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【DMM英会話5周年記者会見レポート】代表が語った5年間のあゆみと今後の展望

【DMM英会話5周年記者会見レポート】代表が語った5年間のあゆみと今後の展望

2月22日、DMM.com六本木本社にて、先日サービス開始5周年を迎えた「DMM英会話」の記念記者会見が行われました。

当日はメディア各社と英語有識者、総勢50名以上の方にお集まりいただき、DMM英会話代表より「5年間のあゆみと今後の展望」について、また技術開発担当者より「教材開発の裏側」等についてお話させていただきました。

さらに後半では、TVやCMでおなじみの安河内哲也先生をゲストとしてお招きし、「2020年度に向けての英語教育改革」について講演をいただきました。

本記事では、そちらの記者会見の模様を簡単にレポートしたいと思います。

記者会見スタート 〜 DMM英会話サービス紹介

記者会見スタート前のお昼過ぎ、続々と会場に関係者が集まり、いよいよという雰囲気が漂います。

まず登壇のトップバッターを務めたのは、DMM英会話営業担当の永野。

かなり緊張した面持ちでしたが、しっかりとDMM英会話のサービス紹介をしてくれました。

DMM英会話代表 上澤: 5年間のあゆみと今後の展望

【上澤 貴生】
DMM英会話 代表、 BIBO Group CEO。 “Make the world smaller”をビジョンに掲げ、世界90か国以上、約6500人の講師を抱える「DMM英会話」や海外市場向け英会話サービス「Engoo」を11カ国に展開。2017年2月より留学エージェント「DMM留学」を開始。東南アジア、日本、欧州、南米など各国を往来する日々を送っている。

続いてDMM英会話代表 上澤貴生より、DMM英会話誕生のきっかけや、サービス開始からの5年間で学んだこと、そして今後の展望についてお話させていただきました。

ゴールは「英語を話せる」というマインドセット

「5年間の事業を通じ、英会話学習のポイントはゴール設定だと思うようになった」(上澤)

単に「英語を学びたい」と言っても、その目的や目指すゴールはさまざま。外国人観光客を英語で案内できるようになりたいのか、TOEICのスコアを上げたいのか、アメリカのウォールストリートでキャリアを積み上げたいのか、そのゴールによって学習法や必要な学習時間も異なります。

それを踏まえた上で、DMM英会話としてのゴールは、「『私は英語を話せる』というマインドセットをユーザー様に身につけていただくこと」と語りました。

英語習得に必要な“3000時間”にどうアプローチするか

一般的に、英語習得に必要な学習時間は“3000時間”と言われています。

「『これだけやれば英語を話せるようになる』『1週間で英語を話せるようになる』といった魔法はない。その3000時間をできるだけ効率的に、かつ楽しく積み重ねていくことを目指し、我々は様々なソリューション(DMM英会話/ iKnow! / なんてuKnow? /DMM留学)を提供していて、今後ももっと増やしていきたい」(上澤)

通勤時間を使って英単語学習アプリ「iKnow!」でのインプットや、毎日のDMM英会話でのアウトプットに加え、DMM留学を使えば短期間で集中的に3000時間の時計の針を進めることができます。

さらに上澤は、英語学習をスポーツに例えながら、「練習しなければ上手くならない」「とにかく継続が大事」と述べた上で以下のように今後の展望を語りました。

「継続するには英語が“勉強”になるのではなく、スポーツと同じように楽しくないと続きません。累計113カ国・約6500人の講師陣を抱えるDMM英会話を使って、いろんな国の先生とのコミュニケーション・異文化交流を楽しみながら『気がついたら3000時間に近づいていた』『気がついたら英語を話せるようになっていた』といったアプローチを目指し、『いかに楽しいレッスンを提供できるか』をこれからも大事にしていきたい」(上澤)

DMM英会話 CTO Luke: 教材開発と新機能について

【Luke McCrohon】
DMM英会話 技術開発責任者。ニュージーランド出身。東京大学コンピューターサイエンス博士号取得。11年前に日本に来日し、6年間EduTech事業に関わっている。業務外でも言語進化学の研究に取り組んでいる。

次いで、DMM英会話 CTO(最高技術責任者)Luke McCrohonより、DMM英会話の「教材」と「新機能」についてご紹介しました。

まずは教材については、昨年大幅にリニューアルしたオリジナル教材の仕様や、その狙いについて説明し、新メンバーが加入しパワーアップした教材開発チームについても以下のように語りました。

「教材開発チームに『物書きのプロ』や『言語学者』に加え、『劇作家』等を手がけるユニークな人材を採用したことで、ますます楽しく、かつ信頼性の高い教材を提供できるようになった」(Luke)

また、DMM英会話教材の中でも特に人気があり、毎週さまざまなレベル・ジャンルのニュース記事が追加される「デイリーニュース」に関しては、「興味がある記事を読むことで集中力・やる気が増し、それによって学習効率も高くなる」という認知科学の研究結果を例に出しながら、「自分にあったレベル、自分の興味のあるニュース記事を使って学習を進めて欲しい」と述べました。

DMM英会話ならではの新機能「メダルコレクション」とは?

さらに、Lukeからはリリースしたばかりの新機能「メダルコレクション」についても発表がありました。「メダルコレクション」とは、多国籍な講師陣を抱えるDMM英会話ならではの機能で、「レッスンを受けると、その講師の国籍の国旗メダルがもらえる」というもの。

多国籍な講師とレッスンを受ければ受けるほど、豊富な種類のメダルが集められるゲーミフィケーション要素を通して、英語学習をより楽しく続けられる仕組みです。メダルコレクションについての詳細はこちらから。

安河内哲也先生: 日本の英語教育が向かう先

会の後半には、TVやCMでおなじみ、現在は一般財団法人「英語教育推進機構」の理事を務める安河内哲也先生に、「2020年度に向けての英語教育改革」について講演をしていただきました。

長く英語教育改革の第一人者として活躍し、自らもDMM英会話の大ファンである安河内先生は、現行の日本の英語教育が抱える問題について、また今後の英語教育改革においてオンラインレッスンが果たす役割について述べられました。

「現在の中学3年生から、4技能試験(スピーキング、リスニング、リーディング、ライティング)が導入される。それに合わせて、日本の学校教育も生徒に話させる授業がメインになるが、全国でALT(外国語指導助手)が不足している中、オンラインレッスンの持つポテンシャルは非常に高い」(安河内先生)

また、さまざまな国の講師との会話を通してお互いの国に興味を持つようになるため、「オンラインレッスンの普及は、日本のグローバル化に貢献していくと思う」ともお話されました。

オンラインレッスンを継続して楽しむためには?

先述の通り、自らをDMM英会話ヘビーユーザーだと豪語する安河内先生。1日に複数のレッスンを受けることもあるそうで、オンラインレッスンを継続させるコツ、楽しむコツについてもお話いただきました。

  • レッスンが終わったら次回レッスンを予約する。
  • レッスンを受ける時間帯や場所を決めておく。
  • さまざまな国の講師と話し世界体験をする。

またスピーキング対策として、オンラインレッスンを利用する上での心構えについては以下のように話していただきました。

「発音は、動画やアプリ等を活用して、録音されたネイティブ音声をリピートするなどの練習をする。会話ができるところで発音ばかり学ぶのはもったいない。
"Fluency first, accuracy second."の方針で、間違いながら学びましょう」(安河内先生)

5周年記念ケーキも! 記者会見後の懇親会の様子

安河内先生の登壇の後、DMM.comグループ会長 亀山の挨拶、質疑応答、フォトセッションと続き記者会見は終了しました。

そして終了後は、懇親会のスタートです。

会場には軽食とドリンク、DMM英会話5周年を記念したスペシャルケーキをご用意!

照れながらもスペシャルケーキに入刀する上澤。

多くの関係者とDMM英会話スタッフを含めたカジュアルな交流の場となりました。

こちらは写真左から順に、登壇いただいた安河内先生、英語関連書籍のベストセラー著者であり「DMM英会話なんてuKnow?」のアンカーとしてもご活躍いただいているデイビッド・セインさん、記者会見の司会進行を務めていただいたバイリンガルコメディアンのKaoriさん。

DMM英会話公認大使であり、普段はアイドルグループ『イケてるハーツ』のメンバーとして活動されている新ユウユ(あらたゆうゆ)さんも遊びに来てくれました!

また会場の一角には、実際のDMM英会話レッスンを体験できる「タッチアンドトライ」コーナーを設置。こちらも賑わっていました!

おわりに

以上、DMM英会話5周年記者会見のレポートでした!

当日ご参加いただいたメディア各社、各関係者のみなさま、ご来場いただきましてありがとうございました!

そして、いつもDMM英会話をご愛顧いただいているユーザーのみなさま、本当にありがとうございます!

これからも私たちDMM英会話は、ユーザーのみなさまが「私は英語を話せる」と自信を持っていただけるようなプロダクト作りに邁進してまいります!