サウナブームを英語で楽しむ!知っておきたい英語表現とフレーズ特集
最近(2021〜2022年)は第3次サウナブームの真っただ中と言われています。
手軽なレジャーとして人気を集めている「スーパー銭湯」が各所にでき、サウナに入れる場所が身近になったことも、サウナの人気を後押しする一因になっています。
また、スポーツジムに通っている人なら、体を動かした後にジムのサウナに入ることを日課にしている人も多いのではないでしょうか。
今回は、健康に良いイメージで流行中の「サウナ」に関する英語表現をご紹介していきます!
サウナに関連する英語表現
サウナの発祥は、北欧の国・フィンランド。2020年には、そのサウナ文化がユネスコの無形文化遺産(Intangible Cultural Heritage)にも登録されました。
「サウナ」とはフィンランドの言葉であり、英語で書くときのスペルは sauna、発音は「ソーナ」です。
ちなみに、国名「フィンランド」はそのまま Finland ですが、その形容詞「フィンランドの」は Finnish になります。
ところで、サウナがあるところにはジャグジーもあったりしますよね。スペルは jacuzzi。実は、英語で発音するときは「ジャグジー」ではなく「ジャクージ(ジャクーズィ)」のように発音します。
また、jacuzzi というのはブランドの名称で、一般的には spa bath、spa pool、または hot tub と呼ばれます。
この機会に一緒に覚えていってくださいね!
「サウナに入る」を英語で
さて、英語で「サウナに入る」というには take を使います。「お風呂に入る(take a bath)」や「シャワーを浴びる(take a shower)」と同じですね。
「サウナに入る」ということは、「サウナ→水風呂→休憩」という基本の流れを行うということです。
また、sauna の代わりに session(セッション)という単語を使うことで、「サウナに入るという一連の行為」を意味する具体的な表現になります。
「サウナに行く」を英語で
サウナに「行く」と言うには、そのまま go to を使います。
「入ってみようか?」「行ってみようか?」というには try を使うこともできます。
また、sauna は名詞なので、以下のように表現することも可能です。
「サウナ愛好家」を英語で
サウナブームが広がるなか、サウナの愛好家を意味する「サウナ―」という言葉も生まれていますね。
簡単に sauna fan や sauna lover と言っても意味は通じますが、文字通り enthusiast(愛好家)という英語を使ってみると良いでしょう。「サウナ愛好家」なら sauna enthusiast です。
「ととのう」を英語で
サウナのセッションを進めて行くうちに心身がリラックスして軽くなり、気持ちよく感じる瞬間がやってきます。
日本語で「ととのう」と表現される状態で、2021年の流行語大賞にノミネートされた言葉でもあります。
英語では feel good(気持ちいい)、feel relaxed(リラックスする)のようにシンプルに表現することもできますし、revitalize を使えば「活性化する、生き返ったような気持ちになる」をひとことで表現することができます。
そして、サウナが好かれる理由としては、次のような例があげられるでしょう。
この therapeutic という言葉は、therapy(セラピー=治療)からきています。マッサージや瞑想なども therapeutic を使って表現することが多いです。
「汗をかく」「水分補給」を英語で
サウナ体験のキーワード「汗」は、英語で sweat なのはご存知の通りです。
この単語を動詞として使えば「汗をかく」の意味になります。
たっぷり汗をかくサウナでは、安全のために水分補給が大事ですね。
もう一つのキーワード「水分補給をする」を表すには hydrate(水を含ませる=水分補給をする)を使います。
「水力」を英語で hydropower というように、hydro- は「水」を表す接頭語なのです。
「なくなった水分を補給しなおす」というニュアンスで言うなら、「再度、新たに」を意味する接頭語 re- を付けた rehydrate(水分を再補給する)が使えます。
そして、頭に de- を付ければ hydrate とは逆の意味、すなわち「脱水(状態)」のことです。
まとめ
ひと口にサウナと言っても「ドライ(dry)」「スチーム(steam)」「遠赤外線(infrared)」「伝統的フィンランド式(traditional)」をはじめ、いろいろなタイプがあり、人によって好みがあります。
サウナに入る目的も人それぞれで、「ととのう」感覚を求めて入るだけでなく、伝統的サウナのように時間を忘れてくつろぐ社交場として求められるサウナもありますね。
サウナは海外の人とも共有できる文化なので、サウナを介した交流をするときのためにも関連する英語を知っていると役立ちますよ。