海外旅行中にレストランへ行ったものの、メニューの英語が難しくて「何を頼めばいいのかわからない…!」 そんな経験、ありませんか?
「Chicken Supreme」ってどんな料理? 「GF」「V」「DF」って何の略? 日本のメニューと違って、海外のレストランには食材表記のルールや独特な言い回しがあります。でも、大丈夫! ちょっとしたコツを知っておけば、迷わず注文できるようになります。
この記事では、 海外レストランのメニューを攻略するためのポイントをわかりやすく解説します。英語のメニュー表記の意味、注文時に役立つフレーズ、よく使われる料理用語まで、これを読めば海外での食事がもっと楽しくなること間違いなし!
メニューの基本構成を理解しよう海外のレストランのメニューは、基本的にいくつかのセクションに分かれています。それぞれのセクションを理解しておくと、どんな料理が出てくるのかイメージしやすくなりますよ!
1. Appetizer / Starter(前菜)何が出てくるの? 軽めの一品が多く、食事の始まりを飾る料理です。スープ、サラダ、小さな料理(タパスやディップなど)が含まれることが一般的です。例 :Caesar Salad(シーザーサラダ)、Tomato Soup(トマトスープ)、Garlic Bread(ガーリックブレッド) 2. Main Course / Entrée(メイン料理)何が出てくるの? メインとなる料理がこのセクションに載っています。肉料理や魚料理、パスタ、ベジタリアン向けのメニューも含まれます。量が多いものが多く、しっかりお腹を満たせます。例 :Grilled Salmon(グリルサーモン)、Ribeye Steak(リブアイステーキ)、Spaghetti Carbonara(スパゲッティ・カルボナーラ) 3. Side Dish(サイドメニュー)何が出てくるの? メイン料理に付け合わせとして注文する料理です。別料金のこともあるので、メニュー表記をチェックしましょう。例 :French Fries(フレンチフライ)、Mashed Potatoes(マッシュポテト)、Mixed Vegetables(ミックスベジタブル) 4. Dessert(デザート)何が出てくるの? 食事の締めくくりに甘いものを! アイスクリームやケーキ、果物などが定番です。一部のレストランではチーズプレートも人気。例 :Cheesecake(チーズケーキ)、Tiramisu(ティラミス)、Chocolate Fondant(チョコレートフォンダン) 5. Beverages / Drinks(飲み物)何が出てくるの? ソフトドリンクやアルコール類がこのセクションに載っています。特に海外では水が有料の場合もあるので、「Water(Still / Sparkling)」を選ぶ際は要注意!例 :Soda(炭酸飲料)、Beer(ビール)、Red Wine(赤ワイン)ワンポイントアドバイス: 海外のメニューはシンプルな料理名だけでなく、説明文が一緒に載っていることも多いです(例:「Grilled Chicken – served with seasonal vegetables and mashed potatoes」)。説明部分をチェックすると、どんな料理なのか具体的にイメージできます。
このセクションを押さえておけば、メニューの構成が理解しやすくなり、自信を持って注文できるはずです!
メニューの特殊表記を理解しよう最近では、健康志向やライフスタイルの多様化に伴い、海外のレストランメニューにはさまざまな特殊表記 が見られるようになっています。これらの表記を理解することで、アレルギー対策や自分の食の好みに合った料理を選ぶことができます!
GF(Gluten Free):グルテンフリー小麦・大麦・ライ麦を含まない料理。グルテンアレルギーやグルテンを控えている人に向けた選択肢です。
DF(Dairy Free):乳製品不使用牛乳やチーズ、バターを含まない料理。乳糖不耐症の人や乳製品を避けたい人に適しています。
V / VE(Vegetarian):ベジタリアン向け肉や魚を使わず、野菜を中心とした料理。卵や乳製品が含まれる場合もあるので、詳細を確認すると安心です。
VG(Vegan):ヴィーガン向け動物性食品を一切使わない料理。植物由来の食材のみを使用しています。
EF(Egg Free):卵不使用卵アレルギーの人向けの料理。
NF(Nut Free):ナッツ不使用ナッツアレルギーの人向けの料理。特にアレルギーの強い人は確認が必要です。
SF(Sugar Free):砂糖不使用ダイエット中の人や血糖値を気にする人におすすめの料理。人工甘味料や果物の自然な甘さで味付けされている場合もあります。
Halal(ハラル)イスラム教の教えに従って調理された料理。ハラルの認証を受けた食材を使用しています。
これらの表記が使われる背景アレルギーへの配慮 食材アレルギーを持つ人が安全に食事を楽しめるよう、特定の食材が使われていない料理を明示するようになりました。ライフスタイルの多様化 ヴィーガンやベジタリアンのように、食にこだわりを持つ人々の増加に対応しています。宗教的な食事制限への対応 ハラルやコーシャ(ユダヤ教の戒律)に対応した料理が増えています。健康志向の高まり 糖質やグルテンを避けるなど、健康を意識した食事選びをサポートするための工夫です。実際に使えるフレーズ Is this dish gluten-free? 「この料理はグルテンフリーですか?」
Does this dish contain nuts? 「ナッツが入っていますか?」
Do you have any vegan options? 「ヴィーガン向けのメニューはありますか?」
Can you make this gluten-free? 「これをグルテンフリーで作ってもらえますか?」
What’s in this dish? 「この料理には何が入っていますか?」
これらの表記を知っておけば、安心して食事を楽しむことができますね。特にアレルギーや食習慣にこだわりがある場合は、事前にチェックしておくとスムーズです。気になることがあれば、遠慮なく店員さんに聞いてみましょう!
メニューの英単語をチェック英語のメニューには、料理の名前だけでなく、調理法や味の表現 も載っていることが多いです。これらの単語を知っておくと、注文時に役立ちます!
1. 調理法(Cooking Methods)Grilled(グリルした・焼いた) → Grilled Chicken(グリルチキン) Fried(揚げた) → Fried Shrimp(エビフライ) Roasted(ローストした・オーブン焼き) → Roasted Vegetables(ロースト野菜) Steamed(蒸した) → Steamed Fish(蒸し魚) Boiled(茹でた) → Boiled Egg(ゆで卵) 2. 味の表現(Flavor Descriptions)Spicy(辛い) → Spicy Curry(辛口カレー) Savory(旨味がある) → Savory Pie(塩気のあるパイ) Tangy(酸味がある) → Tangy Dressing(酸味のあるドレッシング) Rich(濃厚な) → Rich Chocolate Cake(濃厚なチョコケーキ) 3. 食材の名称(Common Ingredients)Beef(牛肉) Pork(豚肉) Chicken(鶏肉) Lamb(ラム肉) Salmon(サーモン) Shrimp(エビ) Mushrooms(マッシュルーム) Lettuce(レタス) 海外でよく見かける定番メニュー海外のレストランでは、日本では馴染みが薄い料理名を目にすることもあります。ここでは、定番のチキン料理、牛料理、魚料理をそれぞれ3つずつ紹介します!
チキン料理:
Chicken Supreme (チキンスプリーム):鶏むね肉を使い、クリーミーなソースで仕上げたクラシックな料理。フランス料理をベースにしたレストランでよく見られます。Chicken Cordon Bleu (チキンコルドンブルー):鶏肉にハムとチーズを挟んで揚げた料理。中からとろけるチーズが楽しめる贅沢な一品です。Chicken Parmigiana (チキンパルミジャーナ):パン粉をまぶして揚げた鶏肉に、トマトソースと溶けたチーズをたっぷりかけたイタリアン風の一品。牛料理:
Beef Stroganoff (ビーフストロガノフ):牛肉をクリーミーなソースで煮込んだ料理。ご飯やパスタと一緒に提供されることが多いです。T-Bone Steak (Tボーンステーキ):骨付きの牛肉ステーキ。肉の旨味を楽しむために、シンプルに塩コショウで味付けされることが多いです。Beef Brisket (ビーフブリスケット):牛の胸肉を低温でじっくり煮込んだりスモークした料理。特にアメリカ南部のバーベキューで定番です。魚料理:
Shrimp Scampi (シュリンプスキャンピ):エビをガーリックバターと白ワインのソースで炒めた料理。パスタと一緒に提供されることが多いです。Salmon en Papillote (サーモン・オン・パピヨット):サーモンを野菜やハーブと一緒にクッキングペーパーで包み、オーブンで蒸し焼きにしたフランス料理。Clam Chowder (クラムチャウダー):アサリ、ジャガイモ、玉ねぎを使ったクリーミーなスープ。アメリカの定番で、特にボストンが有名です。 海外レストランで自信を持って注文しよう!海外のレストランでの食事、最初はちょっと不安でもメニューの読み方と注文のコツを知っていれば、スムーズに楽しめます。
今回のポイントをおさらい:
メニューの基本構成を理解すると、料理を選びやすい! 特殊表記(GF, V, DF など)を知っておけば、自分に合った料理が選べる! 注文フレーズを使えば、店員さんとのやりとりもスムーズ! 食材や調理法の単語を知っていれば、イメージ通りの料理を注文できる! 海外でよく見かける定番メニューを知っておくと、どんな料理かすぐにわかる! 「ちょっと英語が不安…」という方も、事前によく使うフレーズを覚えておくだけで、海外での食事がぐっと楽しくなります。次の旅行や留学で、ぜひ自信を持って注文してみてくださいね。
あわせて読もう: