする機会ができました。」
     

    ビーチバレーか休学か

    「そもそも大学に行くときはビーチバレーをやるつもりなかったんで、看護学部に入学したんですよ。元々ユニセフとか青年海外協力隊とかに興味があって、英語が話せるだけじゃだめだと聞いたので看護学部がある大学にしました。国際的な何かがしたいと思ってたんだと思います。でもビーチバレーを夏休みくらいから始めたらやっぱりやりたいと思ってしまって。先生から「2年生から実習が始まるから、どっちかにしなさい。」と言われてしまった時、え?どっちか?!今はビーチバレーがしたい!そう思って、2年間休学して平塚に引っ越しました。」

    大学を休学するということはとても大きな決断。しかしその時松村選手は迷わなかったという。“ビーチバレーをやりたい” というその強い気持ちが彼女を突き動かした。

    「その時、浅尾美和さんとも一緒に練習してました。2年間平塚でやって、それで一回大学へ戻って卒業しました。そこからパートナーを探して始めは新潟にいる方と組みました。」
     

    コミュニケーション能力がカギ

    選手たちは一体どのようにパートナーを探すのだろうか。

    恋人に告白するみたいな感じです。(笑) この人とやりたいって思ったら連絡して、自分の目標だったり方向性を話してお願いする感じ。もちろん断られることもありますよ。長いスパンで組む選手ってなかなかいなくてシーズンとか、それこそオリンピックとかそういう括りで組んだりします。わたしが知っている限りでは8年が最長。シーズン中でも合わないと解散しちゃったり。」

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    分かっているだろうという妥協や余計な気遣いが試合で命取りとなる。

    「色々本当に勉強になります。 なんか、遠慮してちゃだめだなって。言わないと伝わらないし、言わなくても伝わるみたいな日本の美は大事ですけど、やっぱり言わないと伝わらないです。言っても履き違えてたりすることもあるし。試合の究極の場面でいかに端的に伝えられるかってすごい大事。言わなくて伝わるって絶対ない(笑)!」

    matumura san

    パートナーとの関係性が重要なポイントとなるビーチバレー。コミュニケーションで気をつけていることを聞いてみた。

    「そうですね、パートナーに合わせてそれも変わります。相手の言ったことをちゃんと拾って理解することですかね。あとはやっぱり自分の気持ちを伝えること。確認をしないと違っていることもたくさんありますし。コートの中で少ない時間の中で的確にコミュニケーションをとるって高度なことです。」

    伝えること、それは英語の場合も同じである。海外の大会に出る際はエントリー手続き、テクニカルミーティング、更に審判とのコミュニケーションも全て英語で行う必要があるという。

    「審判とやり取りするのはやっぱり大変です。でも感じたのは伝えたいっていう気持ちがやっぱり重要。英語が完璧ではなくても判定に意義があったら、WHY?! ってちゃんと言いうこと。そのあとなかなか続かないですけど(笑)。勝敗にもかかわる重要なことですから、自分の気持ちや意思を伝えることはとても大事ですね。」

    そのような英語が必須な環境にも直面する松村選手、DMM英会話について聞いてみた。

    「 DMM英会話は色々な講師の方でレッスンを受けています。全然まだしゃべれなくて、言っていることは分かるんですけどなかなか話せないです。やっぱり発音の問題もあるので伝わらないこともあります。でも講師の皆さんはみんな優しく一生懸命聞いてくれますし、操作に戸惑っても臨機応変に対応してくれますね。」

    また DMM英会話の利用者は iKnow! を無料で利用できるので是非そちらも連動して活用してほしいと思う。更に松村選手はクロスフィットトレーナーという資格取得を目指しており、試験は全て英語だという。

    「去年の2月にオーストラリアに合宿行ったときに、クロスフィット(※)をしている人を見かけたんです。自分で行っているトレーニングと通ずるものがあってなんだこれ!と思ったら、それがクロスフィットでした。その時にその人たちにやりたいという旨を英語で伝えてその場で体験させてもらいました。試験が英語だって最初知らなくてまだ準備段階ですが、トレーナーの資格を目指していきたいです。」

    ※クロスフィット: 日常動作を中心に毎回異なったトレーニングプログラム。クロスフィット発祥のアメリカでは、消防、軍、警察の育成・サバイバルトレーニングに取り入れられてる。

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    クロスフィットは近年日本でも著名人がトレーニングに取り入れ、SNS にアップしたりと徐々に広まりつつある。クロスフィットトレーナー資格をとることで様々な機会が広がるだろう。今後の目標などについても聞いてみた。

    「クロスフィットのスタイルが好きで、ビーチバレー以外に自分が何か伝えられることって何だろうって考えた時にこういう方面でも出来たらいいなと思いました。今後はトレーナー取得を目指しまずは自身で理解を深めていきたいです。ビーチバレーに関しては今シーズンはとにかく国内のタイトルを取る。それに平行して自分のレベルも上がっていくだろうし、来シーズンに向けて国外大会でも活躍できるよう、準備を重ねていきたいです。」

    最後に英語学習者へのアドバイスを頂いた。

    「完璧じゃなくても伝えたい気持ちが大事かなと思います。私も早く簡単なコミュニケーションはスムーズに取れるようになりたいです。今はオンラインで英会話が出来るという恵まれた時代なので DMM英会話はすごく役に立っていると思います。さらに iKnow でたくさん単語を増やしてそれを活かしながら出来るといいかな。とにかく両方を使うことが大事なんじゃないかと思います。」

    川島永嗣選手 - DMM英会話 x グローバルアスリートプロジェクト