【病院での英語対応】看護師が身につけておくべき英会話表現まとめ

看護師が身につけておくべき英会話表現

日本を訪れる外国人は近年増加傾向にあり、英語が医療現場で必要となる機会も増えてきていることが推測されます。

病院では正確かつ迅速なコミュニケーションが求められるため、使用される英語の難易度も高いと感じられるかもしれません。しかし、ある程度予想される会話を練習しておけば、いざというときにもスムーズに対応できるのではないでしょうか。

この記事では、外国人の患者さんが日本の病院に来た際の会話を想定して、基礎的な英語表現をご紹介しています。

日本国内で外国人に接する機会のある医療従事者の方はもちろん、海外で病院にかかる可能性のある方も、ぜひご参考になさってください。
 

来院時

来院時に使う英語フレーズ

患者が来院

ここでの「診る」”see”「診てもらう」”to be seen” と表現できます。「診る」は ”examine” とすることもありますが、こちらはより詳しく診る(検査をする)場合に使用されます。

「診察」”consultation” と表現できます。
 

予約の有無

病院の予約を含め、人と会う約束をするときの「予約」”appointment”。同じ「予約」でもレストランなどで使われる空間や席の予約を表す ”reservation” は不自然です。

「要予約」は、 "appointment only"。その反対に、「予約なしで入る」ことは ”walk in” と言い、名詞 ”walk-in(s)” としても使われます。
 

初診か再診か

「病院を訪れる」ことは ”visit” と表現するので、「初診ですか?」”Is this your first visit?” と聞くこともできます。

「カルテ」”medical chart” と言いますが、病院での会話では ”medical” が省かれることも一般的です。また ”medical records” と呼ばれることもあります。
 

診察券・保険証

「診察券」”patient registration card””medical ID card” と表現できます。 “co-pay” ”co-payment” の略で、「保険適用後の患者の自己負担額」を意味します。

「記入する」”fill out” と表現します。

待ち時間が長い場合などにも、不安にさせないようしっかりと伝えられるとよいですね。
 

案内・診療科

病院内でよく案内する場所を英語で言えるようにしておくとよいでしょう。

以下の診療科には「科」にあたる ”department” という単語をつけることもあります。

 

医療面接・診察

医療面接・診察で使う英語フレーズ

診察をする

いずれも頻繁に行われる質問でしょう。

「どうされましたか?」“How can I help you?” と聞くこともできます。何のアレルギーがあるのか具体的に聞く場合は、 ”What are you allergic to?”(何に対するアレルギーですか?)と質問するとよいでしょう。

 

症状

よく使用される症状(”symptoms”)を表す英単語も覚えておきましょう。

 

測定・検査

“Let me ~(動詞)” は、「私に~させて」というカジュアルな表現ですが、病院では非常によく使われる表現です。

無言で対応する代わりに ”I’m going to ~.” (~をします)と声をかけてあげられるといいですね。

体勢を変えてもらう際の指示も覚えておきましょう。

「採血」は、 ”blood sample collection” の他に、口語では短く ”blood draw” と表現されることもあります。駆血する際には、 ”apply pressure” (圧をかける)という表現ができると患者さんにとってわかりやすいでしょう。
 

その他の用語

 

入退院

入退院は以下のように表現されます。

「入院する」”be hospitalized” / “be admitted (to the hospital)”「退院する」”be discharged (from the hospital)” と受動態で表します。
 

薬・診察後・その他

薬・診察後・その他に関する英語表現

「処方する」”prescribe”「処方箋」 ”prescription” と言います。

“medicine for~”「~のための薬」を表せます。~に身体の部位や診断名を入れても使えます。

 

診察後

検査結果は、 ”lab(oratory) results”

「紹介する」ことを ”refer” 「紹介状」のことを ”referral” と言います。
 

その他

病院で外国人と接する際には、文化や宗教的な違いがある可能性もしっかりと頭に入れておきたいですね。

 

まとめ

病院での言葉のプレッシャーは、病気や事故による不安に追い打ちをかけるものですが、英語で対応することができれば、その不安を軽減してあげることができるかもしれません。

英語でも患者さん相手の会話では、専門用語ではなく平易な言葉が使用されることが一般的です。そのため、病院で外国人の患者さんに対応する必要のある方は、文章で使用される硬い表現ではなく、今回ご紹介したような口語表現を習得されるとよいでしょう。

病院で使用される可能性のある単語をすべてご紹介することはできませんが、英会話の先生に患者役をしてもらい、ロールプレイを行うのも実践で役立つのではないかと思いますので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。