DMM英会話ブログ編集部
(更新)
私はアメリカに来るまで、単語の意味は1つにつき1〜2つしか覚えていませんでした。
でも、実際に海外で生活してみると、誰もが知っているような基本的な単語こそ様々な文脈で使われていて、「えっ、その単語にそんな意味もあるの!?」と驚くことがよくあります。
そこで今回は、定番以外の意味も押さえておきたい基本の英単語を15個ご紹介します。
《例文》
He is so sweet.
「彼、本当に優しいね」
"sweet" は「甘い」という意味を一番に連想しますが、人に対して使うと「優しい」という意味になります。
また、会話の中では「すてき!」という意味になることも。
《例文》
A:I made a reservation for tonight.
「今晩予約入れたよ」
B:Sweet!
「すてき!」
《例文》
Isn't this jacket so cool?
「このジャケットすごくイケてない?」
「冷たい」という意味を連想する “cool” は、「イケてる」という意味も持っています。
また、会話で賛成や同意の意を示すときにもよく使われます。
《例文》
A:Are you okay to see the movie tonight?
「今晩映画観に行くの大丈夫?」B:Yeah, I'm cool with it.
「いいよ」
《例文》
A:You want my tickets to the concert? I won't be able to go.
「コンサートのチケットいる? 行けなくなっちゃって」B:Oh, sick! Thank you.
「やった! ありがとう」
病気を連想する “sick” 。悪い意味だけではなく、ポジティブな意味でも使われています。
ただし少し古い表現なので、最近はあまり聞かないかもしれません。
《例文》
A:You wanna play some games this weekend?
「週末ゲームする?」B:I'm down with it.
「いいよ」
“down” と聞くとネガティブな印象を受けますが、“down with something” で「賛成」を示します。
《例文》
A:She gave me this T-shirt.
「この T シャツ彼女にもらったんだ」B:That's so neat!
「すごく良いね!」
「整っている」という意味をもつ “neat” は、“cool” と同様に「すてき」という意味でもよく使われます。
《例文》
Wow, you nailed it!
「すごい、やったじゃん!」
「釘」や「爪」を表す “nail” 。動詞として使うと「達成する」という意味になります。
《例文》
She really rocks!
「彼女最高!」
もともとは「揺れる」という意味の “rock” は、「最高」であることを伝えることもできます。
《例文》
A:What did you think about the movie?
「映画観てどう思った?」B:I thought it was okay.
「悪くはないかな」
“okay” は許可や同意を示すときに使われる定番表現ですが、必ずしもポジティブな意味合いで使われるとは限りません。
《例文》
A:So, I just found out we'll have to work late tonight.
「今晩、残業になっちゃったよ」
B:Oh, nice.
「あらまあ(好ましくない)」
「すてき」という意味の “nice” 。実は、皮肉を込めてネガティブに使われることもあります。日本語に訳すのが難しい英語表現の一つですね。
《例文》
A:What shall we do now?
「これからどうする?」B:I don't know, I'm easy.
「さあ、私は何でも良いよ」
“easy” は「簡単」という意味ですが、人に対して使うと「柔軟な」という意味にもなります。
ただし、特に女性に対して使うと「軽い」というネガティブな意味にもなるので要注意です。
《例文》
She's easy.
「彼女、軽いよ」
《例文》
A:I have lost my wallet.
「財布なくしちゃった」B:Oh, poor you.
「まあかわいそうに」
“poor” は「貧しい」という意味で使われますが、「かわいそう」としても使えます。
これは言うときの感情がこもっていないと「だからどうしたの?」のように失礼になることがあるので、使い方には気をつけましょう。
《例文》
He's nuts!
「彼、おかしいよ!」
「木の実」の “nuts” は、形容詞で使うと “crazy” と同じ意味になるのです。
《例文》
I want that dress so bad.
「あのドレス超欲しい」
“bad” はネガティブなときに使われることが多いですが、副詞だと強調の意味を持ちます。
《例文》
I did it way better than him.
「彼より自分の方がずっとうまくやったよ」
“bad” と同様に、“way” も副詞として強調するときによく使います。
《例文》
Are you up for another cup of coffee?
「コーヒーもう一杯いる?」
“up” は「上がる」という意味ですが、会話では “want” の意味で使うこともあります。
どれも簡単な単語だけに、油断してしまいがち。私もアメリカに来たばかりの頃は「簡単な単語のはずなのにニュアンスがよくわからない!」と思ったことが何度もあり、もどかしい思いをしました。
今回ご紹介した英単語は、海外のテレビドラマや映画などでもよく使われています。ぜひリスニングの練習にも役立ててみてくださいね!
【英語の勉強はインプットから!】