Kurumi
(更新)
みなさんこんにちは。
元高校の教員で、今はオンライン英会話講師をしています、Kurumiです。
私は普段のレッスンで、ユーザーさんから教材の使い方やレッスンの効果的な受け方、フリートークでのお悩み、モチベーションの保ち方などなど、さまざまなお悩み相談や質問を受けます。
今回の記事では、そうしたオンライン英会話に関する質問を網羅的に取り上げて、一問一答形式でお答えしていきます。
内容が非常に多岐にわたっているので、ご自身にとって必要な情報をピックアップして読んでいただければと思います。
それでは、Let’s go!
※ 一部、DMM英会話を例にお答えしています。
⇒ レベルと目的、個人の好みによるので、どちらがいいと言うことはできませんが、単語や表現をほとんど知らない初心者の方であれば、教材を使ったレッスンがオススメです。
⇒ 自分の名前、住んでいる場所、職業、趣味などについて話しましょう。ポイントはできるだけ“具体的に話す”です。
詳しくはこちらの動画で紹介しています。
参考:英語の自己紹介をグッとよくするポイントとフレーズ
⇒ 講師とユーザーさんの自己紹介がそれぞれ1〜2分程度、その後講師から2、3追加の質問をし、トータルで約5分ほどになることが多いです。
⇒ なしでも問題ありませんが、初対面の講師とのレッスンでフリートークを選んでいる場合は、自己紹介ありの方がその後のフリートークが広がりやすいです。
⇒ その場ですぐ講師に質問をする習慣をつけましょう。
⇒ 言葉の意味についての質問がほとんどな印象です。「他の例は?」「他の言い換え表現は?」というような質問をすることで、より学びが深まります。
Could you rephrase this sentence for me?
「この文を言い換えてもらえますか?」
⇒ わからないときはそのままにせず、都度、講師に「わからない」と伝えたり、「ゆっくり話してください」とお願いしましょう。
Could you speak more slowly?
「もう少しゆっくり話してもらえますか?」
詳しくはこちらの動画で紹介しています。
参考:「英語が聞き取れない」「意味がわからない」ときの英語フレーズ
⇒ "Hello!" と挨拶をした後に、名前の確認、音声とビデオのチェック、リクエスト確認をして自己紹介やレッスンに進んでいきます。
レッスン冒頭の詳しい流れはこちらの動画で紹介しています。
参考:【徹底解説】オンライン英会話レッスンの冒頭の流れ
⇒ レッスン終了数分前〜30秒前ぐらいに、まとめやフィードバックがあり、さようならの挨拶をして終わります。
別れの挨拶フレーズはこちらの動画で紹介しています。
参考:講師に「ありがとう」と「さようなら」を伝える英語フレーズ
⇒ レッスン予約時にリクエストを記入できます。もしくはレッスン冒頭のリクエスト確認の際に、講師に伝えてください。
⇒ 事前にリクエストしておけば、自分の希望通りにレッスンをカスタマイズできますので、何かリクエストすることをオススメします。
オススメのリクエストはこちらの動画で紹介しています。
参考:「こういう感じでレッスンしてください」講師へリクエストを伝える英語フレーズ集
⇒ よく聞こえないということを伝えましょう。
There is so much noise.
「雑音がすごいです」
こちらの動画で詳しく紹介しています。
参考:「音声が聞こえない」「ネットの調子が悪い」ときの英語フレーズ
⇒ こればかりは慣れが必要になります。数をこなせば慣れますので、オンライン英会話を習慣化して続けてみましょう。
慣れるまでは "I’m a little nervous."(ちょっと緊張しています)と講師に伝えておくと配慮してくれますよ。
⇒ あらかじめ講師がよく使うフレーズをチェックしておきましょう。
Please look at the highlighted part.
「ハイライトしたところを見てください」
講師がレッスン中に使う指示フレーズはこちらの動画で詳しく紹介しています。
参考:「復唱してね」レッスン中に講師がよく使うフレーズ
⇒ 失敗を恐れずに、コミュニケーションそのものを楽しみながら積極的に話してみましょう!
また、適切な相槌を打つことで、会話のテンポや雰囲気がよくなりますよ。
相槌の取り方はこちらの動画で紹介しています。
参考:英語での「相槌」と「リアクション」のとり方
⇒ オンライン英会話と並行して、単語を覚えたり、文を読んだりするようなインプット学習を進めると、インプットとアウトプットのバランスが取れてより効果的に学習を進めることができます。
⇒ 発音を積極的に直してほしい旨を講師にリクエストしましょう。また、自分の習得したい発音やアクセントを持つ国の講師を選択するのもいいでしょう。
⇒ レッスン中、手元にメモ用のノートを用意しておいて、覚えた表現や気がついたことを書き出しておくと、レッスン後に復習がしやすいです。
⇒ 教材を読むことでリーディング、講師の発言を聞くことでリスニング、作文練習をすることでライティングを伸ばせます。
⇒ 間違いを恐れずに積極的に話すことを日常的に続けるのと同時に、単語や文法等の英語の基礎学習を進めると相乗効果でスピーキング力も伸びていきます。
⇒ 各教材のディスカッションパートの質問項目に対する答えをレッスン前に作文しておいて、ノート機能を使ってレッスン中に添削してもらいましょう。
⇒ 使っている教材を講師に音読してもらい、音だけで理解するようにチャレンジするなど、聞いて理解する場面を増やせるようリクエストしてみましょう。
⇒ レッスン前に教材を精読、さらにレッスン後に読み直して、スラスラと意味を取れるようになるまで繰り返しましょう。
⇒ 特にこだわりがなければ、自分のレッスン時間を固定して、その時間帯で選んでみてはいかがでしょうか?
レッスン時間を固定することで、毎日のオンラインレッスンを習慣化できますし、相性がよい講師のレッスンをまた受けられる可能性が高いです。
⇒ 特に英語初級中級者の方は、英語を楽しく学ぶことが大切です。気が合って、話していて楽しい講師を選びましょう。
⇒ 人それぞれの好みによりますが、試験に向けて準備をしているなどの理由で、一貫した指導を受けたいという方は同じ講師がオススメです。
⇒ 日本人講師、もしくは「日本語対応」「初心者向け」タグがついている講師です。
⇒ ネイティブ講師、もしくは「上級対応」のタグがついている講師です。
⇒ ネイティブならではの表現を学べます。また、細かい発音指導などの実践指導が得意なので、さらなるステップアップを目指す中上級者に特にオススメです。
ネイティブ講師の活用法については、こちらの記事でご紹介しています。
参考:DMM英会話でネイティブ講師を使い倒せ!
⇒ 第二言語として英語を習得しているので、学習者の悩みや課題に寄り添った指導ができます。また、学習方法に関するアドバイスも得意です。
⇒ 日本語で質問・相談することができます。また、文法・語法の説明が得意です。日本人のつまずくポイントや課題を周知していますので、効果的な学習方法をアドバイスしてくれます。初級者に特にオススメ。
日本人講師の活用法については、こちらの記事でご紹介しています。
参考:【レベル別】DMM英会話の日本人講師 活用ナビ
⇒ 初心者には『会話』教材のレベル1~3、中級者には『会話』教材のレベル4~5、または『デイリーニュース』教材のレベル5~6、上級者には『デイリーニュース』のレベル7以上、がオススメです。
⇒ 『デイリーニュース』教材です。
⇒ DMM英会話オリジナルの『キッズ』教材がオススメです。単語を覚えるだけでなく、基本的なセンテンスも楽しみながら学ぶことができます。
その他のオススメ教材は、こちらの記事でたっぷりとご紹介しております。
参考:【DMM英会話】キッズレッスンの特徴と教材選びガイド
⇒ 小中高生で英語検定取得を目指しているのであれば、『英検対策』教材がオススメ。
⇒ ビジネスで役立つ表現を学べる『ビジネス英語』教材がオススメです。
⇒ Q1でご紹介した『会話』教材と『文法』教材のレベル2から5までがオススメ。文法だけではなく会話練習にもなります。
その他の初心者向け教材はこちらの記事でご紹介しています。
参考:迷ったらコレ!DMM英会話初心者にオススメの教材はこの5つ
⇒ 『デイリーニュース』教材と、句動詞とイディオムを学習できる上級レベルの『語彙』教材がオススメです。
⇒ 基本的には、各教材の Exercise1 から順番に進めていきますが、ユーザーさんのリクエストや講師の進め方によっては、特定の Exercise を飛ばしたり、反対に集中的に取り組むこともあります。
⇒ 中途半端なところで終わってしまい、すっきりしないようでしたら、次回のレッスンでもう一度同じ教材をやってみましょう。途中からでもOKです!
⇒ はい。何度も繰り返すことで、学んだ内容をより吸収できるようになります。なかなか覚えられない方にはオススメです。
⇒ レッスン前に単語、本文に目を通して予習しておき、レッスン冒頭部分をスキップするリクエストをしてみましょう。また、自己紹介をなしにしてもらう、もしくは短くしてもらうのもいいでしょう。
I'd like to do a brief self-introduction so that we have more time for the lesson.
「レッスンの時間を増やすために自己紹介は短めでお願いします」
⇒ まずは自分が思う、自分に合ったレベルの教材をやってみて、レベルが適切であったかどうかを、講師からフィードバックをもらって決めていきましょう。
教材の選び方は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
参考:【DMM英会話教材】現役オンライン英会話講師が伝授する教材選びの3つのポイント
Do you recommend any other materials that are suitable for my English level?
「わたしのレベルに適したオススメ教材はありますか?」
⇒ 初心者向けの教材(例:『キッズ』教材や『会話』教材のレベル1~2)は順番に進めるのがオススメですが、基本的にはご自身のレベルやその日の気分に合わせて、やりたいレッスンを選んでもらってOKです。ただ、むやみやたらに色々な教材に手を出すのは避けた方がいいでしょう。
⇒ 事前に本文と単語は終わらせておき(自分でできるところはなるべく自分でやっておき)、レッスン冒頭でわからない表現や発音を講師に質問し確認。残りの時間をディスカッションにあてる。
⇒ 独力で予習ができる、もしくはある程度ニュースの英文が読めるのであれば、レベル5の記事から始めてみてください。
また、記事のカテゴリを選択できるので、自分の興味のある分野の記事を選ぶと理解しやすいと思います。
⇒ ロールプレイパートをするときに、その役になりきって、(オーバー気味に)演じるとレッスンが盛り上がって楽しいですよ。記憶にも残ります。
⇒ オリジナル教材はオンライン英会話に特化して作られていますので、25分で1つのレッスンをやるのに適しており、総合的な英語力をつけられます。
一方、出版教材は世界的に有名で、多くの学習者に支持されている教材ばかりなので、無駄なく王道の英語学習を進めることができます。
⇒ 可能です。チャットボックスでPDFなどのファイルを送る。もしくは、URLンクを講師に送って学びたい教材をシェアしましょう。
⇒ 自分自身の好きなこと、今日あったことなど、身近で話しやすいトピックがオススメです。
フリートークで話すオススメトピックについてはこちらをご覧ください。
参考:オンライン英会話のフリートーク鉄板ネタ10選【実践フレーズ付き】
⇒ チャットボックスをフル活用して、表現や単語をできるだけ入力してもらい、新しい英語を一つでも多く覚えましょう。
⇒ 講師が話題を振ってくれるので特別何か考えておく必要はありませんが、自分から講師へ話題を提案することで、より主体的にレッスンを受けられますし、話したいトピックについて話すことができます。
⇒ 共通する話題があれば盛り上がります。自己紹介でなるべく具体的にお互いのことを伝えて、共通点を探り合いましょう。
⇒ もちろんです。知っている言葉を最大限に使って伝えれば、講師はあなたの言おうとしていることを汲み取ってくれますし、使える単語や言い換え表現を教えてくれますよ。
⇒ 日本語で話すときと同様、「Yes/Noで終わらない」「5W1Hで具体的に話す」を意識しましょう。
こちらの動画で詳しくご紹介しています。
参考:5W1Hで会話を広げる英語フレーズ
⇒ 必須ではありませんが、学習効果を高める上で、予習復習はとても大切です。
予習復習のやり方に関してはこちらの記事をご覧ください。
参考:【予習・レッスン・復習】オンライン英会話の効果を200%引き出すポイント
⇒ どちらも大切ですが、個人的には初心者には復習よりも予習、上級者には予習より復習が大切だと考えています。
⇒ もちろん問題ありません。レッスン中にわからなければ、考える時間をもらったり、講師に質問すればOKです。
⇒ 予習と復習で30分ずつが理想ですが、そんなに時間を取れなければ数分でも結構です。少しでも予習復習する姿勢が、長い目でみると大きな成果を生みます。
⇒ 単語の意味調べと精読をした上で、レッスン中に講師に聞けるよう、気になる点やわからない点をまとめておく。
⇒ レッスンで覚えた表現をノートにメモし、その表現を使って要約文作成や独り言練習などをしてレッスンの内容を振り返る。
⇒ 「生」の英語にたくさん触れて、英語の必要性や有用性を日常的に感じることで、自然と英語学習へのモチベーションは高まっていきます。
⇒ レッスン時間を固定すると習慣化しやすいです。その日のレッスンが終わったら、すぐに次回のレッスンを予約してしまいましょう。
⇒ やる気が出ないときは無理しなくても大丈夫です。ときには休むことも大切!
また、レッスンを受けるにしても、「間違いを指摘しなくていい」とリクエストをしたり、教材ではなくフリートークでカジュアルに話すなど、省エネルギーでできるスタイルに切り替えましょう。
⇒ もしかすると、今やっている方法があなたのレベルや目的に合っていない可能性があります。何人かの講師に悩みを相談して、アドバイスをもらってみましょう。
⇒ レッスンの主役はユーザーであるあなたです。遠慮せずに25分間喋り倒しましょう。また、より主体的にレッスンを受けるために、「必ず質問する」「自分の意見を話す」という意識を持つといいですよ!
⇒ 市販の参考書・問題集などを使って学習するのが難しければ、DMM英会話の『文法』教材を使ったレッスンを受けましょう。
文法についての説明を日本語で受けられる、日本人講師とのレッスンが特にオススメです。
⇒ 市販の単語帳で覚えられない方は、「オリジナル単語帳」を作ると無理なく覚えられますよ。日頃のレッスンで出会った単語もどんどん書き足していきましょう。
参考:市販の英単語帳が続かないあなたへ。楽しく無理なく覚えられる「オリジナル単語帳」のすすめ
⇒ 知らない単語に出会ったら、しっかり例文と関連語を調べてメモするとよく記憶できます。手間がかかるのですが、頭に残るので効率的です。
辞書の使い方についてはこちらで解説しています。
参考:語学学習の強い味方!英語辞書の選び方と使い方【紙の辞書&電子辞書】
⇒ DMM英会話のスピーキングテストや、TOEICや英検などの民間試験を受けてみましょう。客観的な数値で伸びを実感することができるのでオススメです。
いかがでしたか?
今回の記事では、オンライン英会話に関するいろいろな質問に対して、一問一答という形でシンプルに回答させていただきました。
もし、まだ解決できない悩みや不安な点などございましたら、実際のレッスンで講師に直接質問をしてアドバイスをもらってくださいね。1人だけではなく、複数の異なる講師からアドバイスをもらうのもオススメです。
悩みや不安をなくして、楽しみながら英語学習を続けていきましょう!