So what? の意味と使うタイミング|知っておきたい4つのニュアンス

英語 so what の意味と使い方|知っておきたい4つのニュアンス

海外ドラマや映画でよく耳する英語フレーズの一つ、So what?

字幕翻訳の現場でも頻出するフレーズですが、短いフレーズなのに含む意味が多種多様で、訳者によって訳し方も千差万別。英語学習者の皆さんにとっても、手強いフレーズなのではないかと思います。

そもそも So what? とはどういう意味なのでしょうか。ネイティブはどのような場面で、どのような意味で So what? を使うのでしょうか。

今回は英語ネイティブのようにタイミングよく So what? を使いこなすコツを伝授したいと思います。
 

So what? の意味と使い方

英語 So what? の意味と使い方

一般的に So what? は「だから何?」「それがどうした?」という意味として紹介されていますが、ニュアンスによってはつっけんどんになったり、開き直った言い方になったりもします。

だからこそ、英語学習者にはその使い分けポイントが掴みにくいんですよね。

一方、Cambridge Dictionary 英英辞書によると:

It is of no importance
(私にとって重要な問題ではない)

I don’t care
(私は気にしない)

という意味のフレーズであると定義されています。

今回はこの英英辞書の定義をもとに4つのニュアンスを紐解いてみたいと思います!
 

開き直るときの So what?

開き直るときの So what?

I’m not size zero. So what? I love my body the way it is.

「私はサイズ0じゃないわ。だから何? 今の体が好きよ」

I hurt your feelings? So what? I’m not going to take back what I said.

「私の言ったことで傷ついた? だからどうしたっていうの? 訂正しないわ」

相手の指摘が自分にとって重要ではない、もしくは的外れだと感じているために So what? を使っている例です。

相手の視点から見ると「開き直り」になるのかもしれませんが、「私にとって重要な問題ではない」という点では So what? の意味そのものですね。

使うタイミングとしては「自分にとっては重要ではない」「だから何?」と言う気持ちのとき。

日本語ならば「で?」「だから?」と強めに言いたいタイミングで使うといいでしょう。
 

同情して励ますときの So what?

同情して励ますときの So what?

So what if she dumped you? You’ll find a new girlfriend!

「ふられたからってクヨクヨするなよ! すぐに新しい彼女ができるって!」

You got a B on your test? So what? I got an F!

「テストの結果Bだったの? 気にすることないよ! 私なんてFよ!」

「どうってことないよ!」「気にするなよ」と誰かを励ます際に So what? を使う例です。

ここで気をつけなければならないのが、一見同情して励ましているように見えますが、相手が落ち込んでいる原因となった出来事が「重要なことではない」「大したことない」「気にすることない」というニュアンスをもとに励ますことになるので、相手にとって本当に重大な出来事だった場合、気持ちを傷つけかねないという点。

くれぐれも使う相手とシーンに気をつけましょう。
 

無関心を示す So what?

無関心を示す So what?

He got a promotion? So what? I bet he didn’t get much of a raise.

「彼が昇格したって? それがどうしたっていうのさ。どうせ大して給料が上がるわけじゃあるまいし」

Yeah, she lost weight. So what?

「確かに彼女は痩せたかもしれないけど、それが何?」

何かの話題が自分にとって重要ではなく、関心がない事柄であることを示す際に So what? を使った例です。

開き直りのケースと無関心のケースの見極めは、ほとんど主観やコンテクストありきになりそうな気すらしますね。

いずれの場合も抑えるべきポイントは、話者にとっては「重要ではない」という点です。

こちらも使うべきタイミングは日本語の「で?」「だから何?」「別に?」のタイミングです。
 

話の続きを促す So what?

話の続きを促す So what?

Photos can be stored in the cloud storage. So what?

「クラウドストレージに写真を保存できる。だから何?」

So what? の意味を調べると、検索結果として出てくるものの一つが、マーケティング用語としての So what? です。

この使い方はこれまでご紹介した「無関心」「自分にとって重大ではない」という元来の使い方とは異なり、そこにある事実に対する解釈やメッセージを抽出する際に使う問いかけです。

上記例文の場合、「クラウドストレージに写真を保存できる」ことは事実であり、その利便性や用途の説明が足りません。

これだけでは「クラウドストレージに保存することで複数の端末から写真を見ることができ、安全に保存することができる。遠く離れた親戚にもすぐに写真をシェアすることができる。スマホの空き容量を心配する必要がない」という利点が伝わりません。

この後者の部分を引き出すために So what? を使用します。

つまり、本来ならば:

Photos can be stored in the cloud storage. So what good does it do for me/you/us?

「クラウドストレージに写真を保存できる。それは私/あなた/私たちにとってどういう利点がある?」

という質問を短縮したものであり、So what? だけで完結するこれまでのパターンとは異なります。

あくまでマーケティングやコンサルティングの用語なので、相槌のつもりで So what? を使ってしまうと「無関心」「自分にとっては重大ではない」の意味と間違って受け取られかねません。

それを防ぐためにも、話の続きを促すために So what? を使いたい場合は、So what? だけで文章を止めず、より具体的な質問をすることで相手の話を掘り下げましょう。

You asked her out on a date? So what?

「彼女をデートに誘ったの? で?」

You asked her out on a date? So what did she say?

「彼女をデートに誘ったの? 彼女、なんて答えた?」

 

So what? をニュアンス別に使いこなそう

以上、So what? の意味と使うシーンをご紹介しました。

So what? を使うシーンに共通するのは、「重要ではない」という点があることをご理解いただけたでしょうか?

使用タイミングからもわかるように、日本語に置き換えても結構投げやりだったり、つっけんどんなものいいとしてとらえられがちな英語フレーズです。

逆にいうと、重要な場面や重要な事柄について話しているときは So what? を使うのは避けるのが賢明と言えるでしょう。

特に、誰かと喧嘩や言い争いをしている場面で So what? と言うと、「あなた・あなたの意見は私にとって重要ではない」という意思表示になり、相手をとても傷つけてしまいます。

なんとなく勢いで使って周りの人を深く傷つけるけることがないよう、よく考えて使いたい言葉ですね。

また、同じようなフレーズとして What of it? もあります。合わせて使ってみてくださいね!