Erik
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突然ですが、「お会計お願いします」は英語でどのように表現するのかご存知でしょうか?
海外旅行などでレストランで食事をしたなら、ほぼ必ずといっていいほど必要になるこちらのフレーズ。
今回は丁寧さ・ニュアンスの違い・使い分け方などを解説しながら、さまざまな英語の「お会計お願いします」をご紹介します。
いつも使っている定番の言い方よりも丁寧に伝えたい、ネイティブのようなこなれた表現を使ってみたいという方も、ぜひ今回の記事でご紹介するフレーズを使い分けてみてください。
お会計をお願いする際は「請求書」という意味の "check(チェック)" や "bill(ビル)" を使うのが一般的。
アメリカでは "check" と言うのが多いのに対し、イギリス等では "bill" が主流です。
それでは早速「お会計お願いします」を伝える際に頻繁に使われるさまざまな英語フレーズをご紹介していきます。
多くの人がご存知の英語表現 "Check, please(チェック、プリーズ)" は「お勘定!」のようなニュアンスです。
やや丁寧さに欠けますが、基本的にはそのまま使っても問題ありません。
例えばカジュアルなレストランで、店員さんともある程度会話をした状況だとより自然かもしれませんね。
「請求書をもらえますか?」という直訳から「お会計お願いします」となります。"Can I" は割とカジュアルな表現です。
"get" も "have" も同じく「手に入れる」の意味で使うことができますが、"have" の方が若干丁寧な印象を受けます。
もう少し丁寧な表現でお会計をお願いしたい場合は、"could" や "may" を使うことができます。"could" よりも "may" の方がフォーマルです。
"May I" と言えばかなり丁寧な英語表現になります。
多少の丁寧さの違いはありますが、上記はどれも基本的には同じ意味ですので、そこまで気にする必要はありません。
大定番のフレーズ以外で「お会計お願いします」を伝えたいこともあるでしょう。
ここからはちょっと視点を変えた言い回しから口語的な砕けた表現まで、ネイティブも使うようなこなれた英語の「お会計お願いします」をご紹介します。
"bring" は「持ってくる」という意味の動詞です。なので、「お会計(請求書)を持ってきてくれますか?」となります。
"tab" はレストランで食べたもの、飲んだものの値段が記載された請求書を意味します。もちろん、"tab" ではなく "check" や "bill" でも OK です。
"need" を使ってシンプルに「〜が必要です」と言うこともできます。「持ってきてください」の意味になります。
お金を払いたいことを伝えてお会計をお願いすることもありますよね。こちらは「お支払いしても良いですか?」が直訳となります。
こちらも支払いを済ませたい意思を伝えている表現です。英語の "would like to" は「〜したい」の意味があります。
"ready" は「準備ができている」という意味の英語表現です。なので直訳は「お支払いをする準備ができています」となり、これもまた「お会計お願いします」を伝えることができます。
"settle the bill" は「勘定する」という意味をがありますので、こちらのフレーズは「勘定がしたい」になります。
「お会計はどこですればいいですか?」という意味のこちらの表現。
テーブル会計のお店もあれば、お客さんがレジまで行って支払うシステムのお店もありますよね。そんなときに便利がフレーズです。
こちらも同じく、どこで支払うべきかを聞く英語フレーズ。すなわち、「お会計お願いします」という意味で使われます。
ぜひ覚えておきましょう。
"What's the damage?" と言うと、直訳すると「被害はどんなもんだ?」です。意味としては、「お会計はいくら?」、つまり「お会計お願いします」となります。
かなり砕けた言い方ですので、カジュアルなレストランや行きつけのお店などで使うと良いでしょう。
いろいろな英語の「お会計お願いします」についてご紹介しました。
いつも使っているフレーズだけではなく、新しい言い回しに挑戦して英語表現の幅を広げてみると、店員さんや他のお客さんとのコミュニケーションもより一層楽しくなるかもしれませんよ。