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英語の自己紹介をマスターして、自分自身をもっと魅力的に伝えよう!

英語の自己紹介をマスターして、自分自身をもっと魅力的に伝えよう!

Hello to all of you on the other side of the screen!

はじめまして、ヤスです!

突然ですが、皆さんは英語で自己紹介をするとき、自分のことをどのように話しますか?
名前・出身・職業・趣味・どんなことにハマっているかなど、基本的な内容は大きく変わらないのではと思います。しかし海外の方と交流するとき、どうやったら印象的な自己紹介をできるかはシチュエーションによって異なるはず。

そこで今回は、シチュエーションに応じた最適な自己紹介の仕方をまとめました。どんなときでも使える鉄板フレーズも併せてご覧ください!

 

自己紹介をする、その前に……

自己紹介をする前に

自己紹介には、相手にわかりやすく伝えるために効果的な会話の流れがあります。最初にこれを意識しているかどうかで、自分のことが相手に伝わる度合いがかなり変わるはず。

大きな流れは、次の通りです。

この流れをつかんでおけば、あとは伝えたいことの重要度に合わせて、それぞれの内容の配分を変えていきます。

例えばビジネスシーンであれば、趣味などの個人的な情報よりもこれまでに何を学んできたか、またはこれまでの実績などを中心に話す必要があるでしょう。
パーティシーンであれば、自分の好きなことや趣味など、相手を惹き込める内容にウェイトを置くとベター。

こうすることで、初対面の印象を強くすることができるのです。

 

名乗るときは、呼んでほしい名前も合わせて伝える

呼んでほしい名前も合わせて伝える

自己紹介と言えば、まず最初に伝えるのは自分の名前ですよね。このときに使える英語フレーズは、多くの場合次の2つになります。

Hello, my name is ◯◯.

Hi, I'm ◯◯.

この2つの違いをご存知ですか?

意味としては同じのため、どちらを使っても問題はありませんが、“my name is 〜” の方がよりフォーマルな意味合いです。
海外には敬語の文化がないと思われがちですが、丁寧な言い方・フランクな言い方の違いはあります。

初めての人と出会うシチュエーションは様々ですが、友人の紹介で初めて会ったときは “Hi” を、ビジネスシーンでは “Hello” を使う方が好ましいでしょう。
ちなみに、“Hello” を使うときは名前もフルネームで伝えた方がしっかりとした印象になるでしょう。

また、日本人の名前は、海外の人たちにとって発音しにくい場合があります。

筆者の本名は「塩飽 泰啓(しわく やすひろ)」と言いますが、この名字は日本人でさえ読み方が難しい……。ましてや海外の人には「しわく」も「やすひろ」も言いづらいはずです。

そんなときは、自分のあだ名をあらかじめ伝えておくのもひとつの手。筆者の場合、自己紹介ではフルネームで名乗った後に、いつも「ヤス」と名乗っています。

Please call me Yasu!

「ヤスと呼んでください!」

Everyone calls me Yasu.

「みんな、僕のことをヤスと呼んでいます」

自分がどのように呼ばれたいのかを併せて伝えることで、より親密度が上がり、接しやすい印象を与えることができるでしょう。

 

自分のことをより詳しく知ってもらう

より詳しく知ってもらう

基本的な情報は簡潔に

掴みの挨拶が終わったら、次は自分のことをより細かく伝えていきます。年齢や出身地などは端的に紹介しましょう。

I am twenty-four now.

「いま24歳です」

I was born and raised in Tokyo.

「生まれも育ちも東京です」

また、もしあなたが過去に海外で生活をしていたことがあれば、それも共有するとその国の出身者と盛り上がれるかもしれません。

I used to live in Mexico.

「私は昔メキシコに住んでいたことがあるんです」

 

よりパーソナルなことは細かく具体的に伝える

さらに細かい情報を伝えていく際は、内容も少し具体的にしていきます。

もしあなたが学生であれば、どこの学校に所属し、どんな科目を専攻しているかなどを話します。社会人であれば、どの会社でどんな仕事をしているかについて話すことになるでしょう。

《例》

I am a graduate student of ○○ University, studying anthropology as my academic major.

「私は○○大学の大学院生で、人類学を専門として勉強しています」

I am currently working at ○○. It's my job to teach English to businessmen.

「今、私は○○というところで、ビジネスマンの方々に英語を教える仕事をしています」

また、趣味や好きなものについて話すときは、シンプルに次のような表現を使うとわかりやすいですね。

I like reading books.

「本を読むのが好きです」

I love baseball! / I am a big fan of baseball.

「私は野球にハマっています!」

どんなことを学んでいるか/仕事にしているか や趣味を具体的に話すことで、その後の会話をもっと盛り上げることができるかもしれません。

 

個人的な体験を加えて、より深く自分を知ってもらう

ここから先は、相手がもし興味を持ってくれた場合になりますが、自分の知らない趣味・職業・学問について、いろいろと質問してくれるかもしれません。

「どういうことですか?」や「どうしてそれをやっているのですか?」というツッコミが飛んでくることを想定し、前もって回答の準備をしておくとスムーズな会話ができるはず。

先ほどの例文で、「私は野球にハマっています」と言いましたが、どうしてそれを好きになったのかを、個人的な体験をもとに説明できるようにしておくことをオススメします。

It changed my life. I made a lot of friends through this sport and it broadened my horizons.

「それは、私の人生を変えたからです。このスポーツを通してたくさんの友人ができて、私の視野を広げてくれたのです」

I completely get into it, losing all sense of time.

「とにかく没頭してしまうんです。それをやっていると時間を忘れ続けてしまいます」

こうした “Personal Experience (個人的な体験)” を言葉にすれば、あなたのことをより詳しく知ってもらえるでしょう。

 

逆に相手に質問してみる

相手に質問してみる

自分のことを伝えられるようになったら、次は相手の情報を引き出す質問も覚えましょう。

実は、初めて会う人と会話をするとき、意外と重要なのは「質問すること」です。自分のことを話すだけでなく、相手のことも知りたがっている姿勢を見せることで、距離をぐっと縮めることができます。

ここまでに書いた内容を追う形で、質問フレーズをご紹介します。
《名前》

What is your name?

「名前はなんですか?」

What should I call you?

「あなたのことはなんと呼べばいいですか?」

《年齢》

How old are you?

「あなたの年はいくつですか?」

《住まい》

Where are you from?

「どちらの出身ですか?」

Where were you born?

「生まれはどちらですか?」

《学び・仕事》

What do you do?

「どんなお仕事をしてるんですか?」

What do you study? / What is your major?

「何を専門に勉強しているのですか?」

What does that job entail?

「それはどういった仕事ですか?」

《趣味》

What have you been interested in lately? / What have you been into lately?

「最近興味があることはなんですか?」

What is your hobby? / How do you spend your free time?

「趣味はなんですか?」

 

まとめ

まとめ

誰でも初めて出会う人の前では緊張しますし、ましてやそれが海外の方であれば不安も倍増するかと思います。

しかし、だからといって臆する必要は全くありません。
相手も同じように緊張しているので、お互いの関係を解きほぐすような会話を心がけることが重要です。

自分がオープンになって話せば、相手もきっとオープンに対話してくれるはず。多少の間違いは気にせずに、緊張感も一緒に楽しむつもりで、自分を目一杯表現してみましょう!