【前編】東大発超エリート魔法使い登場!! 『天才』落合陽一さんの弱点は、英語で○○が注文できないこと!?


落合 陽一
1987年生まれ,名前の由来はプラス(陽)とマイナス(一),小さなころから電気が好き.コンピュータの未来をアートと研究の両面から追求するのがライフワーク.日本の巷では現代の魔法使いと呼ばれている.筑波大でメディア芸術を学び,2011年卒業,東京大学学際情報学府で修士号を取得(2013年),米国MicrosoftResearchを経て,東大にて博士審査中(2014年).情報処理学会新世代企画委員としてアカデミックの未来も考案中.筑波大学非常勤講師.これまでに研究論文はSIGGRAPHを始めとして有名な国際会議に採択され,作品はSIGGRAPH Art Galleryを始めとして様々な場所で展示された.情報処理推進機構よりスーパークリエータの称号,LAVAL VIRTUALよりグランプリ&部門賞,ACEより最優秀論文賞

落合陽一_インタビュー_1

「魔法使い」と呼ばれる若き”天才”落合陽一さん登場

有名な国際ジャーナリスト落合信彦さんのご子息であり、華麗な超エリート的経歴の持ち主。

”メディアアーティスト”というジャンルで様々な技術(メディアアート)を研究開発している落合さんは、アメリカやフランスなど世界各国で開催される学会で研究を発表することが多く、世界中を飛び回っているそう。
日本国内ではTEDxTokyo2014での英語スピーチが好評でした。

前編は、落合さんの研究と英語との関わり方について伺いました。するとふと出てきた超エリートの落合さんの弱点、「英語で○○が注文できない!」

はたして、世界が認める天才の”弱点”は本当なのでしょうか?!
DMM英会話を使って落合さんを”研究”させていただきました!

後編はこちら

100%英語。だって、見る人は世界中の人ですから

落合さんお久しぶりです。お忙しい中ありがとうございます。

お久しぶりです。はい、本当に忙しいです。今日はこの後渋谷で講演、明日も渋谷で講演、明後日は筑波大学で講演です。(笑)

(※このインタビューは10月14日に行われたものです。)

”魔法使い”落合陽一さんの最近の活動について教えていただけますか?

最近ですか、今は東大の大学院に戻ってきていますが、先月迄は研究をしながらマイクロソフトリサーチで働いていました。
研究内容はご存知だとは思いますが(笑)
堀江貴文さんとは仲が良くて、ホリエモンチャンネルでも掲載してもらいましたし、いろいろな媒体が研究内容を記事にして掲載してくれてますが、その中でも好きなのは・・・うん、これかな。
nanapiのけんすうさんという方のメディアで、記事が英語で書いてあってなかなかいいんです。

"Digital-age Alchemist" Yoichi Ochiai Overwrites the World

写真:空中に自在に物体を浮遊させる"Pixie Dust(ピクシーダスト)"(三次元音響浮遊)


この研究は2013年に研究して、2014年に発表しました。
今研究しているものは年末から来年くらいに発表じゃないかな。

早く知りたいです。やはり英語のほうがしっくりくるんですか?

だって、研究論文は英語で書かないとだれも見てくれないですからね。
見る人は世界の人、日本の人以外ですから。

国内にアピールしていないので日本語で書いてあることはまれです。

僕の研究の動画は100%英語のナレーションで、日本語がついてることはないです。
学会で発表する研究論文ももちろん全て英語で書いています。

日本て1億人しかいないんですよ。

どう考えたって日本人以外の69億人をミスするのはよくないですよね。

研究というのはとてもニッチな分野だし、やっぱりマニアックな要素が強いから、69億人くらい対象がいないと、俺の研究に興味をもってくれる人ってわずかですよね。
全世界の人の中になら、1億人以上俺の研究に興味持ってくれる人がいるだろうけど、日本だけだったら多分・・・本当に多くて300万人くらいしか興味持ってくれないんじゃないかな。

ちなみに、発表はロサンゼルスが一番多いです。

“魔法使い”は”ボビーオロゴン”として頑張っています

学会以外でも英語を使う場面てありますか?

研究所では100%英語で話します。かなり多国籍で、公用語が英語なのでみんなボビーオロゴンです。(笑)
アメリカ人ネイティブはそんなに多くなくて、中国やドイツから来ている人もいれば、インド出身だったり。
つまり、ボビーオロゴンとアグネスチャンとデーブスペクターで喋っている感じです。(笑)

おもしろいインド英語も聞けますよ。僕はインド英語すごい聞きやすいんですけどね。
「あるぅぅてぃすっ(巻き舌)」って、言われて「え?」って何度か聞き返して「あ、アーティストね!」って。(笑)
あのインド独特のリズムに合わないと全然会話が通じないですね。(笑)

そういえば昔、インドに2週間くらい旅したことがあって、インドの人はみんな英語が通じるからすごいなあって思った印象があります。
その時、インドのリシュケシュっていう普通の村に行ったんですが、そこでも英語が通じました。
でも日本で遠刈田温泉行っても英語通じないですよね。
このとき、「あ、日本と違うな」て思ったんです。

僕ね、めちゃくちゃ変な英語を話してます。多分本当に、ボビーオロゴンの日本語みたいな英語なんです。
ネイティブの人からしてみたら「何言ってんだこいつ?」みたいなことを言ってるんだと思います。

落合陽一_インタビュー_2

僕は発音は最初から諦めていて、カタカナ語でしゃべるわけですよ。

でもアクセントは個性ですから、カタカナで話すことに愛を持っています。

みんな英語を努力して上手に喋ろうとしてしまうので、わからないし、通じない。
あれはスキルじゃなくてただの言語ですからね。
「英語を喋れる人が頭が良くてかっこいい」て言っていたら、イギリスの幼稚園児は全員頭が良くてかっこいいことになります。

例えば、オバマ大統領が来日して、片言の日本語でもしゃべってくれたらちょっと嬉しいし、オバマ大統領が日本語喋れないからってバカにすることはないですよね?
そういうことなんだと思うんです。

英語力以外で勝負することがあるんだから、下手な英語で喋っていいんです

イチロー選手とかむちゃくちゃな英語で喋るじゃないですか。本田とかもむちゃくちゃなイタリア語でインタビューに答えたりしてる。
あのくらいしてもいいと思うし、そんなに難しい話しではないんです。

TEDxTokyoのスピーチは全部記憶したんですか?

いや、僕は人前に出ると記憶すっ飛ぶから(笑)実は言ってること超適当なんです。
でもなんとなく話せる。足下にもスライドが出てるからね。

"Physicalization of computer graphics: Yoichi Ochiai at TEDxTokyo 2014"
(動画を再生)

うん、完全にカタカナですよね(笑)
完全に日本人。オートマティカリーです。(笑)

でも全然これで海外の人に通じます。
ポイントはカタカナ英語で恥ずかしがらないことです。

https://twitter.com/ochyai/status/511639835040161793

あ、あともう1つ。これは後で話しますね。

まあカタカナ英語だけど、インド人よりはまともな英語喋ってるからね。
なんで日本人の英語が通じないかって言うと、周りに日本人がいないからです。日本人がみんな出てってカタカナで喋れば、周りがそれに慣れていって通じるようになったりもするんです。

カタカナでも気にしなくていいんですね。

はい。あ、でも英語のダメなエピソードありますよ。

カクテルの"ブラッディーメアリー"が頼めないんです。
”ブラッディー”も”マリー”も、多分英語ネイティブには違う言葉に聞こえているんだと思うんです。

ブラッディーメアリー知ってますよね?トマトジュースにウォッカ入れたやつ。
僕あれが好きで、至る所で注文するんですけど、至る所で失敗する。
これだけは今でも通じないんです。

違うものがでてくるんですか?

ううん、バーテンダーの頭から「?」が4つ出てくるんだ。(笑)
違うものが出てくるとかじゃなくて、全然通じない。
どう聞こえてるんだろうなあ?

今からオンライン英会話の講師に、ブラッディーメアリーを注文してみてください。

え?!注文するの?!

後編予告:天才はブラッディーメアリーを注文できたのか?!

後編は、有名な国際ジャーナリストの父、落合信彦さんとのエピソードや、英語を学習する人へのメッセージ、「ほとんど英語を勉強せずに海外でコミュニケーションを取る"魔法使い流"テクニック」などをご紹介します。

そして、オンライン英会話でブラッディーメアリーを注文する落合陽一さんの動画も公開予定!!
はたして落合さんは英語でブラッディーメアリーを注文できたのでしょうか?!

後編はこちら