
オンライン英会話の録音・録画方法と英語学習への活用方法

英語学習に役立つ方法のひとつがオンライン英会話レッスンの録音・録画です。
レッスン内容の復習のほか、リスニングやシャドーイングの練習にも活用できます。
本記事では、デバイスごとの録音・録画方法や活用方法をご紹介します!
オンライン英会話を録音・録画する前の注意点
オンライン英会話のレッスンを自分で録音・録画するときは、プラットフォームで認められているか確認しましょう。また講師に許可取る必要がある場合もあります。
オンライン英会話サービスを提供するプラットフォームには、独自の録音や録画機能が備わっているものがあります。例えば、DMM英会話のレッスンシステム「Eikaiwa Live」にも録音機能があります。
しかし、サービスによっては録画・録音自体を認めていない場合があるため、事前に確認しておくことが大切です。プラットフォームの規約で禁止されている場合、自身のデバイスで記録しないようにしてください。規約に抵触すると、サービスを利用できなくなるリスクがあります。
また、録画や録音データの個人利用を認めていても、SNSへの投稿・公開は禁止していることがあります。各サービスの規約に抵触しないように注意し、英会話の学習を進めましょう!
オンライン英会話の録画・録音に使えるデバイスの機能

ここでは、オンライン英会話のレッスンを受けるデバイスにもともとある機能を使って、音声や動画を保存する方法を紹介します。
Windows PCを使用する場合
WindowsのPCでレッスンを録音・録画する場合、標準機能として搭載されている「Xbox Game Bar」を使用します。手順は以下の通りです。
- キーボードのショートカットキー「Windows」と「G」キーを押し、「Xbox Game Bar」を起動します。
- 自分の音声も録音するため、マイクのアクセスをオン(有効)にします。
- Game Barの「録画開始(●)」のアイコンをクリックすると録画が始まります。
- 「録画停止(■)」のアイコンをクリックすると、録画が停止されます。録画した動画は、PCのビデオキャプチャフォルダ内に保存されます。
Macを使用する場合
MacのPCの場合は、デフォルトで搭載されている「Quick Time Player」を使用します。
- Quick Time Playerを起動する
- メニューのオプションのマイク項目で使用するマイクを選択しておきます。
- ファイルから新規画面収録を選択します。
- メニューバーの収録ボタンをクリックすると、録画が開始されます。
- 「収録を停止」ボタンをクリックすると、録画が終了します。
iPhone・iPadを使用する場合
iPhoneやiPadの場合は、標準機能の「画面収録」を使用すると、レッスンの録音・録画が可能です。
- 設定からコントロールセンターに「画面収録」を追加します(すでに追加されている場合、対応は不要です)。
- コントロールセンターを開き、グレイの録画ボタン長押しします。マイクのアイコンが出てくるので、マイクをオンにします。
- 「収録を開始」をタップし、3秒のカウントダウン後に画面の録画が始まります。
- 録画を停止するときは再びコントロールセンターを開き、赤い録画ボタンをタップします。録画された動画は、写真App内に保存されます。
Androidのスマホを使用する場合
Android11以上のスマホの場合は、デフォルトで入っている「スクリーンレコード」を使います。
- クイック設定パネルからスクリーンレコードをタップします。
- 録画開始の確認画面の設定で、デバイスの音声とマイクを選択します。
- 開始をタップすると、録音が始まります。
- 録画を終了する場合、通知ドロワーから「タップして停止」を選択します。
録音・録画したオンライン英会話レッスンの活用方法
レッスンの復習
英会話スキルをつけるうえで、レッスンの復習は欠かせません。レッスンを1度受けただけでは、英単語や英文が記憶に残りにくいためです。録音・録画データを活用して、記憶を定着させるため、反復することが大切です。
レッスンの間にあった気づきや学んだことを、録音を使って復習しましょう。講師の聞き取れなかった単語が聞き取れたり、記憶には残っていなかった文法や言い回しなどを思い出せたりすることがあります。
英会話スキルの上達度合いの確認
毎日オンライン英会話をしていると、「ちゃんと上達できているのかな?」と不安になった経験は、誰しも1度はあるのではないでしょうか。レッスンの録音・録画データがあれば、ご自身の英語力が大きな変化を遂げていることに気づけます。
1ヶ月前、3ヶ月前、半年前、1年前と、一定の期間でレッスンの録音を聞き直してみると、発音の変化や会話のスピード、英単語自分の感覚だけでは気がつかなかった変化を発見できるはずです。
リスニングの練習
オンライン英会話レッスンの録音・録画データは、リスニング練習にも活用できます。
講師によって話すスピードが異なるほか、出身国によるアクセントや発音方法の特徴があるので、「レッスンのなかで聞き取れない部分がある」と感じることもあるかもしれません。そんなときにレッスン内容の聞き直すと、理解がしやすくなるはずです。
例えばITエンジニアの人で、IT大国であるインドの人とやりとりしなければならず、発音などに慣れる必要があるとします。オンライン英会話でインド人講師のレッスンを受け、録音・録画したデータを繰り返し聞き直すと、耳が慣れていきます。さらにレッスン中に理解できなかった単語やフレーズなども、確認する機会にもなります。
シャドーイング
耳にした英語音声をマネしながら声に出す「シャドーイング」の教材にも、レッスンの音源が役立ちます。音声についていきながら声に出すことが、あたかも「影」のようなので、シャドーイングと呼ばれます。
英会話初心者から中級者の人の中には、レッスン中に講師の言っていることをなんとなく理解し、文脈を推測して会話につなげている方も多いでしょう。相手の英語をしっかりと理解できるようになるために役に立つのがシャドーイングです。ただ聞いた音を繰り返すだけではなく、聞きながら内容を理解しようとすると、会話の練習になります。
また、シャドーイングは口を実際に動かすので、スピーキング力の向上にも大いに貢献してくれます。講師の発音のデータを聞きながら発声することで、英語の発音を身につけることができるのです。
Eikaiwa Liveを使ったDMM英会話のレッスン録音方法
DMM英会話のレッスンは、独自システム「Eikaiwa Live」で録音できます。
レッスン開始とともに録音がスタートし、レッスン終了後にレッスンノートに自動で保存されます。再生時は早送りや巻き戻しはもちろん、再生速度を調整して音声を聞くこともできます。
詳しくは、「復習や振り返りに活用できる! Eikaiwa Liveに『録音機能』が登場!」で説明しています。便利な機能を活用して、英会話の学習に役立ててくださいね。