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「腹ペコ」は英語で? 英語ネイティブが使う小粋なフレーズ10選

「腹ペコ」は英語で? 英語ネイティブが使う小粋なフレーズ10選

I'm so hungry I could eat a horse!
友達と遊んでいて、突然このように言われたらすぐに理解できますか?
直訳すると「馬を食べることができる」ですが、馬刺しの話ではありません。
英語には、このように直訳では意味がわかりづらい表現や、英語らしい面白い発想のフレーズがたくさん!
本記事では、DMM英会話の大人気教材「デイリーニュース」の1月の「Language & Education」カテゴリから、英語ネイティブが使う小粋なフレーズをピックアップし解説していきます。
「馬を食べることができる」とはどういうことなのかはもちろん、ほかの動物関連のイディオムもたくさんご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
 

ネイティブも使う小粋な英語フレーズ10選

give (someone) the cold shoulder

ネイティブも使う小粋な英語フレーズ10選
直訳すると「誰かに冷たい肩をあげる」となり、ちょっぴり怖い気もしますが、こちらの英語フレーズの意味は「冷たくあしらう」です。
たとえば話しかけられても無視したり、不機嫌であることが伝わるような行動をとるときに使われます。

He gave me the cold shoulder.

「彼は私のことを冷たくあしらいました」

▼この英語フレーズが紹介されているデイリーニュース記事はこちら
'Break the Ice' with These Expressions
 

freeze up

freeze は「凍る」ですが、freeze up は「緊張してかたくなる」という意味になります。
怖い上司や、緊張するような相手に話しかけられた場合などにぴったりな英語フレーズです。

I always freeze up when my boss calls my name.

「上司が私の名前を呼ぶたびに、緊張してかたまってしまいます」

▼この英語フレーズが紹介されているデイリーニュース記事はこちら
'Break the Ice' with These Expressions
 

break the ice

「氷を壊す」が直訳のこちらの英語フレーズは「緊張をほぐす」という意味で使われます。
似た英語表現で icebreaker(アイスブレーカー)は「緊張をほぐすためのアクティビティなど」を意味します。日本語でも使われることがある言葉ですね。

Kevin told a joke to try to break the ice.

「緊張した雰囲気をほぐすため、ケビンは冗談を言った」

▼この英語フレーズが紹介されているデイリーニュース記事はこちら
'Break the Ice' with These Expressions
 

put (something) on ice

魚などのナマモノを「氷の上に乗せる」と、どうなるでしょうか?
鮮度が保たれ、あとで必要なときに使うことができますね。同じように、こちらの英語フレーズは「延期する」「あとまわしにする」という意味になります。

He decided to put the problem on ice and come back to it later.

「彼はその問題を後回しにして、またあとで対処することに決めた」

▼この英語フレーズが紹介されているデイリーニュース記事はこちら
'Break the Ice' with These Expressions
 

snowed under

snowed under と言うと直訳は「雪に埋もれる」ですが、「仕事に追われる」「手がまわらない」という意味で使われます。
雪に埋もれてしまったら抜け出すのが大変ですよね? この英語フレーズは、しなければいけないことがたくさんあり、すべてを終わらせるのが難しいことを表しています。

He has been snowed under with work and hasn't been able to go on vacation.

「彼は仕事に追われて忙しいので、休暇をとれていません」

▼この英語フレーズが紹介されているデイリーニュース記事はこちら
'Break the Ice' with These Expressions
 

send a chill down (someone’s) spine

ネイティブも使う小粋な英語フレーズ10選
chill は「寒気」という意味がありますが、send a chill down (someone's) spine と言うと「背筋をゾッとさせる」ニュアンスになります。
怖いことがあったり、何かにいたく感動したときによく使われる英語フレーズです。

This movie will definitely send a chill down your spine.

「この映画を観たらきっと背筋がゾッとしますよ」

▼この英語フレーズが紹介されているデイリーニュース記事はこちら
Don't Let These Words 'Send a Chill Down Your Spine'
 

a bull in a china shop

この china は「中国」ではなく「磁器」という意味で使われていますので、china shop は「瀬戸物屋」のようなニュアンスになります。bull は「雄牛」です。
直訳すると「瀬戸物屋にいる雄牛」になりますが、そのような状況になってしまったら、暴れていろいろと壊してしまわないか心配になりますよね。
同じイメージで、この英語フレーズは「物を壊しがちな不器用な人」「迷惑な乱暴者」などを表すのに使うことができます。

Sometimes he acts like a bull in a china shop.

「彼はたまに、迷惑な乱暴者のような振る舞いをする」

▼この英語フレーズが紹介されているデイリーニュース記事はこちら
Don't Be a Bull in a China Shop
 

as strong as an ox

bull が「去勢していない雄牛」なのに対し、ox は「去勢された雄牛」です。ox は農場などで重いものを押したり引っ張ったりするのに使われることがあります。
as strong as an ox は「雄牛と同じくらい強い」となり、「頑健な」というニュアンスの英語フレーズです。

He is as strong as an ox.

「彼はとても頑健です」

▼この英語フレーズが紹介されているデイリーニュース記事はこちら
Don't Be a Bull in a China Shop
 

hit the bull’s-eye

bull's-eye は「的の中心」を表すのに使われる英語表現で、hit the bull's-eye は「的を射る」という意味になります。
誰かが何かに成功したり、正しい答えを出したりしたときによく聞きます。

I thought his answer really hit the bull's-eye.

「彼の回答は本当にぴったりだと思った」

▼この英語フレーズが紹介されているデイリーニュース記事はこちら
Don't Be a Bull in a China Shop
 

I could eat a horse

冒頭で触れたこちらは「馬一頭食べられそうなくらいお腹が空いている」、つまり「腹ペコ」という意味で使われる、ちょっと大げさな英語フレーズです。
海外の多くの国ではそもそも、馬肉を食べることはほぼありません。アメリカで日本の馬刺しの話をすればとても驚かれることでしょう。
この英語表現の由来は諸説ありますが、まず人間が食べられる大きさではないこと、また(海外では)通常、馬を食べようとはなかなか思わないことなどが考えられます。

I'm so hungry I could eat a horse.

「私はもう腹ペコですよ」

▼この英語フレーズが紹介されているデイリーニュース記事はこちら
Are You Hungry Enough To Eat a Horse?
 

英語らしい発想のフレーズを使ってみよう

いかがでしたか?
英語には直訳ではわかりづらいけど、意味がわかると「なるほど!」と思えるような面白いフレーズがたくさんあります。
英語らしい発想を理解し表現の幅を広げるためにも、ぜひ今回ご紹介した英語フレーズを使ってみてください!
また、ご紹介した「デイリーニュース」記事を使って、より実践的に、ユニークな英語表現を体得してみてください!