念願の海外移住!最初に何する?海外生活スタート時やることリスト
留学、仕事、海外へ移住するきっかけは、人それぞれですね。慣れている人にも必ず、初めてのときがあったはずです。初めてのときのことを、覚えていますか?
外国での生活を始めることは、エキサイティングでもありますが、初めての場合にはわからないことだらけ!
今回は、外国での生活にスムーズに慣れるための重要なステップをご紹介します。これだけ押さえておけば、海外生活もきっと大丈夫…のはずですよ!
法的書類を整えよう!
ビザや許可証
ビザや滞在許可証を正しく取得しましょう。こちらは出発前に準備していることが多いかと思いますが、現地で別に必要な許可証がある場合もあります。法的書類は海外生活において何より重要なポイントです! 必ず確認して、不備のないようにしましょう。
住民登録
必要であれば、現地当局に登録します。長期滞在の場合には、住民登録が必要なことも多いです。
住居を確保しよう!
一時的または恒久的に住む場所を確保しなければ、生活は始められません。
留学の場合には、ホームステイや寮の場合もあり、事前に準備して決めていくことが多いでしょう。また、仕事での移住の場合には、会社が準備してくれているかもしれません。
しかし、ワーキングホリデーや個人の移住で海外生活を始める場合には自分で探す必要があります。現地のウェブサイトや、日本人掲示板などを通じて見つけたり、エージェントを活用したりする方法があります。くれぐれも、悪徳業者には騙されないようにしましょう!
以下の記事も参考にしてくださいね。
金銭的な準備を整えよう!
両替
現地の通貨と為替レートを確認し、ベストなタイミングで両替しましょう! 日本での銀行口座から直接現地ATMで引き出す際には、手数料に気をつけてくださいね。
観光地では街中に両替所もありますし、主要な駅や空港周辺には必ずと言っていいほど両替所はあります。現金を持っていった場合には、そういった両替所で両替しましょう。ただ、観光地ではレート以外に余計な料金をチャージする店もありますので、必ずレシートなどの控えをもらい、その場で確認しましょう!
銀行口座
現地の銀行口座を開設し、取引を容易にします。特にワーキングホリデーで渡航している際には、必須の項目です。現地での銀行口座開設には、以下の記事も参考にしてください
関連記事:海外生活で必要な銀行口座、どう作る?銀行で使える英語フレーズを場面別に紹介。
電話・データサービスを契約しよう!
現地のSIMカードやモバイルプランを入手すると、生活がしやすくなります。日本でも格安SIMやデータプランなどが存在していますが、海外ではより一層選択肢が広がることが多いです。会社によってプランも料金も違いますので、事前にオンラインで情報を得たり、現地の人に相談したりして、自分に適した会社やプランを選びましょう。
日常生活の必需品を揃えよう!
地元の食料品店や市場など、生活に必要な店は、早めに探しておくことをおすすめします。街歩きをしながら見つけても良いですし、Googleマップでも簡単に情報を得られます。
食料品を購入できるスーパーマーケットや衣類を購入できるデパートやショップ、薬局はチェックしておきましょう。いくつか巡ってみて、自分のお気に入りを見つけるといいかもしれません。
健康や安全に関することを調べよう!
健康保険
適切な医療保険に加入することは必要不可欠です。長期滞在の場合は、海外旅行保険ではなく、現地の保険への加入も検討しましょう。日本国内からでも加入できる長期滞在者用の保険もあります。
また、近隣の病院やクリニックを探しておくと安心に繋がります。海外生活を始めて、できるだけ早い段階で調べておくことをおすすめします。
安全・治安
現地の安全に関する指針や緊急連絡先を知っておきましょう。治安についても、改めて調べて危ない地域は避けるように行動するのが良いですね。
交通手段を確認しよう!
公共交通機関
公共交通機関の使い方を理解しましょう。国や地域によって、公共交通機関のシステムは違います。バスやトラムなど、どのように支払うのかを事前に調べておくと安心して乗れますよ。
運転免許
車を運転する場合は、国際運転免許証または現地の運転免許証を取得する必要があります。国際運転免許証の有効期限は発行から1年ですが、使用する国によっては特別な期間が設けられていることもあるので、必ず調べてから使用しましょう。
就職と教育について調べよう!
職探し
ワーキングホリデーで渡航し、まだ仕事がない場合には、就職先探しは必要不可欠ですね! しかし、職探しでは銀行口座の有無や現地で電話やデータサービスを契約しているか(すぐに連絡が取れるかどうか)がキーとなってきますので、事前に整えておきましょう。
現地の言葉が話せなくても、基本的なことが伝えられるようであれば雇ってくれるところもありますよ。諦めずに、いろいろトライしてみましょう!
関連記事:英語がペラペラでなくても大丈夫? ワーホリで使える接客英語30選
学校探し
留学での渡航の場合には、学生ビザなどの取得のため、渡航前に計画していることが多いでしょう。
しかし、企業の駐在に帯同している子供がいる場合や、仕事で渡航していて語学学校に自分が通いたい場合には、適切な学校を探し、教育制度を理解しましょう。
現地に慣れていこう!
ここまでのポイントをクリアすれば、もう大丈夫! あとは少しずつ現地に慣れ、自分の生活スタイルを確立していくだけです。
現地の習慣を知る
現地の習慣、伝統、エチケットについて学ぶことは、その地を知る上で重要です。自分が生まれ育った国とは違うところで生活するには、それなりに知識を得る必要がありますよね。
オンラインで調べることもできますが、実際に現地の人と触れあうなかで、肌で感じて学んでいくのも良いでしょう。その方が印象に残りやすいですよ!
地域コミュニティへの参加
地元のクラブ、グループ、団体に参加し、新しい人たちと出会い、地域社会に溶け込みましょう。友人や、仲間ができると生活が楽しくなります。自分の興味のあるコミュニティに飛び込んで、気の合う仲間を見つけてください。
自分の趣味の場を見つけることも大事です。ジムに通うのが趣味の場合には、現地でもジムに通ってみる、料理が好きな人は料理教室に通うなどすると、仲間を見つけやすいですよ。共通の趣味を持っていると、言語が完璧でなくても分かり合えることが多いです。
関連記事:留学先で友達ができなくて困っていない?友人作りのコツ5選
日本人コミュニティを探す
他の駐在員や日本人とつながり、サポートやアドバイスを受けることもできます。留学やワーキングホリデーの場合、日本人がかたまりがちだったり、逆に日本人と距離を置いたりする人もいます。
海外生活歴のある筆者からすると、「つかず離れずの距離感を保つ」これに限ります! 語学学校などで日本人同士だけでかたまるのは、正直もったいないです。他の国の人と交流するチャンスを自分から逃してしまうことになります。積極的に外国人の友人を作っていきましょう。
しかし、だからと言って日本人から離れろ、というわけではありません。日本人コミュニティに繋がりを持っておくことも大事ですよ! 海外では外国人の友人を作りたいというのもわかりますが、いざというときに母国語で頼れる相手がいるというのは心の支えにもなります。
誰でも日本人なら合うというわけではありませんが、母国の家族や友人と連絡を取り合うこともおすすめです。ホームシックは、誰にでも起こりうることだからです。
ポイントを踏まえて楽しい海外生活を!
今回は、新天地で安定した楽しい生活を築くためのステップを紹介しました。
基本的なことばかりですが、実際に海外に渡航すると忘れてしまうもの。
この記事をブックマークしておいて、いつかの海外移住に備えてみてはいかがでしょうか?
海外移住はとても大きなことのように感じますが、今回紹介したポイントを踏まえて整えれば、あとは自分のライフスタイルを構築するのみです!
みなさんも、これを機に海外移住を検討してみませんか?