ファイトでは通じない!英語で応援や励ますときに使いたい15のフレーズ
masa osada2014 11.27 Thu
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もし、外国人の友だちが目標に向かってすごく頑張っているのを見かけたら、英語でなんて声をかけますか?日本語だと「頑張って!」と便利なひと言があるのですが、英語だとシチュエーションによって表現はいろいろ。
間違えて Fight!(ファイト)なんて声をかけてしまうと、英語では「喧嘩しろ!」なんて意味になってしまいます。こういう日常の何気ない一言って、学校ではなかなか教えてくれませんよね。
そこで今回は友だちが「これから何かに挑戦しようとしている」とき、「今まさに頑張っている」とき、「落ち込んでいる」ときの3つのシチュエーションごとに、友だちを応援したり励ますときに使える英語フレーズを40個ご紹介していきたいと思います。
何かに挑戦しようとしている友だちを応援する英語フレーズ
まずご紹介するのは、これから何かをやろうとしている友だちを励ますときの英語フレーズです。
「やっちゃえ!」
Go for it は「やっちゃえ!」とか「いけーー!」とか、相手の気持ちをグッと後押しするときに使える英語フレーズです。
go の前に just を付けて Just go for it! と言うと「いいからやっちゃえ!」とか「つべこべ考えずにやるんだ」と言うニュアンスを含ませることもできます。
「やるなら今しかないよ」
「もしかしたら今じゃなくて半年経ってからの方がいいのかもしれない」とか「もう少し状況が落ち着いたら...」と迷っている友だちに「やるなら今しかないよ」と言う意味で使えるのが It’s now or never! です。
「やってみないとわからないよ」
やろうか、やらないか「失敗したらどうしよう...」とか「あんまり楽しくないかも」など、やったあとのことを心配している人には「やってみないとわからないよ」と言う意味で You never know until you try it はぴったりの英語表現です。
「成功するように祈るよ」
直訳すると「指を交差させておくね」と言う何だか意味がわからない英語表現ですが、意味合い的には Good luck と同じで「幸運を祈るよ」「成功するように祈るよ」と言う意味で使われます。
「君ならできる!」
make だからと言って「君なら作れる!」という意味ではありません。 You can make it は「君ならできる!」と言う意味で使われます。
make には「成し遂げる」とか「間に合わせる」と言う意味があるので、You can make it は期限があるような仕事に対しても「期限内に間に合わせられるよ」と言う意味でも使えます。
この英語フレーズは頑張っている最中の人を励ますときにも使えるすごく便利な英語フレーズです。ちなみに達成した場合は I made it!「やったぞ!」と言うこともできます。
「君ならできると信じてる」
You can do it/You can make it に加えて I know と言うと、「君なら成し遂げることを私は知っている」というニュアンスになりますよ。
「君ならきっとうまくやれる」
失敗するかもしれないと心配している人に対して使える便利な英語フレーズです。
「君ならきっとうまくやれる、私にはわかる」
先の You're going to do great に似ていますが、「私はそう信じている」という後押しのニュアンスがあります。
「私がついている」
「応援しているよ」「サポートするよ」といった意味で使うことができる英語フレーズです。「1人じゃないよ」ということが伝わりますね。
「何を待っているんだい?」
「今すぐ行動できない理由が何かあるの?」といったニュアンスで、優しく友達の背中を押してあげましょう。
「自分を信じて」
何かに挑戦するとき、自分を信じることは大切ですね。
「自分を信じてあげて」
trust の代わりに believe を使うこともできます。believe in yourself はとてもよく使われる英語フレーズです。
「夢を追いかけるんだ」
夢があるのに一歩踏み出せない友達がいたら、このように言ってあげましょう。
「やってみる価値はあるよ」
worth a shot で「やってみる価値がある」といったニュアンスの英語表現です。どんなことでも失敗する可能性はありますが、少しでも成功する可能性があるなら挑戦してみたいですね。
「やってやろうぜ!」
友達と一緒に何かに挑戦する場合にぴったりの英語フレーズですね。
「やってみなよ」
Why don't you give it a try?「挑戦してみたらいいんじゃない?」のような言い方もできます。
「行動あるのみ」
有名スポーツブランド「ナイキ」のスローガンとして有名な Just do it は「とにかくやってみろ」という応援フレーズとして使うことができます。
「不可能はない」
直訳すると「限界は空だ」となりますが、意味としては「不可能はない」「できないことはない」です。「君ならどんなことでも成し遂げられる」と言いたいときに使ってみましょう。
今、まさに頑張っている友だちを応援する英語フレーズ
「今まさに友だちが必死に頑張ってる!」
「頑張ってる友だちがちょっと弱気になっている」
そんなときに使える英語フレーズがこちらです。
「踏ん張れ!」
マラソンで辛そうに顔をしかめて走っている友だちを見かけたら、「踏ん張れ!!」と言ってあげたいですよね。そんなときに使えるのが Hang in there です。
直訳すると「そこに掴まれ」という意味になりますが、イメージ的にはロッククライミングで崖を登る人が踏ん張るイメージです。落ちそうなときに言う「そこに掴まって!」が、現実社会で諦めそうな人に「頑張れ!」と励ますときに使われます。
「その調子!」
いい調子、いいペースで頑張っている友だちに「その調子!」と言いたいときは Keep it up を使いましょう。
また、少し違った言い方で You should keep it up と言うと、ペースが下がってきた人に向かって励ますのにも使うことができます。
「粘り強くやっていこう!」
Stick は野菜スティックのスティックと同じ単語ですが、この場合は動詞として使われます。直訳すると「そこに貼り付いていろ」と言う意味です。相手を上げますときは「粘り強くやっていこう!」という意味で使われます。
Stick to it と Stick with it の違いは、若干 Stick with it の方が口語的な印象になります。
「僕が付いてるから頑張るんだ!」
この言葉は「僕が付いてるから頑張るんだ!」と、今まさに頑張っている人にも使えますし、落ち込んでいる人にも使える英語フレーズです。
「もう1回だけ最後にやってみよう」
何度やっても失敗して挫けそうになっている友だちには、こちらがぴったりです。意味は「もう1回だけ最後にやってみよう」です。
上で紹介した You can make it や I’m always on your side を続けて使えれば、120点満点の励ましになること間違いありません。
「君ならできる」
何かをやっている途中で「いい感じ」「君なら最後までできる」のようなニュアンスで使うことができる英語フレーズです。
「君ならできる」
こちらも同じく「君ならできる」という意味になります。can は「〜できる」という意味ですね。
「今諦めないで」
give up で「諦める」となります。Don't give up だけでも使うことができますよ。
「もうすぐ終わりだ」
ゴールが見えてきたときなど、「あとちょっとだよ!」と友達を励ましたいときはこちらがぴったりの英語フレーズです。
「このまま続けていこう」
「いい感じに進められてるから、このまま続けよう」というニュアンスです。
「強くあれ」
stay は「そのまま続ける」という意味を持つ英語表現です。Stay strong で「力強いまま続けていこう」というイメージになります。
「君はとてもうまくやってるよ」
「うまくやってるから、そのまま頑張れ!」のニュアンスです。
「頑張れ!」
直訳は「戦い続けろ」ですが、意訳する場合はシンプルに「頑張れ」「踏ん張れ」で良いと思います。この場合は fight を使うことがあるんですね。
落ち込んでいる友だちを応援する英語フレーズ
最後の励ましフレーズは、失敗したり、目標が達成できなくて落ち込んでいる友だちを励ますときに使える英語フレーズです。
「元気出していこう!」
乾杯!と言う意味で Cheers! と言いますね。それと同じ Cheer は動詞で「元気づける」とか「慰める」と言う意味があります。
そのため Cheer up と言った場合、「元気出していこう!」という意味になります。
「誰にだってイマイチの日はあるさ」
落ち込んで「あーもう僕なんてダメなんだ」となっている友だちにぴったりなのが、Everyone has their bad days です。意味は「誰にだってイマイチの日はあるさ」です。
「気にするな」
日本語で「気にするな」という意味で「ドンマイ」と言ったりしますよね。それを英語で表現すると Don’t worry! や No worries! となります。ちなみに「ドンマイ」を Don’t mind と言っても英語ネイティブの人には通じませんので、気を付けましょう。
Don’t worry と No worries の違いは、アメリカ英語かイギリス英語かの違いです。この英語フレーズも単体で使うよりも、 Don’t worry, everyone has their bad days とか、後ろに別の英語フレーズを付けてあげると、より相手に気持ちが伝わります。
「済んだことを悔いてもしょうがないよ」
済んでしまったことにクヨクヨしている人がいたら、この英語フレーズを使ってあげてください。意味は「済んだことを悔いてもしょうがないよ」と言う意味で使われます。
「明日は明日の風が吹く」
落ち込んでしまうと、その日が世界の終わりみたいになることありますよね。
そんな友だちがいたら「そんなことないよ」と言う意味で Tomorrow is another day と言ってあげると、気持ちが少し楽になってくれるかもしれません。
「私はいつでもあなたのそばにいるよ」
「いつも応援してる」「いつでも頼って」といったニュアンスを持つ英語フレーズです。
「終わらない夜はない」
直訳すると「どんな夜も終わりが来る」、つまり「終わらない夜はない」という意味で使うことができます。辛い時期が続いても、いつかは終わりが来ることを伝えてあげましょう。
「夜明け前が一番暗い」
「辛いことの後には良いことが必ずある」ことを夜明けにたとえた英語フレーズです。
「トンネルの終わりには必ず光がある」
どんなに長く辛く感じても、その先には必ず光があります。こちらの英語フレーズで落ち込んでいる友達を励ましてあげましょう。
おわりに:友だちを励ますのは気持ちが大切
「相手を励ます」というのは日本語でも意外と難しいですよね。そして母国語でない英語なら、なおさら。だけども友だちが落ち込んでいるときは、今回紹介した英語フレーズを思い出して励ましてあげてください。
多少間違えたって大丈夫です。相手に自分が励まそうとしていることが伝わること、それが一番大切ですから。
今回は「友だちを励ます英語フレーズ」を中心に、カジュアルで覚えやすい励ましの英語フレーズを紹介しました。これらの英語フレーズを使って、友だちとの関係をより深めてください!
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