Soma
(更新)
こんにちは。
セブ在住ライターのそうま(@Soh0806)です。
最近、身体を動かしてなくて何かスポーツしたいなぁ〜と思い、セブで評判のあるジムへ行ってきました。
そのジムとは、ALAGYMというボクシングジムです! ボクシングは生まれて初めての体験でしたが、実際にやってみて思った以上に楽しめました。
グローブつけてパンチするのがこんなにもストレス発散になるのか・・! ちょっとした爽快感に満たされて、日頃のうっぷんが晴らせました(笑)。ただ、トレーニングを終えた後の筋肉痛はちょっと大変でしたけど(笑)。
ということで、今回はセブ島にある代表的なボクシングジム “ALA GYM(アラジム)” をご紹介したいと思います!
※記事内1ペソ=2.3円で計算しています
※本記事の情報は筆者の体験をもとに執筆しています
セブ市内にたくさんボクシングジムがあるなかで、ALAGYMの存在感と評判がひと際目立っています!
なんでもこのALAGYMは、数々の現役世界王者が所属しているボクシングジムなのです!
なかでも有名なのは、現フライ級世界王者のドニー・ニエテス選手。
つまり・・・ALAGYMは、世界王者を生み出し現在も育成に励んでいる、超本格派なボクシングジムなのです。
「ボクシング」は、「バスケットボール」と並ぶフィリピンの国民的スポーツです。知っている方もいるかもしれませんが、フィリピンのボクシング界は、あの国民的英雄・マニー・パッキャオを生み出したことで世界的にとても有名です。
パッキャオは、フィリピンの貧困層出身というバックグラウンドをものともせず、拳一つで世界王者まで駈け上がり、世界で史上2人目に当たる6階級を制覇したという偉業を成し遂げました。
そんなパッキャオは、フィリピンの人たちにとって誇りであり夢そのもの。そのため、セブ市内をはじめフィリピン全土には多数のボクシングジムがあるわけです。
パッキャオの偉業を噛み締めながら、いざALAGYMへ行ってきます・・・!
まずはじめに、オリエンテーションを受けます。
最初に受けた説明はこんな感じでした。
それでは着替えも終わったので、トレーナーの指導のもと準備体操に取りかかります。
簡単に終わるだろ〜! っと少し軽い気持ちで臨みましたが、時間にして約20〜30分(!)のしっかりした準備体操が用意されていました(2店舗いきましたが、どちらもほぼ同じメニュー)。
ちょっと甘くみてました(笑)。
ストレッチは、何パターンか用意されていますが、特に印象的だったのが写真のように150センチくらいある長い棒を使ったストレッチです。
この長い棒を使って身体を左右交互にひねって、普段あまり使っていない筋肉を伸ばしていきます。このストレッチは、身体全体の矯正みたいに姿勢を正していく感じで個人的に好きでした(笑)。
ストレッチ・筋トレを含む準備体操の流れはこのような感じです。
正直なところ、ここまでの段階で体力の半分以上は使い切り、息がハァハァと切れています。水も500mlのペットボトルをほぼ消費していました。
準備体操が終わったら、少し休憩して呼吸を整えてから次のメニューに臨んでくださいね!
さぁ、いよいよグローブをつける段階にきました・・!
持ってきたバンテージをトレーナーの方につけてもらい、グローブを装着!
「あれ・・、意外と重い!」
後から調べてみると、一番大きなグローブだと1つ約500gもあるそうです!・・となると、両手で1キロということか。
ジムのグローブがどれくらいの大きさかはわかりませんが、普段、手先に重りをつけるようなことはないので、長時間グローブをつけたままでいるだけで、手と腕の疲労感が半端ないです。
そんな手の疲労感と戦っていた自分のそばには、写真のように子どもがパンパン〜と、女性がフックやアッパーをパンパン〜っとグローブを装着してミットに打ち込んでいました。
負けてられない(笑)。
よし、気持ちを引き締めてやるぞ!
リングの中、外と、交互でスペースが空いているところを使って、ミット打ちをしていきます。
トレーナーは、ジャブ・ストレート・フック・アッパーといったパンチの種類を声に出して、どのタイミングで打ち込むのか教えてくれます。このパンチの組み合わせがコンビネーションです。
「ジャブ・ジャブ・ストレート」や「ジャブ・フック・ジャブ・アッパー」のように、トレーナーがたびたび指定するコンビネーションを変えていくので、それに合わせてパンチを打ち込んでいきます。また、そのコンビネーションでは、右手・左手を打ち変えていく必要もあります。利き腕じゃないほうを使うのは難しい・・!
そして、トレーナーがミットを使って、時折こちらにパンチしてくる時は、それを瞬時にかわさなければいけません。このかわす感じが、ボクサーになった感じで楽しいんですよね(笑)。
写真のフィリピン人の男性は、あまりにもカッコいいパンチさばきだったので写真を撮らせてもらいました。将来はパッキャオのように世界王者を目指しているのでしょうか・・・!
このように準備体操から実際のミット打ちまで、約40分〜1時間ぐらいのコースでした。混み具合によっては少し早めに切り上げられることもありますが、最終的には自分の体力がどれだけもつか・・次第ですね(笑)。
・室内用シューズ・・・これは必ず要ります!なかったら帰されてしまうので、ご持参のほどお忘れなく。
・着替え・・・尋常じゃない量の汗をかきます。着替え用に上下の服、パンツ・靴下の替えも一緒に持ってきておくと良いと思います(必要な方はALAGYMで購入可)。
・タオル・・・尋常じゃない量の汗をふくために必ず持参!
・スポーツ飲料水or水・・・汗が出た分の水分補給を!ガブ飲みは気持ち悪くなるのでご注意ください。スポーツ飲料でこまめに補給するのがおすすめです。
・バンテージ・・・ない方はALAGYMで購入することができます。1つ295ペソ(約680円)。セブのショッピングモールのスポーツショップでも購入できますが、価格はほぼ一緒なので(250ペソ〜)、用意する時間がなければわざわざ買っておかなくてもOKです。
・1回利用券・・・250ペソ(約580円)
・グローブ貸出料・・・50ペソ(約120円)
・バンテージ購入料(必要な方のみ)・・・295ペソ(約680円)
回数券を使わない1回利用時は300ペソ(約690円)
初回であれば、バンテージ込みで595ペソ(約1370円)
上記の金額でALAGYMを利用できます!
行く頻度に応じて回数券を購入しておいたほうがお得なので、こちらを参考にしてください。
今回は、パッキャオをはじめ数々の世界王者を生み出してきたALAGYMについて紹介しました!
1. ALA GYMとは
2. ALAGYMのコースメニュー
3. ALAGYMで事前に準備しておくもの
ALAGYMのボクシングジムでトレーニングしている人の表情は真剣そのもの。ピリッとした熱気に包まれています。
世界のパッキャオのように、次は誰がフィリピンの英雄となるか・・! これからのフィリピンのボクシング界にも、目が離せませんね!
皆さんもフィリピンに、英語だけではなくボクシング留学しにくるのはいかがでしょうか?