英語を学んでいると、ネイティブスピーカーがよく使う「Oops」や「Phew」といった言葉に出くわすことがありますよね。
これらの言葉は、会話のなかで自然に使われる間投詞(感嘆詞)の一種です。
今回は、ネイティブスピーカーが日常的に使う代表的な間投詞をいくつかご紹介し、その使い方やシチュエーションについて詳しく解説します。
間投詞をマスターすることで、より自然な英会話ができるようになること間違いありません! さっそく見ていきましょう。
間投詞とは?
間投詞(かんとうし)とは、感情や反応を瞬時に表現する短い言葉やフレーズです。
文法的には独立していて、会話に自然な感情を加える役割を果たします。「Oh」や「Wow」などを指し、使い方次第で会話がより生き生きとし、ネイティブのような話し方ができますよ!
「まるでネイティブ・スピーカー!」になる間投詞
Oh
驚いたり、何かに気づいたときに使います。
Oh, I didn't realize you were here!「ああ、君がここにいるとは気づかなかったよ!」
Wow
驚いたり感動したときに使います。
Wow, that’s an incredible story!「わあ、それはすごい話だね!」
Wait
相手の話を止めたり、何かを確認したりするときに使います。
Wait, are you saying you’ve never seen that movie?「ちょっと待って、その映画を見たことがないって言ってるの?」
Oops
うっかりミスをしたときに使います。
Oops, I forgot my keys.「おっと、鍵を忘れた」
Uh-huh
相手の話を理解していることを示すために使います。
Uh-huh, I see what you mean.「うんうん、言いたいことはわかるよ」
Aha
何かを理解したときや、解決策を見つけたときに使います。
Aha! Now I understand.「ああ、今わかったよ!」
Well
何かを言い出す前や、考えをまとめたいときに使います。
Well, I guess it's time to go.「さて、そろそろ行く時間かな」
Ew
不快なものを見たり感じたりしたときに使います。
Ew, this smells terrible!「うわっ、これ臭いがひどい!」
※これは「イゥ」と発音します。
Hmm
何かを考えているときや、疑問に思ったときに使います。
Hmm, I’m not sure what to do.「うーん、どうしようかな」
Yay
成功したり嬉しいことがあったときに使います。これを使うときは感情を込めて言いましょう!
Yay, we finally made it!「やった、ついにできた!」
Ouch
物理的な痛みを感じたときに使います。
Ouch, that really hurt!「痛っ、今のめっちゃ痛かった!」
Oh no
何か悪いことが起きたときに使います。
Oh no, I missed the bus!「ああ、バスに乗り遅れた!」
Ah
何かに気づいたり、納得したときに使います。
Ah, that’s why it didn’t work.「ああ、だからうまくいかなかったのか」
Hey
人の注意を引きたいときや、カジュアルな挨拶として使います。
Hey, how are you doing?「やあ、元気?」
Uh-oh
何か悪いことが起こりそうだと感じたときに使います。
Uh-oh, I think I’ve made a mistake.「あら、間違えちゃったかも」
Come on
相手を励ます、説得する、または軽い不満を表現する際に使います。
Come on, you can do it!「さあ、君ならできるよ!」
Come on, you mean I have to start again from the beginning?「おいおい、また最初からやり直せってことか?」
Phew
何かがうまくいった後に安堵を感じたときに使います。
Phew, that was close!「ふう、危なかった!」
Yikes
驚いたり、不安を感じたときに使います。
Yikes, that’s a huge spider!「うわっ、あんなに大きなクモが!」
Ugh
嫌なことに対する反応として使います。
Ugh, I hate doing laundry.「ああ、洗濯するの嫌いだな」
※ これは「アグ」と発音します。
Whoa
何かが予想外だったり、驚くべきことが起こったときに使います。
Whoa, that was fast!「うわっ、速かったね!」
Duh
相手が当然のことを言ったときに使います。
Duh, of course it’s raining. Look outside!「雨が降ってるなんて当たり前じゃん、外を見てみなよ」
※ これは「ダァ」と発音します。
実際の会話例で間投詞の使い方を見てみよう
シーン①:ミアとベンのピクニックデート
Oh, look at those clouds! They’re shaped like animals.
「ああ、あの雲を見て! 動物の形だよ」
Wow, you’re right! That one looks like a rabbit.
「わあ、本当だ! あれはウサギみたい」
It really does! Wait, I forgot to bring the sandwiches. Oops!
「本当にそうだね! 待って、サンドイッチを持ってくるのを忘れちゃった。ごめん!」
Ah, that’s okay. We can just eat this fruit for now.
「あー、まあいいよ。とりあえず、このフルーツをつまもう」
Uh-huh, we can pick up something later. Oh, did you remember to bring the blanket?
「うん、そうだね。後で何か買おう。あ、毛布持ってきた?」
Aha! I knew I was forgetting something. It’s still in the car.
「あー! やっぱり何か忘れてると思ったよ。まだ車の中だよ」
Well, I guess we’ll just have to sit on the grass, then.
「じゃあ、芝生の上に座るしかないわね」
Yeah, it's not a big deal. It’s such a nice day anyway.
「ああ、まあ大したことじゃないよ。いい天気だし」
シーン②:誕生日パーティーに参加するエミリーとケビン
What do you think of the cake? Did you try it yet?
「ケーキの感想は? もう食べた?」
Ew, I just did. It’s way too sweet for me.
「うわ、食べたばかりだよ。俺には甘すぎるかな」
Hmm, that’s surprising. I thought it would be perfect since it’s from that famous bakery.
「うーん、それは意外。あの有名なパン屋さんのものだから、完璧だと思ったのに」
Yeah, maybe it’s just not my taste. But hey, the decorations are really nice. They went all out for this party!
「うん、たぶん俺の好みじゃないんだと思う。でもさ、パーティーのデコレーション最高だね。すごい張り切ったみたいだね!」
I know, right? The whole setup is amazing. Oh, did you see the giant balloon arch at the entrance?
「ね、セットアップ全体が素晴らしい! ああ、入り口の巨大な風船アーチを見た?」
Yeah, it’s awesome. Ouch! I just stepped on something sharp.
「うん、すごいね。それよりイテェ、何か尖ったものを踏んじゃった」
Oh no, are you okay? What was it?
「えー、大丈夫? 何だったの?」
Ah, it was just a piece of plastic. No big deal, but I’ll be careful next time.
「ああ、プラスチックの破片だよ。大したことじゃないけど、次からは気をつけるよ」
Good idea. Let’s go find a place to sit and enjoy the rest of the party.
「いい考えだね。どこか座る場所を見つけて、パーティーの残りを楽しみましょう」
この会話では、No big deal や Good idea などの一般的なフレーズも使われていますね。Yeah もこのようによく使われます!
シーン③:遊園地を楽しむマイクとリサ
Hey, look at that roller coaster! It’s massive!
「ねえ、あのジェットコースター見てよ! 巨大じゃん!」
Whoa, that’s huge! Are you up for it?
「うわぁ、大きい! 乗りたい?」
Hmm, I’m not sure… I’ve never been on one that big before.
「うおー、わからないな。あんなに大きいのは乗ったことない」
Come on, it’ll be fun! But, yikes, that first drop looks terrifying.
「いや乗ろうよ、絶対楽しいよ! いやでも、最初の落下は怖そうだね」
Phew, at least the line isn’t too long. We’ll be able to ride it soon.
「ふぅ、少なくとも列はそんなに長くないよ。すぐに乗れるよ」
Ugh, I hope I don’t get sick. I’m still feeling a bit queasy from that spinning ride.
「うぅ、気分が悪くならないといいんだけど。あの回転する乗り物に乗って、まだちょっと気持ち悪いんだ」
Duh, that ride was intense! No wonder you feel that way.
「そりゃそうだ、あれめっちゃ激しかったもん! どうりで気分が悪くなるわけだ」
Yay, we’re next! Here we go…
「やった、次は私たちの番だね!行くよ... 」
(後で)
Wow, that was incredible! I can’t believe we did it.
「わあ、すごかった! 乗ったなんて信じられないよ」
I know, right? I was so scared, but it was totally worth it!
「ね! すごく怖かったけど、乗る価値はあったよ!」
間投詞をマスターしてネイティブのような会話を!
間投詞を上手に使うことで、会話が一層自然でネイティブらしくなります。
Oh や Wow などの言葉を使って、あなたの感情やリアクションをもっと生き生きと伝えてみましょう。
ぜひこの記事で紹介した間投詞を活用し、実際の会話で練習してみてください!