Erik
(更新)
I'm so hungry I could eat a horse!
友達と遊んでいて、突然このように言われたらすぐに理解できますか?
直訳すると「馬を食べることができる」ですが、馬刺しの話ではありません。
英語には、このように直訳では意味がわかりづらい表現や、英語らしい面白い発想のフレーズがたくさん!
本記事では、DMM英会話の大人気教材「デイリーニュース」の1月の「Language & Education」カテゴリから、英語ネイティブが使う小粋なフレーズをピックアップし解説していきます。
「馬を食べることができる」とはどういうことなのかはもちろん、ほかの動物関連のイディオムもたくさんご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
直訳すると「誰かに冷たい肩をあげる」となり、ちょっぴり怖い気もしますが、こちらの英語フレーズの意味は「冷たくあしらう」です。
たとえば話しかけられても無視したり、不機嫌であることが伝わるような行動をとるときに使われます。
「彼は私のことを冷たくあしらいました」
freeze は「凍る」ですが、freeze up は「緊張してかたくなる」という意味になります。
怖い上司や、緊張するような相手に話しかけられた場合などにぴったりな英語フレーズです。
「上司が私の名前を呼ぶたびに、緊張してかたまってしまいます」
「氷を壊す」が直訳のこちらの英語フレーズは「緊張をほぐす」という意味で使われます。
似た英語表現で icebreaker(アイスブレーカー)は「緊張をほぐすためのアクティビティなど」を意味します。日本語でも使われることがある言葉ですね。
「緊張した雰囲気をほぐすため、ケビンは冗談を言った」
魚などのナマモノを「氷の上に乗せる」と、どうなるでしょうか?
鮮度が保たれ、あとで必要なときに使うことができますね。同じように、こちらの英語フレーズは「延期する」「あとまわしにする」という意味になります。
「彼はその問題を後回しにして、またあとで対処することに決めた」
snowed under と言うと直訳は「雪に埋もれる」ですが、「仕事に追われる」「手がまわらない」という意味で使われます。
雪に埋もれてしまったら抜け出すのが大変ですよね? この英語フレーズは、しなければいけないことがたくさんあり、すべてを終わらせるのが難しいことを表しています。
「彼は仕事に追われて忙しいので、休暇をとれていません」
chill は「寒気」という意味がありますが、send a chill down (someone's) spine と言うと「背筋をゾッとさせる」ニュアンスになります。
怖いことがあったり、何かにいたく感動したときによく使われる英語フレーズです。
「この映画を観たらきっと背筋がゾッとしますよ」
この china は「中国」ではなく「磁器」という意味で使われていますので、china shop は「瀬戸物屋」のようなニュアンスになります。bull は「雄牛」です。
直訳すると「瀬戸物屋にいる雄牛」になりますが、そのような状況になってしまったら、暴れていろいろと壊してしまわないか心配になりますよね。
同じイメージで、この英語フレーズは「物を壊しがちな不器用な人」「迷惑な乱暴者」などを表すのに使うことができます。
「彼はたまに、迷惑な乱暴者のような振る舞いをする」
bull が「去勢していない雄牛」なのに対し、ox は「去勢された雄牛」です。ox は農場などで重いものを押したり引っ張ったりするのに使われることがあります。
as strong as an ox は「雄牛と同じくらい強い」となり、「頑健な」というニュアンスの英語フレーズです。
「彼はとても頑健です」
bull's-eye は「的の中心」を表すのに使われる英語表現で、hit the bull's-eye は「的を射る」という意味になります。
誰かが何かに成功したり、正しい答えを出したりしたときによく聞きます。
「彼の回答は本当にぴったりだと思った」
冒頭で触れたこちらは「馬一頭食べられそうなくらいお腹が空いている」、つまり「腹ペコ」という意味で使われる、ちょっと大げさな英語フレーズです。
海外の多くの国ではそもそも、馬肉を食べることはほぼありません。アメリカで日本の馬刺しの話をすればとても驚かれることでしょう。
この英語表現の由来は諸説ありますが、まず人間が食べられる大きさではないこと、また(海外では)通常、馬を食べようとはなかなか思わないことなどが考えられます。
「私はもう腹ペコですよ」
いかがでしたか?
英語には直訳ではわかりづらいけど、意味がわかると「なるほど!」と思えるような面白いフレーズがたくさんあります。
英語らしい発想を理解し表現の幅を広げるためにも、ぜひ今回ご紹介した英語フレーズを使ってみてください!
また、ご紹介した「デイリーニュース」記事を使って、より実践的に、ユニークな英語表現を体得してみてください!