Maksim
(更新)
ニューヨークに関するWebメディア『NYPG』を運営しているMaksim(@maksim01bac)です。
アメリカは移民の国として有名ですが、移民がアメリカ国内で一番多いニューヨークでは、マンハッタンの1つのエリアに実にさまざまな多国籍料理屋が横並びに並んでいます。そこで気になるのが、ニューヨーカーはこんなにたくさんのお店のなかから一体どうやってお店を選んでいるのか?
私自身、ニューヨークに移住してからというものの、レストランなどのお店を探すのにはじめは本当に苦労しました。しかし、アメリカ人の奥さんにアプリやサービスをいろいろと教えてもらい、今ではそこらへんのニューヨーカーよりも詳しいほどです(笑)
今回は、彼女に教えてもらった、ニューヨークでオススメのお店を探す4つ方法をご紹介します。
Yelp は、アメリカ人に「何食べに行く?」と質問したら80%以上の人がアプリを立ち上げると言ってもいいほど、メジャーなアプリです。日本でいう「食べログ」に近く、アメリカ人が実際に yelp を使ってレストランやバーを探す際に注目するのが「コメント」「評価」「現在地からの距離」の3つです。
コメントは「食べログ」でいうレビュー。実際に店舗に行った人の書くレビュー・評価などの口コミをチェックするのは、世界共通のようですね。
また、アメリカ人は突発的な人が多くいます。(筆者調べ)
急に「軽く一杯飲まない?」と言われたときでも、現在地から付近にあるバーを簡単に表示してくれるので、とても便利です。
さらに、yelp は飲食店以外にもショップや賃貸物件などの情報を検索できる機能も搭載しており、移・食・住すべてを網羅した素晴らしいアプリとしてアメリカ人に認識されています。 ユーザー数も右肩上がりに伸びているようです。
Facebook に Twitter、Instagram——。今や世界中でさまざまな種類のSNSツールが利用されています。
日常の出来事を共有しあうなかで、食事の様子を投稿する人も多いですよね。リアルタイムで流れてくるおいしそうな料理の投稿は、最近では “飯テロ” と呼ばれ、ごはんどきの腹ペコな人を苦しめているとかいないとか(笑)
美味しいお店や穴場スポットほどシェアされるので、ニューヨーカーの友人の投稿をチェックすると、新規のお店を開拓できるかもしれませんよ。
ニューヨークで一番有名な新聞といえば『The New York Times』。この新聞はニュースだけでなく、市内に新しくできた注目店なども頻繁に取り上げています。
最近では、私の知り合いが経営する「BASSANOVA RAMEN」が、The New York Times の紹介する「ニューヨークで美味しいラーメン屋10店」にランクインしていました。
《参考記事》
Slurp Worthy: The Top 10 Ramen Destinations in New York
掲載後、一度食べてみたいと思ったニューヨーカーがたくさんお店を訪れたそうです。
The New York Times は昔から人気の新聞ですが、数年前からはWeb版もスタートしています。ファンの期待を裏切らない美味しいお店が厳選されているので、ニューヨークに行ったら要チェックです!
Gothamist というWebメディアでは、NEWYORKTIMES に比べて安くて美味しい店を定期的に紹介しています。
例えば、ロウアーイーストにある中華料理店「VANESSA’S」では、1.25ドルで餃子が4つ食べられるのですが、ニューヨークでこの値段はまず考えられません。
VANESSA’S のように安く、美味しいとなると「チャイナタウン」や「ロウアーイースト」「ハーレム」のような少し中心街から離れたエリアのお店になりますが、このようなローカルの美味しいお店を知ることができるのが Gothamist の強みです。
高級レストランもいいですが、外食が高いことで有名なニューヨークでは、Gothamist のような庶民の味方をしてくれるWebメディアも重要視されています。
いかがでしたか?
さまざまな民族が集まるニューヨークには、毎日3食を外食しても制覇し切れないほどバラエティに富んだ飲食店があります。今回ご紹介したアプリやサービスを駆使して、ぜひお気に入りのニューヨーク・グルメを見つけてくださいね。