DMM英会話 ブログ 英語でつながる 海外生活

ニューヨークで仕事をするならここ! 現地フリーランスに人気のワークスペース3選

ニューヨークで仕事をするならここ! 現地フリーランスに人気のワークスペース3選

ニューヨークに関するWebメディア『NYPG』を運営しているMaksim(@maksim01bac) です!

メディアを運営していると、よくファンの方から「ニューヨークはクリエイターが多いイメージがありますが、どうですか?」と質問されます。実際、ブルックリンに暮らす人の約80%は個人経営またはフリーランスとして働いていると以前知り合いからききました。
そして、そういった人たちは固定のオフィスを持たず、街中のさまざまな場所で仕事をしていることが多いです。

そこで今回は、ニューヨークのクリエイター達がどんな場所で仕事をしているのかご紹介します!

 

いつも満席!? フリーランサーに人気の『WeWork』

ニューヨークのフリーランサーに「仕事をするのにいい環境はどこ?」 と聞くと、ほとんどの人が「やっぱりWeWorkでしょ!」と答えます。

『WeWork』はコワーキングスペースをレンタルするニューヨーク発のサービスで、トレンドに敏感なニューヨーカー達の間で最近ブームになっています。そのため、訪れるとスペースは常に満席。

なぜWeWorkはここまで人気になったのか。ポイントは、スペースを使うフリーランサーやスタートアップの起業家にとって素晴らしい環境が提供されていることです。

 

ポイント1. 用途に応じてさまざまなプランがある!

WeWorkでは、1ヶ月のレンタル代は用途によって違いがあり、45ドルで共有スペースを月2回利用できる一番安いプランから、個室をオフィス代わりに使える月数千ドルのものまで幅広く用意されています。
どの空間もクリエイティブでおしゃれなデザインが施されており、利用者は各々お気に入りの場所を見つけて作業を進めています。

 

ポイント2. ドリンクバー飲み放題!

1日中WeWorkで過ごすフリーランサーには嬉しい制度ですよね。ジュース・ティーなどなんでも揃っていますが、ドリンクバーにはなんとビールサーバーも! 仕事中にビールも飲めちゃうというのもクリエイティブな発想ですね(笑)

 

ポイント3. 仕事のネットワークが広がる!

WeWorkは独自のSNSツールを持っており、会員はその内で仕事の求人やプロジェクトの立ち上げなどの連絡をおこなっています。実際に、そのSNSから仕事につながることももたくさんあるそうです。

現在、WeWorkは世界中に32のロケーションがあると言われていますが、毎月2〜3ヶ所ずつ増え続けているんだとか。日本に上陸するのも時間の問題かもしれないですね。

WeWork
URL:https://www.wework.com/
※ 価格やサービス内容はロケーションによって異なることがあります

《関連記事》
起業家たちにコワーキングのための貸しオフィス「WeWork」が ニューヨークで流行ってる?

 

カフェでコーヒー片手に仕事ができる『whynotcoffe』

ここ数年、日本でもカフェで仕事をする人が増え、スターバックスを中心にwifiや電源を設置するお店も徐々に増えてきていますね。ですが、ニューヨークではどのエリアのカフェでもwifiと電源が当たり前のように使えます。
マクドナルドやスターバックスといったチェーン店もいいですが、せっかくなので少しローカルなお店をご紹介しましょう。

ロウアーイーストにある『whynotcoffee』は、フリーランスの人にはかなりオススメ。 私自身 whynotcoffee で仕事をすることがよくあります。

先日飲み物をオーダーしに行った際に、スタッフに「何してる人?」と尋ねられ、Web関係の仕事をしていると答えたところ、彼自身もプログラマーで whynotcoffee によく仕事に来る人を紹介してくれました。

また、仕事をしていると急に横から「wordpressを使ってるんだね! 何やってる人?」と声をかけられて、そこから仲良くなったケースも何度かあります。

店にいる8割の人がパソコン作業をしている異空間なせいもあるかもしれませんが、このような出会いがよくあり、仕事につながることもあるんです。

仕事場としてカフェを選ぶなら、whynotcoffee のようにフリーランスが集うカフェをオススメします。それは、ニューヨークでは向こうから「何をしている人ですか?」と声をかけてきてくれるケースがとてもよくあるから。

そこから友達になったり仕事に繋がったりと、予期せぬ出会いがあるかもしれません。もし英語が苦手でも、お互いの仕事を見せ合えば仲良くなりやすいですよ。

私はこの2年でさまざまなカフェに行きましたが、チェルシー、ソーホー、ユニオンスクエア、ブルックリン、ロウアーイーストあたりのカフェにフリーランスの人が多いイメージです。

 

ホテルのロビーが仕事場!『Ace Hotel』

日本で友達に「仕事場はホテルのロビー」と伝えたら、みんな首をひねるでしょう。しかし、ニューヨークにはホテルのロビーで仕事をしている人がたくさんいます。
しかも、特定のホテルの話ではなく、ニューヨークにはノマドワーカーの間で有名な場所が何ヶ所も存在します。

チェルシーにある『Ace Hotel』は、日本の雑誌も撮影に訪れるなど、ニューヨークっぽい雰囲気満載の人気のホテル。ロビーはいつ訪れてもパソコンを触っているフリーランスの人で溢れています。しかも、その90%以上の人が宿泊客ではなく一般人!

彼らがここを仕事場に選ぶのは、ホテルのwifiと電源を無料で使えること、そして仕事のしやすい空間だからです。ロビーには、合計50人ほどが座れるソファー席とテーブル席があり、もちろん仕事を何時間していてもスタッフに怒られることはありません。

さらに、コーヒーなどの飲み物も席でオーダーできるので、カフェと変わらない、もしくはそれ以上に快適な環境が整っているんです。

Ace Hotel 以外にも、マディソンスクエアにあるノマドホテルやブルックリンにあるワイスホテルなども有名なノマドスペースがあるホテルです。私もさまざまなホテルのロビーで仕事をしてきましたが、今のところ Ace Hotel が一番かなと感じています。

《関連記事》
雑誌でこのホテル見たことないですか?ファッション雑誌でよく ロケーションで使われてる ACE Hotel

 

さいごに

今回ご紹介した他にも、5番街にある「ニューヨーク公共図書館」もwifiや電源が設備されているのですが、図書館だけに中では私語厳禁。そのため誰かと一緒に仕事をしたい場合は難しいかもしれませんが、1人で仕事をするならとても快適な環境だと思います。

日本でも職種関係なく年々増えているフリーランス。そんな時代だからこそ、「海外に滞在しながら日本のクライアントさんの仕事をしたい!」という人はパソコン1台だけ持ってぜひ遊びに来てください!

ニューヨークはフリーランスのあなたが気持ち良く働ける環境を準備して待っていますよ!