その言い回し、古臭いかも!? 現代ではもう使わない英語表現6選

英会話を習っている人の多くは、学校で習うような英語ではなくネイティブが話す生の英語を学びたいと思っていることでしょう。

もちろん学校で習う英語は基本中の基本ですからとても大切ですが、教科書に載っているような言い回しが、実際に英語圏で日常的に使われているのか疑問に思ったことはありませんか?

本記事では、ちょっと古臭い英語の言い回しと、英語の死語を紹介したいと思います。

「この人古臭いこと言ってるな〜」と思われないように、今どきの言い回しも紹介しますので、ここでしっかり覚えて使えるようになりましょう!
 

英語の古臭い言い回し3選

レトロな服装の子供

昭和生まれの方のなかには、英語の授業で最初に学んだのが This is a pen. だったと覚えている方も多いでしょう。

何度もの教科書の改訂で、この表現は見かけなくなりましたが、なかには古臭い言い回しもあります。知らずに真顔でこれらの表現を使っていて笑われるのは、嫌ですよね。

ではどういう言い回しを避けたら良いか、そして代わりにどのように表現すると良いかを紹介していきます。
 

How do you do?

初対面の挨拶として習った How do you do? は「はじめまして」や「ご機嫌いかがですか?」という意味があります。

しかし、初対面の人に How do you do? と言ったら、「この人は年配のイギリス人に英語を学んだのかな?」と思われるかもしれませんし、「古臭い英語を話す人だな」と思われるかもしれません。

では最近の人たちはどういう言い回しをしているのでしょうか。

初対面の挨拶なら:

Nice to meet you.

「はじめまして」

のように言うのが一般的です。

相手の調子を伺うときに、日本語でも「ご機嫌いかが?」なんて言う人はほとんどいないですよね。ここでは:

How are you?

「調子どう?」


How are you doing?

「お元気ですか?」


How’s it going?

「調子はどう?」

と言うのが良いでしょう。
 

Pardon me

Pardon me には2つの意味があり、1つは「もう一度繰り返していただけませんか?」「なんとおっしゃいましたか?」と聞き直す意味です。

この意味で使う場合は、とても丁寧な表現なので、シチュエーションによっては今でもこの言い方を使う人は結構いると思います。

2つ目の意味は「すみません」や「失礼します」のように、人の前を通ろうとするときや、相手の注意を引いて話しかけるときなどに使う、これも丁寧な言い方です。

この場合の Pardon me は古臭い言い回しですので、現代のシチュエーションだと:

Excuse me.

「すみません」

と言うのが一般的。これだと丁寧すぎることもなく、自然な感じです。

人の横を通るときに限った場合は、Excuse me でも良いですが、次のような言い方もできますよ。

Sorry, could I please get by here?

「すみません、ここを通らせていただけますか?」

例えば、スーパーの通路で商品を見ている人のそばを通るときに使える丁寧な言い方です。
 

I beg your pardon

60年代や70年代でしたらこの言い回しを使っている人はいますが、今この言い方をするとちょっと笑われてしまうかもしれません。

この言い回しは Pardon me と同じ意味がありますが、本当に古臭い言い方ですので、次のような表現に置き換えて言うと良いでしょう。

ちょっとした失敗や過失、人にぶつかってしまったときなど「失礼しました」「ごめんなさい」などの意味で使う場合は:

Excuse me.

「失礼しました」

I’m sorry. /Sorry about that.

「ごめんなさい」

などと言うのが一般的です。

相手の言ったことを聞き返す場合は:

Pardon?

「なんですか?」

(I’m) sorry?

「なんですって?」

Do you mind saying that again?

「もう一度言ってもらえませんか?」

Could you repeat that please?

「繰り返していただけますか?」

などのように言うと良いでしょう。

しかし、この表現は、場合によっては今でも聞くことがあるかもしれません。それは、誰かに何か失礼なことを言われたときに、それに対して自分が不快に思ったということを示すときです。

例えば、久々に会った人に「前会ったときより太った?」と言われたり、「その髪型似合わないね」と言われたり、「それ言う必要ある!?」と思ったなら、I beg your pardon!? と返事することができます。

つまり、「聞こえなかったから聞き返す」のではなく、「失礼なことを言われたから聞き返す」という使い方があるということだけ覚えておけば大丈夫です!

A: Wow, you got really fat.

「かなり太ったね」

B: I beg your pardon!?

「なんですって!?」


 

英語の死語3選

レトロなカップル

日本語でいう死語は英語にもあります。私たちが日本語の死語を使うのをためらうように、英語の死語も最近の言い回しに置き換えて使った方がベストかもしれませんね。
 

whoopsie-daisy

Whoopsie-daisy は「しまった」「おっと」など、失敗を表す間投詞です。

古い表現ですので大人の間で使うことはないですが、子供に対して「赤ちゃん言葉」として使うことはまだあります。

現代のシチュエーションで「しまった」や「おっと」と言いたい場合は、oops や damn などを使うことが多いでしょう。

Oops! I forgot my wallet at home.

「ヤバっ、家に財布忘れてきちゃった」

Damn! I think I missed the train.

「しまった!電車に間に合わなかった」


ここで注意したいのは、damn という単語はある意味「悪態」ですので、上品な言葉ではないということです。フォーマルな場では言わないようにしましょう。

代わりに darn という言葉を使うことができます。Darn は damn よりもやわらかい表現として認識されているので、子供のいるところや、教会などの少しかしこまった場所ではこちらの方が一般的に受け入れられます。

DMM英会話のオリジナル教材「デイリーニュース」では、このような「悪態」について詳しく解説している記事がありますので、気になる方はぜひあわせてお読みください!

silly goose

You silly goose は「おバカさん」という意味で、例えば母親がおかしなことをしている子供に言ったり、またはふざけている友達に言ったりできます。

これは通常愛情を込めて言う場合がほとんどですが、最近の人は:

You silly thing.

「おバカさん」

You’re so silly.

「おバカね」

のように言うほうが自然です。
 

hanky panky

1840年ごろに発生したと言われる hanky panky(ハンキーパンキー)。当時は「悪い行い、インチキ、または少し不適切だが深刻ではないもの」を指す言葉として用いられていました。

しかし1900年代に入ると、不倫など、不適切とみなされる「性的な行為」という意味合いを持つようになります。現代人は、hanky panky と聞いたら、基本的にはこの2つ目の意味を想像します。

代わりに、to fool around という表現を使うと良いですよ。

I heard that John got caught fooling around with another woman.

「ジョンが他の女性と浮気しているのがバレたと聞いたよ」


 

また、この fool around という表現は、「ふざける」という意味合いで用いられることもありますので、文脈に注意することが大事です。この意味の場合は、以下のように使うことができます。

Don’t take him seriously - he’s just fooling around.

「本気にしないで。彼はふざけているだけだよ」


 

まとめ

今回は英語の古臭い言い回しと死語を紹介しましたが、いかがでしたか?

紹介したなかにご自身で使われているものがあったら、速攻使うのをやめて、ここで紹介した最近の言い回しを使うようにしましょう!

古臭い英語を話したくないなら、古臭くない人が話す英語を聞くのが一番です。

教材を使う場合も、なるべく新しいものや、改訂されて間がないものを選ぶようにすると良いですよ!