海外メディアから見る、観光客が日本ですべきでない10のこと【デイリーニュースで振り返る2019 vol.10】

デイリーニュースで振り返る2019 vol.10

こんにちは、エリックです。

DMM英会話の大人気教材である『デイリーニュース』から毎回気になるニュースをピックし、文化や歴史、イマの社会情勢などにも触れながら紹介する『デイリーニュースで振り返る』。

今回の話題は、『観光客が日本ですべきでないこと』です。

海外へ行くと、日本とはさまざまなことが異なり驚くことは多いと思います。旅行先の文化やルール、タブーなどを調べてから出かけるという方も多いのではないでしょうか。

それは日本を訪れる外国の方も同じで、ネット上では「日本でしてはいけない10のこと」といった英文記事はよく見かける定番テーマです。

今回は、実際のネット記事に記載されている「日本ですべきでないこと」をピックアップし、日本のどんな文化や慣習が海外目線だと不思議に感じるのかを見ていきましょう。

日本では「当たり前」と思っていることが、世界的に見ると必ずしもそうではないことに驚くかもしれませんよ。
 

観光客が日本ですべきでないこと

観光客が日本ですべきでないこと

今回のニュースはこちら。

3 Things Tourists Shouldn't Do in Japan
『観光客が日本ですべきでない3つのこと』
October 24, 2019

【記事本文】
More tourists go to Japan every year: 31 million visited in 2018, up from 8.6 million in 2010. While there are many wonderful things to see and do in the country, there are also some things tourists should know not to do.

 

日本を訪れる観光客の数は毎年増加しており、2010年の860万人から2018年には3100万人に増えました。日本で見たり、楽しんだりする素晴らしいことはたくさんありますが、観光客がしてはいけないと知っておくべきこともいくつかあります。

全文はこちらからご確認いただけます。

まずはデイリーニュースで紹介されている3つのポイントについて解説します。これらはネット上の記事でも特によく書かれている定番のタブーです。
 

1. チップを渡さない

In Japan it's very simple: don't tip anybody. Good service is just normal service in Japan, and nobody tips.

When tourists try to tip, Japanese staff often feel embarrassed, because it would be wrong to take extra money from a customer.

日本ではシンプルです:誰にもチップを渡さない。良いサービスは日本では普通のことなので、誰もチップを渡しません。

観光客がチップを渡そうとすると、日本人のスタッフは恥ずかしく感じることがあります。お客さんから追加でお金をもらうのはいけないことだと感じているからです。

3 Things Tourists Shouldn't Do in Japan

海外のレストランやホテル、タクシーなどのサービス業においては、「チップ」を渡す習慣があります。

基本的には良いサービスを受けたと感じた場合に心づけとして渡すお金なのですが、例えばアメリカのように渡すのが当たり前、むしろ渡さないと失礼とまで考えられているような地域もあります。

そのような文化がない国でも、観光客がよく来るような場所などでは認知され、渡せば喜んでもらってくれることがほとんどでしょう。

しかし日本でチップを渡そうとすれば、スタッフはきっと何のお金なのかと困惑するのではないでしょうか。テーブルにチップとして小銭を置いていけば、お客さんが忘れていったお釣りだと勘違いして、お店の外まで店員が追いかけてくるようなことも想像できます。

ネットには「日本でチップを渡すのは失礼にあたる」とまで書いている記事も見かけられるほど、外国人観光客にとっては「チップを渡さない」ということを不思議に感じるようです。
 

2. 電車では携帯電話で話さない

That would be very rude and bother other passengers. You should try to talk quietly in general, except maybe late on a Friday night when everyone else is noisy too.

これはとても失礼な行為で、他の乗客の迷惑になります。基本的に静かな声で話すようにすべきです。みんなうるさい金曜日の夜は例外です。

3 Things Tourists Shouldn't Do in Japan

海外で電車や地下鉄に乗ると大きな声で電話していたり、友人との会話を楽しんでいる方をよく見かけます。ニューヨークの地下鉄では、楽器を演奏する人もいるくらいです。

電車内では飲食禁止の国もあるように、地域によって電車内のマナーやルールは異なりますが、日本の電車ほど静かなケースは少ないのかもしれません。
 

3. 喫煙しながら歩かない

While almost 18% of Japanese people smoke, they don't just throw their cigarettes away on the street. Many cities only allow smoking in certain areas, even outside, and you can get a fine if you smoke anywhere else.

日本人の喫煙率は18%ですが、タバコを道端に捨てたりはしません。多くの地域では、外でも決まった場所でしか喫煙できません。それ以外の場所で喫煙すると罰金を課される場合もあります。

3 Things Tourists Shouldn't Do in Japan

こちらは出身国によって受け止め方が変わるかもしれないトピック。

外ならどこでも、歩きながらでもタバコを吸っている人がたくさんいる国もあれば、日本よりも厳しく公共の場での喫煙を取り締まっている国もあります。

日本は禁煙後進国とも言われることもあるほどで、逆に居酒屋やレストランなどの中が禁煙ではないことに驚かれる場合もあるかもしれません。
 

海外ネット記事から見る、「日本ですべきでないこと」

海外ネット記事から見る日本ですべきでないこと

ここからはDMM英会話のデイリーニュース記事から離れて、海外メディアの記事に実際に記載されている「日本旅行でのタブー」を見ていきましょう。

海外目線から見た日本は、実際に住んでいる場合とはまた違った発見があるかもしれませんよ。
 

4. 日本の家では靴を履かない

If you’re visiting a Japanese home, your shoes should be immediately removed once you’re through the door. “Outdoor” shoes are considered unclean, and for this reason they’re replaced with “indoor” slippers at the entranceway.

日本の家を訪れる際、玄関を通ったらすぐに靴を脱ぎましょう。「外用の」靴は汚いとされ、玄関で「家用」のスリッパに履き替えます。

13 Things You Should Never Do in Japan

家の中でも靴のままという国は多いです。

例えば、よく海外のホテルのベッドの足元部分にかけられている細長い布は、このような文化圏の人が靴のままベッドに寝転がってもカバーが汚れないようにするものです。

アジア圏など、日本と同じように屋内では靴を脱ぐという地域もありますので、その場合はすんなり納得してくれるはずです。
 

5. お箸のタブーを破らない

Never stick your chopsticks vertically in your bowl of rice — this resembles a funeral ritual. 【…】 Avoid using your chopsticks to pass food to someone else’s chopsticks, as this is another taboo.

お茶碗に箸を立ててはいけません。これはお葬式の儀式を思わせます。【…】お箸で他の人のお箸に食べ物を渡すのもタブーです。

13 Things You Should Never Do in Japan

普段お箸を使わない国の人は、お箸のマナーは知らなくて当然です。

お箸を立ててはいけない、お箸からお箸に食べ物を渡してはいけないなど、これらも知らなければついついやってしまいそうなことですね。
 

6. エスカレーターを塞がない

In Tokyo, the left side of the escalator is for standing and the other is for walking. Don’t stop on the side meant for walking; you’ll just inconvenience those behind you and they’ll be too polite to say anything.

東京では、エスカレーターの左側は立つ用で、右側は歩く用です。歩く側では止まらないようにしましょう。後ろにいる人が困るだけです。礼儀正しい人が多いので何も言われはしませんが。

12 Things Tourists Should Never Do While Visiting Tokyo

日本の中でも地域によって「立つ側」は異なることがありますが、基本的にはどちらかを急いでいる人用に空けておく、というのが暗黙の了解になっていますね。

このようなルールがない国は多いので、エスカレーターの真ん中、もしくは「歩く側」に立ってしまっても無理はありません。
 

7. 歩きながら食べない

In Japan, people do not eat while moving except when going for long distance journeys as it is considered bad manners.

マナーが悪いとされているため、日本では長距離移動の場合を除いて移動中に食事をしません。

15 things not to do in Japan

日本ではお祭りなどの特別なシーン以外では食べながら移動しない、としている記事は多く見られます。

人によるとは思いますが、確かに海外に比べると少ないかもしれません。
 

8. 自分にお酒を注がない

When socializing with friends or colleagues, refill each person’s glass once they’re empty but not your own, which is considered rude. After you’ve finished serving your companions they will do the same for you. A bottle is always held with both hands when pouring.

友人や同僚と飲みの席を楽しんでいるときは、誰かのグラスが空になったら注いであげましょう。しかし、自分に注ぐのは失礼にあたります。他の人にお酒を注いだあと、その人が自分にも同じ様に注いでくれます。ボトルは必ず両手で持ちます。

13 Things You Should Never Do in Japan

飲みの席のルールに関する注意点もよく見かけます。

中には「飲みに誘われたらおごってもらえる」と断言している記事もありますが、これは少しオーバーな気がします。
 

9. 人が並んでいる列に割り込まない

The culture of queuing in Japan is deeply entrenched such that whether you are waiting for a train or a bus at a bus station or waiting to be served in office etc., you should queue as you wait for your turn to be served.

日本では「列に並ぶ」という文化は深く確立されています。待っているのが電車だろうと、バスだろうと、何かのサービスだろうと、列に並んで自分の順番を待ちましょう。

15 things not to do in Japan

列があったら並ぶ、という当たり前に思えるようなことも、やはり他の国の人からしたら不思議なのかもしれません。

特に日本人は礼儀正しく、ルールを守る人たち、と思われていることは多いです。東日本大震災の際に、災害時でもきちんと列に並ぶ日本人の様子が海外メディアで注目を集めました。
 

10. 初対面の人と握手しない

While most Japanese, even in rural areas, know that westerners shake hands and may accommodate you, they will find it surprising and silly. Bow from the waist when meeting someone new.

多くの日本人は西洋人が握手する習慣があることを知っているため応じてくれるかもしれませんが、日本人からすると少し面白おかしく感じます。初対面の人には腰からお辞儀をしましょう。

What Not To Do When You Visit Japan

外国人の方が握手を求めてきたらするという人は多いと思いますが、日本人同士で初めて会った人に握手するというケースはあまりないかもしれません。

このようなところでも、文化の違いが表れていて面白いですね。
 

まとめ

いかがでしたか?

記事によっては少しオーバーな部分もありますが、海外の方から見た日本の不思議な慣習・タブーをご紹介しました。

住んでいると当たり前に感じるようなことも、初めて日本を訪れる観光客にとっては新しい文化の発見であることは珍しくありません。

ニュースを読むだけでなくその文化的な背景を知ること、より深く理解することで、英語学習もより楽しくなるのではないでしょうか。今後もデイリーニュースで楽しく英語を勉強していきましょう!

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This blog features a Daily News article written by Mike Kanert.