英語が不自由なく使えるキャリアウーマンが、あえてフィリピンに英語留学をした理由

「仕事で英語を使えていても、まだまだ学べることがたくさんある」と、目を輝かせながら話すのは外資系企業に勤める藤井さん。ビジネスの現場で使っている人だからこそ、「ただ話せるだけでは足りない」と感じていることがあるようです。

そんな藤井さんに英語留学をした理由や、英語学習についてどう考えているのか、お話をうかがいました。

仕事で毎日のように英語を使っている私が、あえて英語留学をする理由

―― まずは藤井さんの自己紹介をお願いします。

外資系の人材紹介(日本に住んでいるバイリンガルの人を紹介する)会社でヘッドハンティングの仕事をしています。外国人の同僚もいますし、クライアントも外資系企業が中心なので英語は日々社内外で使っています。過去には留学を兼ねてオーストラリアへ1年、ワーキングホリデーをした経験もあります。
英語は以前から勉強をしておりましたが、より実践英語を学ぼうと、現在は『SparkDojo』という英語スクールに通っています。

―― 英語を使う職業に就かれたきっかけは何ですか?

もともとミックスカルチャーが好きで、多国籍な環境になじみやすいんです。そういう中で生活したり共存していくことに興味があったのでワーキングホリデーにも行ってみたり。東京に戻ってきて今の仕事を10年くらいやって、いろんな国の人と関わっています。そういう環境にいると自分自身の世界が広がりますね。日本人のビジネスの仕方だけでなく、多様なやり方を学ぶし。英語ができると確実に世界が広がるし、仕事の仕方もグローバルスタンダードになっていきますね。

 

―― 今回の留学の目的をお教えください。

SparkDojo』では実践特化型の英語トレーニングをしていますし、仕事でも英語を使っていますので、英語力についてはある程度の自信はあったんですね。しかし、まだまだ新しく学べることってたくさんあると思っていて。特に英語での交渉シーンなどでは、苦手に感じる部分もありました。そこであらためて集中的に特訓したいなと思い、『SparkDojo』の強化合宿という形で留学をしました。

 

プロフェッショナルとして、よりビジネスの場にふさわしい内容を教えてくれる

―― 藤井さんの今回の留学はどのような授業、カリキュラムでしたか?

基本のプログラムは1日6レッスンか8レッスンが選べるのですが、私は8レッスン受けました。2レッスンはグループディスカッションなので、内容は先生にお任せです。何人かでフリートークですね。残りの6レッスンは完全にマンツーマンで、私が特訓したい内容にカスタマイズさせてもらいました。6レッスンの先生は1レッスンごとに違うので6人の先生と話せる。マンツーマンだからこそ可能な範囲でリクエストしてみました。

具体的には、ヘッドハンティングの仕事で実践的に使える英語を、みっちり学ばせてもらう内容です。「弱点を絞って強化する」ということを徹底的に繰り返しやりました。ビジネスでの交渉を想定したロールプレイング形式など。例えば「エグゼクティブにインタビューをする」とか「複雑な内容のやりとりを電話でする」とか。先生によってできる範囲にはなりますが、「こういうところを学びたい」「ここを強化したい」というリクエストが受け入れてもらえるのは大きいですよね。

普段から英語を使っている私でも、学べることが本当にたくさんありました。彼らは日本人よりもインターナショナルな場でビジネスをしていく方法を知っているんですよ。英語圏のコールセンターがフィリピンにある、というようなケースが結構あるので、欧米のビジネスの手法が身に付いているようです。先生の中には、過去に欧米の企業でビジネストレーニングをやっていたという方もいらっしゃいました。かなりリアルに営業電話の仕方やポイントについても教えてくれましたよ。

―― どのような気づきがありましたか?

私は英語を話していて、知らず知らずのうちにクセができていたみたいで、それを指摘してくれるんです。例えば仕事で電話をしていて、思いがけない質問が来たときに「あ〜…」とか「え〜…」とか言っちゃうことってありますよね。それは良くないからやめよう、こうやって切り返した方がいいよって提案してくれる。他にも「ちょっと待ってください」と言いたいときに「just a moment」よりも「give me a minute」の方がいいよ、とか。意味は同様なんですが、“よりプロフェッショナルとして”ビジネスの場にふさわしい内容を教えてくれるんです。それも逐一。どんどん吸収できますよ。

英語のグラマーも大切ですが、どういう風に切り返したら交渉事がうまくいくのか、好印象なのかということとかも。ビジネスを良く回していくために、こういうシーンでどう切り返すべきかというところまで踏み込んだ内容も勉強できました。すごく実践的ですよね。ただ英語を教えるだけでなく、ビジネストレーニングのようなレッスンや内容を教えられる先生がいるというのが良かったです。たった1週間でも吸収できることや、感動や、新たな発見がたくさんありましたよ。欲を言うならもっと長期で行きたかったです。

 

―― グループレッスンの内容はどうでしたか?

グループレッスンはみんなで楽しく会話しよう!という感じでした。年齢の幅も広いので人生相談みたいになったりして。私の仕事が人材紹介なので、キャリアカウンセリングみたいになって「どういう仕事したいの?」とか。それはそれで楽しかったです。国も違えば育ってきた環境や仕事も違う人が集まるので、誰の話を聞いても興味深いです。

 

―― フィリピンの現地の先生の教え方はよかったですか?

彼らにとって英語は第2言語ですが、プロとして教えるトレーニングを受けているんですよ。教えるのも上手で英語の発音もきれいですし。「こんなことがしたい」という簡単なリクエストに対して、しっかりとした内容をもってきてくれるんです。「そうそう!これが勉強したかった」というようなものを持ってきてくれる。それでいて教える姿勢もとっても熱心で真摯でした。

正直なところ、ネイティブスピーカーが英語の先生としてプロだとか、先生としてレベルが高いという訳ではないんですよ。もちろん教えるのが上手な先生もいらっしゃいますが、必ずしもネイティブ=いい先生ではない。だから「ネイティブスピーカーがいる・いない」というのは私個人的にはあまり気にならないです。それよりも、フィリピン人の先生が素晴らしかった。彼らのベストを尽くそうとする姿勢と、英語教育のレベルの高さに感動しました。プロでしたね。

 

フィリピンでの英語留学は近くて安いうえに、それ以上の価値がある

―― フィリピンに関してや、周りの生徒さんに対する印象はいかがですが?

成田から直行で4時間半っていう近さがなによりもいいですよね。レッスン費用もかなり良心的だし。でもそれ以上に、とにかく英語教育のレベルが高いことが印象的です。ネイティブと変わらない、もしくはそれ以上の先生にマンツーマンで教えてもらえるって、なんてすばらしいんだろうと思いました。あとは、フィリピンって南国だからかみなさんフレンドリーで環境がとってもいいんです。歌ったり踊ったりも大好きで陽気です。周りのお店も英語が通じますし、過ごしやすいですよ。先生とも仲良くなれますし。

生徒さん、下は14歳くらいからいましたね。外国の大学へ行くのを目指している方もいましたよ。キャリアアップのために転職の合間を使って1〜3ヶ月みっちり勉強しにきている社会人の方もいました。夏休みは学生さんが多いみたいです。年末は人が少なくなるような。あと、ロシアやベトナムからも留学しにきている人がいて、国籍が偏っていないのも良かったです。ちなみ私は、自分のビジネスを立ち上げる前に来ていたモンゴルの人と仲良くなりましたよ。

 

―― レッスン以外に何かアクティビティはされましたか?

レッスン以外の時間は、プール行ってのんびりしたり、趣味のダイビングをしたりしていました。リゾートのマクタン島が近いのでサクッと行けましたよ。食事は学校で朝、昼、晩でたんですが、結構おいしかったです。自分で買ってたのはビールだけ(笑)。ビールも安いから飲んじゃいますね。

 

―― これから留学をしようと考えている方にメッセージをお願いします。

仕事上、英語が使える日本人の方と接する機会が多いのですが、そういう人でも外国人とのやりとりの中で話せないことも実はあるんです。英語が話せる(人材紹介の)候補者の方でも会話が止まってしまったり、複雑な交渉事が難しかったり。英語が使えていたとしても、苦手な部分って必ずあるんですよ。だから候補者の方に「1週間、苦手な部分をマンツーマンでみっちり勉強してみない?」って提案したいんですよね。仕事をしていても、1週間だけならどうにかしてお休みはとれるじゃないですか。ベースの英語力があるうえで苦手部分を特訓したら、戻ってきてから仕事でのパフォーマンスが確実にアップしますよ。

ちょっと英語を勉強してみようかなという人でも、ビジネスでがっつり英語を使っている人でも、毎日レッスンを受ける効果ってすごいなと思います。グループレッスン2コマと、プライベートレッスン最大6コマの最大8レッスンを毎日受けられるってなかなかないですよね。これを日本でやろうと思ったら、すごい額になりますよね。それをリーズナブルに受けられるのでかなりおすすめです。