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「日本人である」ことを生かして国際社会で活躍したい|東京外国語大学1年 佐野日記さん【ユーザーインタビュー Vol.27】

「日本人である」ことを生かして国際社会で活躍したい|東京外国語大学1年 佐野日記さん【ユーザーインタビュー Vol.27】

「『日本人である』ことを生かして国際社会で活躍したい」

そんな夢に向かって、一歩一歩あゆみを進める大学1年生の佐野日記さんが、今回のDMM英会話ユーザーインタビューの主役です。

中学時代の海外旅行を機に英語と海外に興味を持つようになり、以来、「将来なりたい姿」を常にイメージしながら前進する佐野さん。

特に、彼女の英語コミュニケーションに臨むときのマインドセットや、学習の習慣化のコツは、多くの英語学習者の参考になるかと思います。

この春、大学生になったフレッシュな佐野さんのインタビュー、ぜひお楽しみください。

夢を持つきっかけとなったパリ旅行

佐野さんインタビュー風景▲オンラインインタビュー風景

ー 本日はよろしくお願いします。
まずは自己紹介をお願いします。

東京外国語大学国際社会学部 北アメリカ専攻1年生の佐野日記です。

東京外国語大学というと、言語にフォーカスしているイメージが強いと思うのですが、国際社会学部では、言語だけではなく国際社会や国際問題について学ぶことができます。

私は以前から、そうした分野に興味があったのでこの学部を選びました。

ー 「北アメリカ」を専攻したのはなぜでしょうか?

将来、グローバルシーンで働くために、「ネイティブ並みの英語力を身につけたい」という思いがあったので、英語を専攻できる「北アメリカ」を選択しました。

また、「国際社会の中で大きな存在感を維持し続けるアメリカについて学びたい」と思ったのも理由のひとつです。

ー 英語や海外に興味を持つようになったきっかけなどがあれば教えてください。

一番のきっかけは、中学2年生のときに家族で行ったパリへの海外旅行ですね。英語を使った現地の人との交流を通じて、英語コミュニケーションの楽しさや難しさを体験することができました。

そしてそれと同時に、「英語を話せるようになったら世界が広がるんだろうなぁ」とか「もっと海外旅行を楽しめるんだろうなあ」と、英語や海外に興味を持つようになりました。

モンサンミッシェル▲モン・サン=ミシェル|フランス旅行(中学2年)

ー なるほど。つづいて、英語学習への取り組みについて教えてください。

中学校に入学して英語の授業が始まったのが、英語学習をスタートしたタイミングでした。

学校以外では、週1の塾に加え、NHKラジオの「基礎英語」をやっていました。

ー 英語を学び始めたときはどんな気持ちでしたか?

新しい言語を学習するのは新鮮でしたし、漠然と「英語を話せたらかっこいいなあ」という気持ちがあったので、楽しかったですよ。

ー DMM英会話はどのような経緯で始めたのですか?

学校の英語の授業にオンラインレッスンが導入された*のがきっかけです。

私の学校では、授業で週に1回、iPadを使ってDMM英会話レッスンを受講することになっていて、授業外でも任意で毎日レッスンを受けることができました。

私はこの機会を最大限に生かそうと、自宅でできるだけ毎日レッスンを受講するようにしていましたね。

* 佐野さんの出身校「茨城高等学校・中学校」の英語教育への取り組みは以下の記事で詳しく紹介しています。

学校導入事例_先生方のお写真

【DMM英会話】学校導入事例インタビュー|茨城高等学校・中学校|専修大学松戸中学校高等学校

4月 23, 2021

ー 学校の授業にオンラインレッスンが導入されたときに戸惑いはありませんでしたか?

戸惑いの気持ちはなく、新しいチャレンジだったのでワクワクしていたのを覚えています。

日常生活の中で外国の方と話す機会を持てるのは本当に貴重ですし、DMM英会話では多国籍で幅広い年齢層の講師と話すことができるので、楽しみながら継続することができました。

「外国人と英語で話している自分」を常にイメージ

旅行写真▲女人街|香港旅行(高校1年)

ー DMM英会話レッスンを受講していた期間はいつからいつまででしたか?

高校1年の始まりから高校2年の終わりまでです。

高校3年のときは受験に集中するため、受験英語をメインに勉強していました。

ー DMM英会話ではどのような教材を使っていましたか?

「デイリーニュース」が学校の試験範囲になっていたこともあり、デイリーニュースを使ったレッスンが多かったです。語彙やリーディングだけでなく、「話す」練習もできるので、英検対策としても活用していましたね。

レッスンを通して、英語で意見を伝えられるようになるためには、何度も練習を重ねることが大切だと感じました。

ー 講師はどのように選んでいましたか? また思い出に残っている講師とのエピソードがあれば教えてください。

国籍や年齢問わず、いろいろな講師のレッスンを受けていましたよ。若い女性の先生とはメイクの話で盛り上がったり。

ほかにも、仲良くなったセルビアの先生が、「この前、友人の結婚式に行ってきたんだ」とたくさんの写真を見せながら思い出をシェアしてくれたのが印象に残っています。

ー ズバリ、オンラインでの英語学習の魅力は何ですか?

いつでもどこでも、都合のいいときにレッスンを受けられることもそうですし、本当にいろいろな国籍・年齢の講師と話せることですね。

あとは、教材の内容に関してだけでなく、お互いの生活のことや旅行のことなど、プライベートな会話を楽しめるのもいいと思います。もし週に1回の英会話教室とかなら、そういうわけにはいかないと思うので。

毎日のたわいもない会話の中で、日常会話で使う単語力や表現力が身についたと感じています。

ー オンラインレッスンを継続する中で変化や成長を感じる瞬間はありましたか?

「英語を話す」ことや「外国の人と話す」ことに対する抵抗やハードルが低くなっていきましたね。海外旅行をしたときにも、現地の人たちとすんなり会話できました。

ー 初対面の人とオンラインで、しかも相手は外国人かつ英語でのコミュニケーションとなると、ひるんでしまう人も多いと思うんですが、そういった恐怖心のようなものはありませんでしたか?

性格的に人とのコミュニケーションは好きなので、対日本人と同じように、外国の人とも接することができました。

「伝わったらうれしいなあ」、「こう言ったら伝わるかなあ?」というポジティブな気持ちで英語コミュニケーションにチャレンジできていたと思います。

ー 「伝わらなかったらどうしよう」ではなく「伝わったらうれしいな」という前向きな姿勢がすばらしいですね!
それ以外の変化や成長はどうでしょう?

私は「英語を流暢に話せる」というのは、「よく使う英語フレーズのストックを持っている」こととイコールだと思っていて、オンラインレッスンを通じてそうした「よく使うフレーズ」が染みついたという実感があります。

フレーズをたくさん自分の中にストックしておけば、話すときにいちいち考えなくて済むんです。

ー 学校の授業でのレッスンに加え、ご自宅でもほぼ毎日レッスンを受講されていたとのことですが、習慣化やモチベーション維持のコツについて教えてください。

イメージトレーニングが大切だと思います。私は「外国の人と話しているカッコいい自分」を想像することで、モチベーションを保つことができました。

あとは、一つのことを継続することが自信へと繋がっていくと思っているので、継続自体がモチベーションとなっていました。

「日本人である」ことを生かして国際社会で活躍したい

オーストラリア旅行▲シドニー|オーストラリア旅行(中学3年)

ー つづいて、大学生活についてお聞きします。
4年間をどのように過ごしていきたいですか?

「自分のやりたいことを思いっきりやる」をモットーにいろんなことにチャレンジしていきたいです。

受験では自分の興味がないことも勉強しないといけなくて、プレッシャーを感じることもありましたが、今はそのプレッシャーもないので、やりたいことをやろうと思っています。

東京外国語大学は、自分の興味のあるイベントやサークルなどが集まっている大学なので、この機会を有効活用して濃い4年間にしたいです。

ー いま現在、具体的に活動されていることはありますか?

「模擬国連」サークル*に入り活動しています。

先日、新歓イベントに参加しましたが、同じ関心のある先輩や同級生が集まっていて、たくさんの刺激をもらいましたし、活動を通じて、国際社会についての知識だけでなく、意見発信力も身につけられそうだなと感じました。

*「模擬国連」サークル
学生が各国の大使になりきり、実際の国連の会議を模擬する活動です。各大使は、会議準備として担当国や議題についてリサーチを行い政策を立案します。会議では自国の政策をもとにそれぞれの国益を考慮しながらも、国際社会としての問題解決に貢献するために、演説や交渉を行います。

出典:グローバル・クラスルーム日本委員会

ー 現在、日常で英語をアウトプットする機会はありますか?

英語で開かれている授業があり、その中でクラスメイトと英語でディスカッションをする場面があります。

また、大学には留学生も多くいるので、今後は留学生の友達が増えていくにつれ、英語を使う場面も増えるんじゃないかなと思っています。

あと、留学生と一対一で会話ができるオンラインのイベントもあるようなので、そうした交流イベントにも積極的に参加していきたいですね!

ー 第二外国語は何を専攻されていますか?

フランス語を勉強しています。

初めての海外旅行がパリだったので憧れがあるというのと、音が美しい言語だと思ったからです。また、フランス語は国連の共通語の一つになっているので、将来そういった職種についたときに役に立つんじゃないかなと思っています。

ー それでは最後に、今後の目標や将来の展望について聞かせてください。
まず「英語」についてはどうでしょう?

英語については、ネイティブ並みの英語力を身につけられるよう、しっかりと学習を続けていきたいと思います。

そして最終的には、グローバルシーンにおける契約や決議の場に立ち会って活躍できるレベルまで上達させたいです。

また、外大はほとんどの生徒が留学するそうなので、コロナが落ち着いたら留学にも行きたいなあと思っています。

ー 「就職」についてはどうですか?

まだ具体的にやりたい職業は決まっていないのですが、視野を広げて、いろんな職業をみて判断したいです。

私は特に「国際文化」に興味があるので、海外旅行で目にして惹かれた文化や景観を次世代に継承していくようなお仕事も素敵だなと思っています。

どんな職業に就くにしても、「私は日本人である」という意識を持ち、「日本人だからこそできること」をやりながら国際社会で活躍していきたいです。

ー ありがとうございました。

自分だけの「軸」を力に

コロナ禍により、あいにくオンラインでの実施となりましたが、画面越しでも彼女のフレッシュでポジティブなエネルギーがしっかりと伝わってきて、お話したあとは聞き手も自然と前向きになれる、そんなインタビューでした。

また、これは他の英語学習者の方やDMM英会話ユーザーの方にも共通することですが、「英語を使って○○がしたい」という一本の太い軸が定まっている人は、学習を継続できていることはもちろん、努力の過程そのものを楽しめている印象を受けます。

英語学習は細く長い道のりです。気持ちの面のアップダウンも激しいと思います。

だからこそ、自分だけの「軸」を持つことが重要。

筆者も、佐野さんのように「英語を使って○○をしている」自分を常にイメージしながら今後も学習を続けていきたいと思います。