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太鼓持ち必見!「さすがです!」と英語で上司や先輩を嫌らしくなくヨイショする表現まとめ

太鼓持ち必見!「さすがです!」と英語で上司や先輩を嫌らしくなくヨイショする表現まとめ

仕事で先輩が大きな仕事を取ってきたとき。上司のプレゼンテーションがすごく上手だったとき。

「さすがです!」と言いたくなりますよね。

「ヨイショする」と言うと聞こえは悪いかもしれませんが、「すごいですね!」という気持ちを伝えたり感謝の気持ちを伝えることは、時として必要なことです。
では、英語で「さすが!」と言いたいときはどうしましょう。和英辞書で「さすが」と調べてみても、しっくりくるものは載っていないのではないでしょうか。

そこで今回は、上司や先輩を嫌らしくなくヨイショする英語表現を紹介していきます。

 

はじめに:英語には相手を持ち上げる表現がない?!

「さすが」を英語でなんて言うのか紹介する前に、日本語と英語の違いを理解しておきましょう。

まず、日本語には尊敬語と謙譲語がありますね。尊敬語は、話し手の立場はそのままで、聞き手を一段高めた言い回しをします。一方の謙譲語は、話し手が聞き手よりも一歩下がって相手を上に見る言い回しになります。

つまり、日本語においては、話し手と聞き手の関係に上下をはっきり付けることで、結果的に相手を高いところに持ち上げることになります。

ところが、英語には尊敬語や謙譲語というものがないため、日本語のように自分の立場を一段下げて相手を持ち上げるといったことはできません。その代わり、「丁寧な言葉や言い回し」「フォーマルな言葉や言い回し」「カジュアルな言葉や言い回し」と言った分け方がされています。

そして相手をヨイショしたい場合は、とにかく相手を褒めることで尊敬の念を表すことが一番! つまり、今回ご紹介する褒める英語表現を覚えてしまえばいいのです。では、さっそく見ていきましょう!

 

「さすが!」と相手を称える英語表現

上司が問題を解決したとき

直訳すると「問題を解決するのは、あなたらしいですね」となりますが、結果的に「あなたならできると思っていました」という気持ちを伝えることができます。日常的には"it's like you"とか"just like you"といったように一言で表すほうが多いです。

 

上司のプレゼンテーションが良かったとき

これも"as expected"と短く言うこともできます。

 

上司がなにかを成し遂げたとき

他にも、商談が成立したとき、プロジェクトが終わったとき、期日に間に合ったときなどに「やりましたね!」「さすがです」と伝えられる短いフレーズとしては、以下のようなものもあります。

あとは少し長いフレーズですが、「やっぱりできると思ってました!」というニュアンスで使える表現もあります。

"you could make it"の部分を変えるだけでいろいろなシーンで使えます。例えば、"I knew that you could finish it in time"と言えば「時間通りに終わらせると思ってました」となります。

 

感動しました!と伝えたいとき

こちらは"be impressed with"で「〜に感動しました」の意味になります。これも"with"のあとを変えることで様々なシチュエーションで相手に「すごいですね!」と気持ちを伝えられる表現です。

 

「まじっすか!?」「ほんまっすか!?」と驚く英語表現

相手を持ち上げるとき、日本語でよく使うのが「ホントですか!?」とか「まじっすか?」といった驚きのリアクションですね。イントネーションを変えるだけで、様々なシーンで使えるので便利です。

 

“Really!?”以外で覚えておきたいフレーズ

"Really!?"を多用する日本人を見かけますが、英語は同じ言葉を連続して使うことを嫌う傾向があるので、上記の様々な言い回しを覚えておくことをオススメします。

ただ、気を付けたいのが一番最後のフレーズです。

まず、"What the heck"は大人から子どもまで使っても問題がない言葉です。直訳すると「とんでもない!」になります。ところが、"What the hell" や "What the fuck" は下品な言葉なので、使う相手やシチュエーションによっては好ましくありません。気をつけましょう。

 

英語で相手が身につけているものを褒める英語表現

男性も女性も身につけているものを褒められるのは嬉しいものですね。特に英語圏では、こういった小さなところを褒めるのは日常的に行われることなので、ぜひマスターしておきたいところです。

「似合ってますね」と伝えたいとき

「似合っている」という表現は、モノが主語の場合は"good on"、人が主語の場合は"good in"に変わります。

"good"の代わりに"great"やincredible"、"amazing"などを使うことで「似合っている」の度合いを変えたり、"cute"や"gorgeous"といった単語を使うことで微妙なニュアンスを表すこともできます。

 

何かと合わせて似合っているとき

モノとモノが合っているときは"go well with"との言い回しを使います。例えば、"This white wine doesn't go well with roast beef"と言えば、「この白ワインはローストビーフと合わない」といった使い方もできますね。

 

まとめ

日本語で「褒め殺し」なんていう言葉もありますが、むしろ英語圏では、人と会ったときの挨拶の流れとして"You look gorgeous today"とか、"I like your shirt"といった褒め言葉が当たり前のように使われます。先輩や職場の上司を持ち上げるときも遠慮せずに褒めるようにしましょう。

ただし、英語圏といえども、当然ながら限度はあります。あからさまにヨイショしようとすれば「おべっかばかりを使う人」(He/She is a flatterer)と陰で呼ばれたり、「ごまをする人」(He/She is an apple polisher:彼/彼女はリンゴ磨きだ)などと呼ばれてしまうかもしれませんので、気を付けましょうね。

相手を褒める習慣は急に身に付くものではありません。英語を話すときだけではなくて、日本語を話しているときにも意識して相手を褒めたり、持ち上げたりする練習をしてみてもいいかもしれませんね。