「作る」だけじゃない!こんなに便利な “make” の使い方30選

英語のmakeの使い方30選

友達が家に遊びに来てくれたときの「お茶いれようか?」
電車でもうちょっと詰めてくれたら座るスペースができるのに……というときの「もう少し席を詰めていただけますか?」
電車に乗り遅れそうだったけど、全力で走って「間に合った!」

皆さんは、これらのセリフを英語でサラッと言うことができますか?
言えそうで言えないこんなセリフ、実は “make” を使うと簡単に表現することができるんです。

今回は、“make” の基本のおさらいから、数ある意味の中でもぜひ覚えておきたい “make” の使い方、さらに日常会話で絶対に役立つ “make” を使ったフレーズをご紹介します!

 

“make = 作る” のおさらい

作るという意味のmakeのおさらい

誰もが真っ先に思い浮かべる “make” の意味は「作る」ですよね。
“make” は何か新しいものを作り上げたり、何かを別のものにするといったときに使われる単語です。

例を挙げるまでもないかもしれませんが、「作る」という意味の “make” の典型的な使い方は次の通り。

1. 彼は今、イルカの映画を作っている。
He's now making a film on dolphins.

2. 父は毎朝、自分で朝食を作ります。
My dad makes his breakfast every day.

3. ワインはブドウから作られます。
Wine is made from grapes.

また、日本語にすると「作る」とは言わないものの、“make” がもつ「作る」イメージからこんなときにも使われます。

4. お金を稼ぐのは簡単なことではない。
It's not easy to make money.

5. 今、お茶いれるね。
I'll make you some tea.

6. 私は毎朝、自分でベッドを整える。
I make my bed every morning.

7. 少し場所をあけてもらえますか?
Could you move over a little and make room for me?

8. 彼女はいつも言い訳をして私と遊ばない。
She always makes an excuse to avoid hanging out with me.

9. 彼はビジネスを立ち上げてから、利益を出すためにずっと馬車馬のように働いている。
Since he started his own business, he's been working like a horse to make a profit.

 

「〜になる」の “make”

「〜になる」の意味のmake

“make” がもつ「作る」というイメージから派生して、何かを構成するという意味の「〜になる」にも “make” が使われます。

10. 5 たす 7 で 12 になる( 5 たす 7 は 12 です)
Five and seven make twelve.

11. 水素と酸素で水になる
Hydrogen and oxygen make water.

また、物や物質が「〜になる」場合に限らず、人が「(将来)〜になる」といった以下のような文章にも “make” が使われます。

12. 「君は(将来)いいお父さんになるよ」
You'll make a good father.

13. 彼は教えるのが上手いから、きっといい先生になるよ。
He is good at teaching things, so he'll make a good teacher.

 

「〜させる」の “make”

「〜させる」のmake

相手の意思に反して(意思に関係なく)無理やり何かをさせる場合にも “make” が使われ、《make+人+動詞の原形》 が基本の形になります。

14. 母は私に牛乳を買いに行かせた。
My mum made me go get some milk.

主語が人間ではなく物事の場合には、「(物事が)人に○○させる → 人が○○になる/○○する」という意味になるのが “make” の特徴の1つです。

15. 私は携帯に息子の写真をたくさん入れてるんだ。それでいつも笑顔になるんだ。
I have so many photos of my son on my phone. They make me smile all the time.

16. その曲は好きじゃないんだ。なんか悲しい気持ちになるんだよね。
I don't like the song. It makes me kind of sad.

17. そのシャツを着てると若く見えるね。
The shirt makes you look young.

 

名詞と共に使われる “make”

名詞と共に使われるmake

次に、口語で使われることがとても多い “make” の活用パターンを紹介します。

名詞と共に使われると言っても、いまいちピンと来ないかもしれません。具体的な例を挙げてみましょう。

このように、1つの動詞で表現できる場合にもあえて《make a(n)+名詞》を使うことで、「1回の行為」であることを明確にすることがあります。

18. 電話をするために車を止めた。
I pulled over to make a phone call.

19. 私たちはそれについて決定することができなかった。
We couldn't make a decision on it.

他にも、こうすることでリズムが良くなることから、《make+a(n)+名詞》は口語でとてもよく使われます。

さらに、“make a quick phone call” “make a big mistake” のように形容詞でバリエーションをつけやすいので、使い勝手がいいんですね。

場面にもよりますが、ネイティブスピーカーの普段の会話ではこういった “make” “take” “have” などの《基本動詞+a(n)+名詞》を活用していることが多いです。

 

絶対にマスターしたい “make” を使ったフレーズ

makeを使ったフレーズ

最後に、“make” を使ったイディオムの中でも会話の中で特に使われるものを厳選して3つご紹介します。

 

① make sense「つじつまが合う、わかる」

“sense” とは、辞書には「道理にかなったこと」と書いてありますが、これではイマイチわかりにくいですよね。

決まったパターンで使われることばかりですので、文章を丸ごと覚えてしまいましょう。

20. (つじつまが合わず)変だな……
It doesn't make sense.

21. なるほど!
That makes sense.

22. わかりますか?
(Does it) make sense?

23. 君、めちゃくちゃなこと言ってるよ
You're not making any sense.

イメージとしては、友だちが「給料前だからお金がないんだ」と言いつつ、高級レストランでランチを食べてたら “It doesn't make sense.” です。

「論理的に考えて変」「つじつまが合わない」というニュアンスです。
もし、その友だちが「ランチは同僚のおごりだったんだ」などと説明をしてくれたら、

  • That makes sense.
    「なるほどね」

と言ってうなずくことができますね。
また、

  • (Does it) make sense?
    「私の言っていることがわかりますか?」

これは “Do you understand?” と同じ意味であり、自分が話をしているときに相手が理解しているかを確認する際には、こちらの方が好まれます。

 

② make sure「たしかめる、確実にする、必ず……する」

よく使われるにも関わらず日本語に訳しにくいのが、この “make sure” です。

「“sure” にする」というのが直訳で、後に続く文章を「たしかなものにする」というニュアンスで捉えると理解しやすいかもしれませんね。

24. 鶏肉にちゃんと火が入っているか、料理を出す前に確認してください。
Make sure the chicken is cooked through before serving.

25. ここに必ず5時までに到着してください。
Please make sure you get here by five.

26. (電話で)伝言を必ずお伝えします。
I'll make sure he/she gets the message.

 

③ make it「都合がつく、間に合う」

辞書で “make it” を見るといくつかの意味が載っていますが、その中でも「都合がつく」と「間に合う」の2つは日常生活で使う頻度がかなり高く、特に覚えておきたい使い方です。

相手の都合を聞くときや、自分の都合を伝える「行ける/行けない」を言うときには、“can/can't make it” という表現がとてもよく使われます。

27. 「明日パーティー来れる?」
“Do you think you can make it to the party tomorrow?”

「ごめん、行けないんだよ。明日は予定があるんだ」
“Sorry, I don't think I can make it. I have plans tomorrow.”

そして「間に合う/間に合わない」も “make it” で表せてしまいます。
例えば、飛行機に間に合うよう急いでいる場面を想像してみましょう。

28. 僕たちは8時の飛行機に間に合うように空港へと急いだ
We rushed to the airport to make our 8pm flight.

29. 「ぼくたち、間に合うかな?」
“Do you think we'll make it?”

30. 「間に合ったー!」
We made it!!

“make sense” “make sure” “make it” の3つは日常生活で使う機会が多いので、ここで一気に覚えてしまいましょう。

 

さいごに

“make” のいろいろな使い方をご紹介しました。いかがでしたか?

辞書や参考書に載っている意味を丸暗記するのではなく、“make” という単語が本来持っているイメージを捉えると、きっと理解が深まります。

基本的な単語だからこそ、さまざまなバリエーションで使いこなして、スムーズな会話に役立てたいですね!