齋藤 慎之介
(更新)
留学や仕事など、これからしばらく海外で生活しようと考えている人にとって、日本から何を持っていくべきなのかは思ったよりも悩むところです。
必要なものをリストアップしてみたけれど、実際に海外で生活している人の声を参考にしたい!という読者の方も多いのではないでしょうか?
今回はそんな皆さんのために、アメリカやヨーロッパなど様々な海外の地域で実際に生活している方々にお話を伺い、海外生活にマストなグッズをまとめてみました。「これを持っていけば絶対に役に立つ」という便利グッズを厳選してご紹介します!
歯ブラシは、好みのものを大量に持っていきましょう。特にアメリカや東南アジアの歯ブラシはびっくりするくらい巨大なものが多いので、一度日本のサイズに慣れてしまうと、なかなか海外のものでは隅々までうまく磨けません。
消耗品かつかさ張る物でもないため、まとめて大量に持ち込むことをおすすめします。
洗濯ネットは海外で非常に重宝します。日本では自宅に洗濯機があるのが一般的ですが、海外では特に都市部の家に洗濯機が無いことが多く、その代わりにコインランドリーで洗濯します。
コインランドリーの洗濯機では細かな設定ができないことがほとんどですが、洗濯ネットを使って下着などの繊細な衣類のダメージを防ぐことができます。また留学生なら、寮の洗濯機まで衣類を運ぶのにも役立ちます。
今やお掃除には欠かせない存在となったレック株式会社製の「激落ちくん」をご存じでしょうか?
海外でこのクオリティのスポンジはなかなか手に入りません。また、水だけで汚れを落とすことができるので、洗剤等を買う必要が無いのもおすすめの理由のひとつ。水回りなどのしぶとい汚れには大活躍します。
海外のサランラップは薄くて切れにくく、すぐにぐちゃぐちゃになってしまうなどの理由で、質が悪く使いづらいことが多くあります。電子レンジでの調理には欠かせませんし、料理に封をすることもできるサランラップはやっぱり必需品。箱なので、かさばりにくく収納もしやすいです。
家事をたくさんする人は、日本から持っていくのがおすすめです。
日本では日常的に通りで配られるポケットティッシュ。海外ではそんなことはまず起こりませんし、そもそもポケットティッシュを持ち歩くという習慣がありません。
でも日本人にとっては、鼻水がひどいときやケガをしたときには絶対に必要です。特に鼻セレブなどの上質なものは、いざというときにきっと重宝するはず。紳士なら、ポケットに忍ばせておくだけでイメージアップにも繋がります!
海外で長く暮らしていると、どうしても日本食が恋しくなることがあります。今は味噌汁やカップラーメンは意外とどこでも手に入るようになりました。しかし、めんつゆや、だしの素はなかなか手に入りません。日本の味が恋しくなったとき、この2つの調味料があれば、肉じゃがや鍋など日本らしい食事を作ることができます。
また、おたふくソースは関西人には必需品だそうで、これがあればお好み焼きなどの関西料理を外国人の友人に振る舞ってあげることもでき、喜ばれるんだとか。
これは多くの留学生が口を揃えて言います。海外のノートやルーズリーフは紙の質が違うので、書き心地にこだわるなら日本から持っていくことをおすすめします。
0.3ミリのシャープペンシルの芯や、油性ペンは海外ではなかなか手に入りません。また、便せんや封筒などのレターセットもあると便利です。
文房具は何かと役に立つので、使い慣れているものをそのまま持っていくようにすれば間違いはありません。
日本で見かけるあのシリコン製の輪ゴムは、海外では全く目にしません。輪ゴムがあれば、お菓子やシリアルの口に封をすることができたり、カードなどのかさ張るものを束ねることができたりと、海外でも非常に便利です。
日本では、風邪を引いたときにはマスクをしますよね。でも海外でマスクをしていると、外科医か強盗かと思われてしまうほど非常識。よって、どこにも売っていません。
それでも、インフルエンザなどの感染症の予防や、花粉症対策、また掃除のときなど、日本人にとっては必要な一品ですよね。渡航する際に必要なだけ持参することをおすすめします。
最後は日本から持っていくべきアイテムの王道とも言える、使い捨てカイロ。海外ではほとんど目にすることはありません。特に冬の寒さが厳しい地域では、カイロがあるだけでホッとします。貼るカイロ、貼らないカイロともに、たくさん持っていって損はありません。
いかがでしたか? 海外で生活する上で日本から持っていくべき物を10個、ご紹介しました。みなさんの持ち物リストの中に、上記のものは含まれていたでしょうか?
こういうアイテムは、海外で実際に生活をしてみて初めて「あれ、これ売ってないじゃん!必要なのに!」と気づくことが多いものです。
アメリカやヨーロッパなど、実際に海外で生活している方々の意見を元にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。快適で充実した海外生活を送るためにも、準備は万全にして気持ちよく飛び立ちたいですね。