マユリ
(更新)
飛行機に乗ったら、リラックスするためにシートを倒したいときがありますよね。
今回は、後ろの席の人に「シートを倒してもいいですか?」と一言声をかけたいときの英語表現をご紹介します。
海外旅行に行く際に使える便利な英語フレーズなのでぜひ覚えて使ってみてくださいね。
まずはどんな場面でも使える、丁寧で無難な英語フレーズをご紹介します。
すべての英語表現に共通することですが、最初に Excuse me や I’m sorry と言ってから伝えたり、承認を得たあとは Thanks と返したりすると好印象ですよ。
「シートを倒してもいいですか?」
シートを倒していいかをたずねる基本の英語表現です。
mind は直訳すると「気にする」という意味の英語表現なので、Do you mind は「気にしますか?」といった質問になります。
なので、シートを倒しても大丈夫の場合は No, I don't mind「いいえ、気にしません(構いません)」のような返事となるでしょう。
「シートを倒しても構いませんか?」
would を使うとフォーマルな印象が強まり、とても丁寧な英語フレーズになります。
また、put my seat back「シートを後ろに倒す」の代わりに recline「(シートを)倒す」という英語表現を使うこともできます。
日本語でも「リクライニング」という言葉を使うことがありますね。
「シートを倒してもいいですか? 気になりますか?」
bother という英語表現は「迷惑をかける」「困らせる」のような意味を持ちます。
シートを倒したら相手が気にするかどうかを丁寧に確認する英語フレーズです。
「シートを倒してもいいでしょうか?」
May I は「〜してもいいですか」という意味の、とても丁寧な印象を与える英語表現。
put my seat back の代わりに recline を使って、May I recline my seat, please? ももちろんOKです。
「シートを倒してもいいですか?」
Is it okay if は「〜してもOKですか?」という意味の英語フレーズ。
「シートを倒してもいいですか?」のように、何かを確認したいときに便利な英語表現になっています。
「シートを倒してもいいですか?」
Is it alright if も Is it okay if と同じく、何かを確認するときに使う英語フレーズです。
相手の許可を求めているので、丁寧な印象を与えられます。
次に、少しカジュアルな英語フレーズも紹介していきます。
「シートを倒してもいい?」
先に紹介したような英語フレーズを短くして、このように伝えてもOK。
シンプルな分、カジュアルな言い方になります。「シート倒して大丈夫?」のようなイメージですね。
「シート倒してもいい?」
Can I は「〜してもいいですか?」とたずねる、カジュアルな英語表現です。
返事は Yes, you can「はい、いいですよ」や No, you can't「いいえ、ダメです」、または単に Yes/No となることが多いでしょう。
「シートを後ろに動かしてもいい?」
こちらも Can I を使ったカジュアルな英語フレーズ。
scoot は「動かす」のような意味で使うことができ、「倒す」とは少しニュアンスが違いますが、相手のスペースがせまくなるという点では同じなので十分に伝わります。
最後に、「シートを倒してもいいですか?」と聞いたときに返ってきそうな返事、また自分も同じように確認された場合に使える英語フレーズを紹介します。
シートを倒す側の人が Excuse me, would you mind if I reclined my seat?「すみません、シートを倒してもいいですか?」と言ったと想定し、下記の返事の例を見ていきましょう。
もちろん Yes だけでも伝わりますが、英語ネイティブが使うような自然な英語フレーズもぜひ使ってみてください。
「大丈夫ですよ、どうぞ」
No problem は「問題ない」という意味で、「大丈夫ですよ」「気にしないで」のニュアンスで使われる便利な英語フレーズです。
また、Go ahead は「どうぞ」という意味。
No problem と Go ahead は、どちらもそのままで使っても十分に通じますよ。
「もちろんです」
Sure は、「どうぞ」のようにポジティブな返事をしたいときに便利な英語表現です。
Of course は「もちろん」の意味の定番英語フレーズですね。
Sure と Of course の両表現も No problem や Go ahead 同様、単体で使うことができます。
何らかの理由でシートを倒してほしくないときもあるでしょう。
No だけではそっけなく感じてしまうこともあるので、次のような英語フレーズを使ってみてはいかがでしょうか。
「申し訳ないですけど、倒さないでほしいです」
Sorry と一言謝ってから、I'd rather you didn't「倒さないでくれた方が嬉しいです」のように言うことができます。
rather は「どちらかと言えば」といったニュアンスを持つ英語表現です。
「申し訳ないけど、邪魔になってしまうので、できれば倒してほしくないです」
倒してほしくない明確な理由を伝えるのもいいでしょう。
prefer は rather に似た英語表現で、「〜の方がいい」や「〜の方を好む」といったニュアンスになります。
「実はここ結構せまいんですよ」
自分のスペースがすでにせまいことを伝えて、遠回しにシートを倒さないでほしいことを伝える英語フレーズです。
今回の記事では旅行先でよく使う「シートを倒してもいいですか」の英語表現をご紹介しました。
旅先で声をかけたいとき、困らないためにぜひ覚えておきたい英語フレーズです。