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"happy" と "glad" の違いは?違いがわかりづらい単語の使い分けニュアンスをつかもう!

"happy" と "glad" の違いは?違いがわかりづらい単語の使い分けニュアンスをつかもう!

学校で「うれしい」を意味する英単語は "happy" と "glad" だと習いましたが、この2つの単語の違いを説明するとなると、意外と分からなかったりします。

実は、翻訳には表れない隠されたニュアンスの違いがあるんです。

今回は、日本語にすると同じ意味だけどニュアンスが異なる形容詞を集めてみました。まとめて見てみましょう!

1.うれしい:happy vs glad

happy満ち足りている気持ちでうれしい
シンプルに「うれしい」を表現できる言葉で、長くうれしい気持ちが続くイメージ。
glad感謝の気持ち、ほっとした気持ちでうれしい
その場の瞬間的なうれしさを表現し、感謝の気持ちや「ほっとした」というニュアンスが含まれています。
I'm happy to see you.
あなたに会えてうれしい(単純にうれしい)
I'm glad to see you.
あなたに会えてうれしい(会えたことにほっとしている)

また、"happy" が "happy life"(幸せな人生)のように名詞を修飾できるのに対し、"glad" は名詞とくっつけて "glad life" などと使うことはできないので注意!

2.怒る:angry vs mad

angry怒っていることに対して広く使える
内にこもった怒りを表すことも、あからさまな怒りに対しても使うことができます。そのため、"I'm angry" だけでどのくらい怒っている状態かは判断しにくいのです。
mad怒りの度合いが高く、誰が見ても怒っているとわかる
「気が狂った」という意味もあり、そこから連想できるように怒りの度合いが高く、怒りが外に現れている状態を表します。

怒りの度合いとしては「angry<mad」となります。

Hey, are you angry? You’re not talking at all.
ねえ、怒ってるの?全然話さないじゃん
I was so mad that I broke a glass.
とても腹が立って、コップを割ってしまった

3.悲しい:sad vs unhappy

sad気持ちが落ち込むような悲しさ
「悲しい」を表すもっとも一般的な言葉。心が痛んだり、涙が出たり、気持ちが落ち込むようなはっきりとした悲しさを指します。
unhappy状況に不満を抱えている悲しさ
単に涙が出るような悲しさではなく、現状に対して「こんなはずじゃないのに」「面白くない」と感じている時に使われます。
I’m so sad (that) I lost the earrings I liked.
好きだったピアスをなくしてしまってすごく悲しい。
Although he looks bright and cheerful now, he has had an unhappy childhood.
今はとても明るくてポジティブな彼だけど、実は悲しい幼少期を過ごしたんだよ。

4.楽しい:fun vs pleasant

funウキウキする楽しさ
普段の生活で気軽に使える「楽しい」を表す言葉です。友達と遊んだり、休日に遠出したりと、ウキウキするような楽しさを表します。
pleasant心地の良い楽しさ
快適さや心地の良さを含む楽しさを表します。日本語の「楽しい」よりも、「居心地が良い」「快適だ」という感覚に近い。
It’s fun to hang out with close friends.
仲の良い友達と遊ぶのは楽しい。
The beach is not pleasant on rainy days.
雨の日のビーチは居心地が良くない。

5.怖い:scared vs afraid

scared外部の何かによってもたらされる恐怖
何かに驚かされたり脅かされたりして生じる、外的なきっかけによる強い恐怖を表すことが多い語です。瞬間的・反射的な怖さやショックのニュアンスが含まれます。
afraid自分の内側にある恐怖
必ずしも外部の出来事がなくても感じる、内面的・継続的な不安や恐れを表します。性格的な怖さや、起こり得ることへの心配にもよく使われます。
There’s thunder. I’m scared!
雷だ!怖い!
Are you okay? You look pale.
大丈夫?顔が真っ青よ。
I've been afraid of lightning since I was little. 
小さい頃から雷が怖いんだ。

6.恥ずかしい:shy vs embarrassed vs ashamed

shy恥ずかしがり屋な性格
「恥ずかしい」という一時的な感情ではなく、人前で控えめになりやすい性格・傾向を表す言葉です。「恥ずかしがり屋」という【性格】を指す場合に使われます。
embarrassed他人に対しての恥ずかしさ
人前で失敗したり注目されたりしたときに感じる、その場で生じる一時的な恥ずかしさを表します。基本的に「他人の目」を強く意識した感情です。
ashamed自分に対しての恥ずかしさ
自分の行動や考えを振り返ったときに感じる、道徳的・内面的な恥の感情を表します。人として誤ったことをしてしまったときなど「自分に対しての恥ずかしさ」を表します。
Japanese people are generally shy, but he likes to stand out.
日本人は基本的には恥ずかしがり屋だけど、彼は目立つのが好きだ。
I found out that my zipper was open when I was speaking in front of everyone. I was so embarrassed!
みんなの前で話しているときにチャックが開いていることに気づいたんだ。ものすごく恥ずかしかったよ。
I’m really ashamed that I got such a low score after studying so hard for a week.
一週間頑張って勉強したのにこんな低い点数しかとれないなんて、自分が恥ずかしい。

7.かわいい:cute vs pretty

cute「愛くるしい」小さくて守りたくなる可愛さ
赤ちゃんや小動物、あるいは仕草や愛嬌に対して使われます。大人に対して使うと「(子供っぽくて)可愛い」というニュアンスになり、文脈によっては失礼(子供扱い)になることもあるので注意が必要です。
pretty「端正な」見た目が整っている美しさ
"Beautiful" に近いですが、より軽やかで「小綺麗」「端正」というニュアンスです。容姿だけでなく、花やアクセサリーなどの視覚的な美しさに使われます。
How cute are these kittens!
この子猫たち、なんてかわいいの!
What a pretty flower! What is it called?
なんて綺麗な花!なんていう名前なの?

8.バカな:stupid vs foolish vs silly

stupid「頭が悪い」強い侮辱を含む言葉
知能が低い、あるいは判断力が欠けていることを指し、非常に攻撃的な響きがあります。冗談で友人に使う以外、他人に向けて使うのは避けるべき言葉です。
foolish「愚かな」思慮に欠ける行動
「賢明ではない(Not wise)」という意味。一時的な判断ミスや、常識外れの行動に対して「なんてバカなことを」と呆れるニュアンスが含まれます。
silly「おっちょこちょい」ふざけていて可愛げのあるおバカ
愛嬌のあるミスや、冗談でふざけている様子を指します。日常会話で「おバカだなぁ(笑)」と言いたい時はこれが一番安全です。
Don’t ask stupid questions!
バカな質問しないで!
Stay Hungry. Stay Foolish.
「ハングリーであれ、愚直であれ(=常識に縛られるな)」(スティーブ・ジョブズ)
You mistook face wash for toothpaste? That’s so silly!
洗顔料と歯磨き粉を間違えたの?もうおバカさんね!

9.賢い:wise vs intelligent vs clever

wise「賢明な」経験豊富な知恵
単なる知識ではなく、人生経験に基づいた深い洞察力や判断力があることを指します。年配の方や尊敬すべき決断に対して使われます。
intelligent知能が高い賢さ
「地頭が良い」「IQが高い」というイメージ。人だけでなく、AI(人工知能)やイルカなどの動物にも使われます。
clever「頭の回転が速い」機転が利く(ずる賢い場合も)
パッと答えが出るような機転の良さを表しますが、文脈によっては「ずる賢い(Cunning)」という皮肉なニュアンスで使われることも多い単語。
The wise old man advised me to follow my heart.
その賢明なお年寄りは、自分の心のままに生きるよう私に助言した。
My coworker is intelligent enough to solve this complex issue on her own.
私の同僚は、この複雑な問題を一人で解決できるほど聡明だ。
Our son is clever—especially when it comes to making excuses.
うちの息子は賢いですよ、特に言い訳を作るのがね。

10.痩せている:slender vs slim vs thin

slender「すらっとした」上品で美しい痩せ方
健康的で、かつ優雅に痩せている様子。特に「手足が長い」「背が高い」というニュアンスを含み、モデルのような体型に使われる褒め言葉です。
slim「スリムな」健康的な痩せ方
無駄な肉がなく、引き締まっていて魅力的な様子。身長に関係なく、スタイルが良い人への一般的な褒め言葉として使われます。
thin「細い」客観的、あるいはネガティブな痩せ方
単に肉がない状態を指します。文脈によっては「ガリガリで不健康そう」という心配や批判のニュアンスが含まれるため、本人に直接言う際は注意。
Those models have such long, slender legs!
そのモデルたちの脚は、すらっと細くて本当に綺麗!
Most Japanese women want to be slim.
日本人女性のほとんどがスリムな体型になりたがっている。
My brother became thin because of illness.
兄は病気のため痩せてしまった。

11.太っている:fat vs overweight

fat「デブ」非常に失礼な言い方
「脂肪(脂身)」を直接指す言葉なので、人に対して使うと非常に攻撃的で失礼になります。公の場や初対面では決して使ってはいけません。
overweight「太り気味」医学的・客観的な表現
「標準体重を超えている」という中立的な表現です。相手を傷つけずに事実を述べる場合や、健康診断などで使われる適切な言葉。
That man said I was fat! Can you believe it?
あの人にデブって言われたんだけど!信じられる?
You aren’t fat, you’re just a little bit overweight.
デブじゃないよ。ただちょっと太り気味なだけさ。

12.おいしい:tasty vs delicious

tasty「いい味」カジュアルで客観的
「(スパイスや風味があって)味が良い」というニュアンス。スナック菓子やおかずなど、日常的な食べ物に対して「これ美味しいね」と軽く言う時にぴったりです。
delicious「とても美味しい」非常に強い満足感
"very good" を一語で表すような強い褒め言葉。単語自体に「非常に」という意味が含まれているため、very delicious とは言わず、absolutely や really で強調するのが自然です。
This wine is really tasty. 
このワイン本当に美味しいね(風味が良い)。
The chocolate cake my husband bakes is absolutely delicious!
夫が焼くチョコレートケーキは、ほっぺたが落ちるほど美味しい!

13.からい:hot vs spicy

hot舌がヒリヒリするような辛さ
唐辛子などの、「熱い」だけでなく舌がヒリヒリするような、口の中が焼けるような辛さを表します。
spicyスパイスがきいたほどよい辛さ
香辛料を指す "spice" が語源。スパイスがきいた程よい辛さを表すときに最適です。単に「スパイスが効いている」という意味もあり、「ヒリヒリからい」の "hot" と合わせて、"hot and spicy"「からくてスパイスが効いてる」なんて言い方も可能。
I accidentally ate a chili! It’s so hot! My mouth is on fire. 
間違えて唐辛子食べちゃった!辛い!口が火を吹きそう!
Thai food is spicy and flavorful—I love it! 
タイ料理はスパイスが効いていて大好き!

14.具合が悪い:ill vs sick

ill「病気である」深刻な状態(主にイギリス英語)
入院が必要な重病や、長期的な疾患を指すことが多い、少し堅い表現。風邪のときに "ill" を使ってしまうと、ちょっと大げさなニュアンスに。
sick「気分が悪い」日常的な体調不良(主にアメリカ英語)
普通の風邪から、吐き気、"carsick"「車酔い」や"seasick"「船酔い」まで幅広く使われます。
My grandfather is seriously ill and is in the hospital.
祖父は重い病気で入院している
I’m hangover and I feel sick.
二日酔いで具合が悪い。

"a sick child"(病気の子)のように名詞の前に置けるのは sick です(アメリカ英語)。イギリス英語では "an ill child" も使われますが、日常会話では sick が最も一般的です。

15.わがままな:selfish vs egoistic

selfish「自分勝手」他人のことを考えない
日常会話で最も頻繁に使われる言葉。自分の利益や欲求を優先して、周りに迷惑をかける様子です。
egoistic「利己主義」プライドが高く自己中心的
性格や信念そのものが自分中心であることを指します。単なる気まぐれではなく、「自分が一番正しい」「自分は特別だ」という慢心が含まれるやや硬い言葉。
I actually only want to go to a Sushi restaurant now. 
やっぱりお寿司屋さんにしか行きたくない。
We just reserved Italian. You’re so selfish! 
イタリアン予約したばかりだよ!なんて自分勝手なんだ!
He’s too egoistic to listen to anyone else's opinion.
彼はあまりにも自己中心的なので、他人の意見に耳を貸そうとしない。

まとめ

それぞれの言葉が持つ微妙な違いがわかれば、もっと豊かにコミュニケーションが取れるはず。同じ意味を持つ形容詞に含まれている隠されたニュアンスをつかんで、ぜひ次回のレッスンで使ってみてくださいね。