DMM英会話ブログ編集部
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アメリカでの生活に欠かせない要素のひとつが、宅配ピザを注文してワイワイとみんなで騒ぐホームパーティー。トレンディーなドラマでもよく目にするシーンですよね。
仕事後に友達の家に集まってスポーツの試合をみんなで観戦する場合などでは、気楽に注文できるしすぐに食べられるし、みんな大好きなピザのデリバリーサービスはもはや定番です。
ただし、海外でピザの宅配を注文するためには、英語初心者にとっては強敵とも言える「電話で注文を行う」という行為が欠かせません。今回は、ピザを例に電話でデリバリーを依頼するときに使える英語表現をご紹介します。
アメリカではどんなに小さな町でも複数のピザ屋さんがあります。まずはどのお店に注文するかを決めましょう。もし可能であれば事前調査を行い、地元の人たちがどこのピザ屋をひいきにしているかを確認しておきましょう。
現地ヒアリングをする際は、このように聞けばオッケーです。小さい町であれば全てのお店を一通り試してみて、自分の好みのピザ屋を見つけるのも良いでしょう。
ホームパーティーでは、どこのピザ屋から宅配を取るかを多数決で決める「民主主義ルール」とホームパーティーの主催者が独断が決める「独裁者ルール」がありますが、どちらが優れているというわけではありません。
ですが「どこのピザ屋が好きか」というローカル話は同じ町に住む人たち全員に関連する情報であり、ホームパーティーで会話のネタに困ったときにもオススメの話題です。
ちょっとこの町の宅配ピザ屋さんの情報を知りたいと思っているんだよね、という枕詞をつけると、さらに周囲の協力を仰げるでしょう。その後に、どこのピザ屋さんから注文することが多いかを聞くとベターです。
次はメニューの決め方です。
最近ではネットでメニューを検索できることが多いので、ホームページを見てみる、またはチラシや以前注文しときに受け取ったメニューなどを参照します。いずれの場合もお得なクーポンが付いている可能性が非常に高いので、それを元に何を注文するか考えてみるのも非常に策略的でよろしいかと思います。
初心者の場合であれば、注文したいメニューを事前にメモに書き出しておきましょう。
普通は冒頭に、
などのサイズを持ってきます。その後に “with” と続けて、単語でトッピングを指定していきます。
1つ以上のピザを頼む場合は、
というように、一番最初に数値を持ってきます。
準備が整ったならば、ピザ屋へ電話をかけて実際に注文してみましょう。
一般的な会話としては次のような流れになるかと思います。
Mike: Thanks for calling Johnnie’s Pizza. This is Mike speaking. How can I help you?
「お電話ありがとうございます。ジョニーズピザのマイクが承ります」You: Hi, I would like to order a pizza, please.
「もしもし、ピザを注文したいのですが」Mike: Sure. What would you like to order, sir?
「かしこまりました。ご注文はお決まりでしょうか?」You: I would like a large pizza with mushroom, onions and chicken.
「マッシュルーム、オニオン、チキンをトッピングしたLサイズのピザを一つください」Mike: OK, one large pizza with mushroom, onions and chicken. Is that it?
「はい、マッシュルーム、オニオン、チキンのLサイズピザを一枚ですね。ご注文は以上ですか?」You: Yes, that’s it.
「はい、そうです」Mike: Is this for take-out or for deliver?
「これはテイクアウトですか、それとも宅配ですか?」You: Delivery, please.
「宅配でお願いします」Mike: Sure. Can I have your address, please?
「かしこまりました。住所を教えていただけますか?」You: 1128 Mass. Ave.
「1128 Mass通りです」Mike: OK. 1128 Mass. Ave. It’ll be 13 dollars and 85 cents. Cash or credit card?
「了解しました。1128 Mass. Aveですね。13ドル85セントになります。現金ですか? クレジットカードですか?」You: Cash.
「現金です」Mike: OK, the delivery will take about 30 minutes. Thanks for your order.
「宅配まで30分ほどかかります。ご注文ありがとうございました」You: Thank you. Bye now.
「ありがとうございます。それではさようなら」Mike: Bye.
「さようなら」
このような会話を繰り広げた後、30分ほどでピザは宅配されてくるはずです。
上の会話内では、
と答えましたが、事前に注文をしておき焼き上がる頃に取りに行く、という受け取り方も可能です。
アメリカは日本以上にクレジット社会のため、現金 or クレジットカード払いのどちらかを事前に聞かれることが多くあります。ホテルの予約などの場合は、クレジットカード番号も一緒に聞かれることが普通です。
また店員の対応も日本ほどマニュアル化されていないので、注文を繰り返して確認しないこともあれば、聞き間違えた注文をそのまま配達してくることもよくあります。しかしそれもアメリカらしさの1つ。
それまた一興と受け入れるも良し、注文が間違っていることに対して苦情の電話を入れその音声をすかさず録音しておき、対応に問題がなかったかどうかを専属の弁護士に相談→店側の対応などを含めて考慮した結果勝算があるとされた場合には裁判に持ち込む、というのも良いのではないでしょうか? というのはもちろん冗談ですが、あながちあり得ない話でもない、というのもアメリカらしさなのかもしれません。
ステップ3を無事終えれば、ほどなくしてピザが届きます。“Thank you.” と伝えてデリバリーボーイに15〜20%程度のチップを渡してあげてください。アメリカでは彼らのメインの収入源は、時給ではなくチップなのです。
いかがでしたか? 今回は電話注文時の英語フレーズをご紹介しましたが、最近ではネットによる注文が主流になりつつあります。ネット注文の方が間違いが起きる可能性が低いため利用する人は多くいますが、英語を学習する人にとってみれば、電話でデリバリー注文ができると大きな自信になりますよね。ぜひチャレンジしていただきたいです。
それでは、楽しいピザパーティーを!
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