坂本 直文
(更新)
みなさん、こんにちは。
就職コンサルタントの坂本直文です。
DMM英会話ブログでは、20年間あまりにわたり大学生の就職支援に取り組んできた経験から、「最高の内定を取る方法」について、DMM英会話活用と絡めながら様々なテーマのコラムを書いています。
第三回目のテーマは、「海外留学経験なしでも“英語力で人気企業の内定”を勝ち取る方法」です。
人気のグローバル企業への合格は、海外留学経験がないと難しいと思っている人が多いようですが、そんなことはありません。
毎年、私のところには、金銭的な理由、時間的な理由で海外留学ができなかったけど、航空や総合商社、メーカーやマスコミの海外部門に受かりたいという悩み相談メールが多数来ます。たとえば以下のような内容です。
このような内容は、海外留学経験のないグローバル企業受験者の典型的な悩みです。
しかし、心配はいらないです。
このコラムで紹介する方法を使えば、不利どころか有利にさえなります。海外留学経験がなくても大手のグローバル企業に受かります。
DMM英会話活用法を織り交ぜた自己PR例も多数掲載しました。ぜひ参考にしてください。
グローバル企業を受ける場合、受験者の大半は留学経験者です。その中には、短期の語学留学ではなく、1年間海外の大学で学んだ学生も少なからずいます。
ここからは、いずれの学生にも負けない英語力自己PR例を紹介します。
・ ⑤⑥⑦⑧⑨は、趣味・特技欄などに書くと効果的です。また、①②③④のアピールに付記して使うのもよいです。
→ 海外留学した学生でも、英字ニュースを日常的に読む習慣がある学生は非常に少ない。
→ 海外留学した学生でも、英字ニュースを日常的に読み、かつ、外国人とディスカッションする習慣がある学生は滅多にいない。
→ 海外留学した学生でも、日常的に英会話のマンツーマンレッスンを受け、ビジネス英語を学んでいる学生は非常に少ない。これを1年以上継続している場合は、一般的な海外留学の期間よりも長くなるので、アピール度は一層増す。
→ 海外留学した学生でも、帰国後の学生生活において、日常的に外国人と接し、英語を実践的に使っている学生は非常に少ない。これを1年以上継続している場合は、一般的な海外留学の期間よりも長くなるので、アピール度は一層増す。
※ 大学内に「国際交流ラウンジ」「英会話ラウンジ」「英語カフェ」などの名称で、留学生や語学系の教員と密にコミュニケーションが取れる場を設けている大学は非常に多いです。ぜひご自身の大学HPをチェックしご活用ください。
* ①②は、DMM英会話の人気教材『デイリーニュース』を活用した自己PRです。
③はDMM英会話の『ビジネス英語』教材を活用した自己PR、⑤については、DMM英会話の多国籍な講師を選択することによって作れる自己PRです。
【英字ニュースを日々読んで、世界中にアンテナを張っています】
私は日々欠かさず、英字ニュース(デイリーニュース)を読むことを自分に課しています。目的は以下の3点です。
①世界的な視点でビジネスを考えられる見識を得るため。
②社会問題や時事問題に関する英語の語彙を充実させるため。
③将来、御社の海外部門に配属された場合に活躍できる人材になるため。私がアンテナを張っている英字ニュースは次の10ジャンルで、A.「Science & Technology」。B.「Culture & Entertainment」。C.「Economy & Business」。D.「Health」。E.「Language & Education」。F.「World」。G.「Asia」。H.「USA & Americas」。I.「Europe」。J.「Middle East & Africa」。
面接では、最近読んだ英字ニュースの中から、御社のビジネスに直接的、または間接的に役立つものを紹介させて頂けたらと思います。
※ この文中の「英字ニュースの10ジャンル」は、DMM英会話の教材『デイリーニュース』のジャンルです。『デイリーニュース』のサイトにおいて、各記事はこれら10のジャンルごとに整理区分されています。
【英字ニュースを日々読んで、外国人とディスカッションしています。現在115回】
私は日々欠かさず、英字ニュース(デイリーニュース)を読み、なおかつ、内容を題材に外国人とディスカッションをしています。すでに115回のディスカッションを行いましたが、卒業までに300回を超える予定です。この努力の目的は以下の3つです。
①世界的な視点でビジネスを考えられる見識を得るため。
②社会問題や時事問題に関する英語の語彙を充実させ、実戦的な英会話力を磨くため。
③将来、御社の海外部門に配属された場合に活躍できる人材になるため。面接では、最近読んだ英字ニュースの中から、外国人講師とのディスカッションで大変盛り上がったものを紹介させて頂けたらと思います。これは御社のビジネスにも間接的に関係した内容です。
※ この文中の「外国人とディスカッション…」は、DMM英会話のレッスンにおいて、講師と『デイリーニュース』の記事内容についてディスカッションしていることを述べたものです。
レッスンを毎日1回ペースで受講すると、1カ月でディスカッションの回数は30回に達し、4カ月目には100回を超えます。
【日々、英語のマンツーマンレッスンを受け、ビジネス英語を鍛える。1年以上継続中】
大学卒業後は、英語を使って仕事をすることを目標にして、学生時代は英語の勉強に力を入れました。現在は、日々英語のマンツーマンレッスンを受け、ビジネス英語を鍛えています。すでに1年以上継続しており、大学卒業までには、〇年〇カ月、合計〇〇〇回のマンツーマンレッスンを受けて、ビジネス英語に磨きをかけるつもりです。
ところで、御社の海外支社がどの国にあるかをウェブサイトで確認しました。それらの国の中で、アメリカ、イギリス、カナダ、フィリピン、インド、メキシコ、エジプト、ロシアの8カ国については、これらの国の講師を探してマンツーマンレッスンを受けました。そして、以下の4つの質問をしました。
①御社の商品・サービスを知っているか。
②知っていたら、どんな感想を持っているか。
③その国でもっと売れるための工夫は。
④御社のウェブサイトを見た感想は。この結果、8カ国の方から、非常に興味深い内容の返事を頂き、御社で働きたいという思いがますます高まりました。このことは面接でお話させて頂けたらと思います。
※ この文中の「英語のマンツーマンレッスンを受け、ビジネス英語を鍛える…」は、DMM英会話で『ビジネス英語』の教材を選択してレッスンを受けていることを述べたものです。
②の内容
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なお、上記以外で、実戦的な英語力を磨くために私が実行していることは、『大学の国際交流ラウンジで留学生とワークショップをすること』、『御社(志望企業)の英文サイトを読み、海外向けの商品・サービスをチェックすること』、『大学の授業は、英語で講義が行われる授業を選択すること』、『アルバイトは、外国人のお客様と接することができる仕事を選択すること』、『日々、英語のマンツーマンレッスンを受けること』、『外国人の友人を作り、英語で交流すること』、『一日の最後に、英語で日記を書くこと』です。
御社の海外部門で貢献できる社員になるため、卒業までの時間を有効活用し、最大限の努力をします。
【大学の国際交流ラウンジで7カ国の留学生とワークショップ。リーダーも務める】
私が大学生活で目標としているのは、毎日、英語漬けになり、生きた英語力を身につけることです。実行して効果があったのは、学内にある国際交流ラウンジ(英語ラウンジ)に通って、様々なワークショップに参加することです。
私の大学には、国際交流ラウンジと呼ばれる場所があり、当大学への留学生達(アメリカ人、フランス人、中国人、韓国人、タイ人他)と日本人学生とのワークショップが英語で活発に行われています。
たとえば、①国際問題に関するディスカッション、②日本と各国の文化や習慣の比較勉強会、③スポーツイベント、④各国料理の作り方教室、⑤各国の言葉を学ぶ勉強会、⑥ボランティア活動、などです。
現時点で一番学びが得られたのは、私がプロジェクトリーダーになって企画運営した「地球温暖化問題の解決策を考えるワークショップ」です。外国人学生(7カ国)とチームを組んで仕事をする場合の、注意点と秘訣を実践的に学ぶことができました。
御社はアメリカ、フランス、中国、韓国、タイに海外支社がありますが、将来、これらの国の方々と一緒に働くことが楽しみでなりません。
・ 外国人の友人を作ること(現在、〇カ国 □人。毎日英語でチャット)。
・ 外国人のお客様を英語で接客すること(アルバイト先で日々実践)。
・ 英字ニュース(デイリーニュース)を毎日欠かさず読むこと。
・ 英字ニュース(デイリーニュース)を毎日欠かさず読み、外国人とディスカッションをすること。
・ 英会話のマンツーマンレッスンを日々受けること(すでに2年間継続、卒業までにビジネス英語についても習熟します)。
DMM英会話を活用すると、このようにグローバル企業に受かる自己PRが作れます。日々のマンツーマンレッスンの受講を楽しみながら、ぜひ実行してみてください。
最後に、私自身のDMM英会話の教材の選び方をお話させて頂くと、レッスンでは約9割『デイリーニュース』を選んでおり、私がこれまでに感じた『デイリーニュース』の主なメリットは5つあります。
①ニュースの内容が興味深いので、意欲的に取り組めること。
②外国人講師にとっても興味深い内容らしく、講師も自分の考えを明るく話してくれて、レッスン(ディスカッション)が楽しく進行すること。
③日常生活やビジネスの場において、外国人と会話をする際の話のネタになること。
④『デイリーニュース』で出てくる語彙は、日常会話以上のレベルの話をする場合に必要となるものが非常に多いこと。
⑤同じ『デイリーニュース』でも講師の出身国等のバックグラウンドの違いによって、意見や付加情報が違うので、その点も興味深いこと。
今回のコラムはいかがでしたでしょうか。
感想をお送り頂けたら幸いです。今後の執筆内容の指針にします。
あなたからのメールを楽しみに待っております。
・著者メールアドレス(感想・相談等) sakamoto393939@yahoo.co.jp
・著者サイト http://www.gekiteki.net/
就職コンサルタント/就職本著者
キャリアデザイン研究所代表
坂本直文
坂本先生
大学卒業後、英語力が生かせるグローバル企業で働きたいと思っています。第一志望群は航空(JAL・ANA)の総合職、第二志望群は総合商社(三井物産・丸紅)、第三志望群はメーカーの海外部門(資生堂・花王)、および、外資(P&G)です。
ただし、私は海外留学経験がありません。短期の語学留学さえありません。可能であれば海外留学をしたかったのですが、家庭の経済的理由から断念しました。グローバル企業、海外部門、外資志望者には、海外留学経験者が当たり前のようにいるとネットに書かれていて大変不安になりました。不利を覆す方法があれば教えてください。