使いこなせればこんなに便利!“take” の使い方28選

英語のtakeの使い方

英語を勉強している方なら “take” という単語を知らない人はいないですよね。
では、“take” のイメージと聞くとどんなものを思い浮かべますか?

基本的には何かを手に取ったり、手を伸ばして物を取るという「取る」イメージですよね。でも、実はそれだけではないんです。
“take” はとても活用範囲の広い単語で、辞書を引いてみると覚えきれないほどの意味や例文が出てきます。

そこで今回は、“take” の基本の使い方のおさらいと、覚えておきたい3つのイメージ、そして、日常会話で特に役立つ表現を例文付きでご紹介したいと思います!

 

まずは定番の “take” から

定番のtake

まずは、“take” の使い方の中から定番のものをいくつかおさらいしてみましょう。

まずは一番馴染みがある使い方、「手に取る」です。“take” には「手をグッと伸ばして取る」というイメージがあります。

 

手に取る、手を伸ばして取る

1. I took a book off the shelf.
「私は棚から1冊の本を取った」

次は「手に取る」以外で日常的によく使われる “take” を挙げてみましょう。

 

写真を撮る

2. Would you mind taking our picture?
「私たちの写真を撮ってもらえますか?」

試験を受ける・教科を取る

3.Taro took the TOEIC test for the first time.
「太郎は初めてTOEICを受けました」

休みを取る

4. I'm going to take Friday off.
「私は金曜日に休みを取るよ」

薬・サプリなどを摂る

5. Take two tablets every 6 hours as required.
「必要に応じて6時間ごとに2錠飲んでください」

ノート・メモを取る

6. You should take notes during calls.
「電話をしているときはメモを取った方がいいよ」

スペースを取る

7. The desk takes up too much space.
「その机はスペースを取りすぎる」

体温・血圧などを測る

8. The nurse came to take my temperature.
「看護婦は私の体温を測りに来ました」

時間がかかる “take”

9. It takes fifteen minutes to walk to the station.
「駅までは歩いて15分です」

ショッピングの “take”

10. I'll take this.
「これを買います(これにします)」

道案内の “take”

11. Excuse me, could you tell me how to get to the airport?
「すみません、(車で)空港へはどう行ったらいいですか?」

Take the second left and take the motorway.
「2つ目の角を左に曲がって高速に乗ってください」

いかがですか? これらの表現はバッチリ使いこなせていましたか?

 

“take” が持つ3つの「動きのイメージ」

takeが持つ3つの「動きのイメージ」

ではここからは、“take” が持っている「動きのイメージ」を【①(引き)離す】 【② 運ぶ・移動する】 【③ 受け入れる・受け取る】の3つに分けて詳しく見てみましょう。

それぞれに例文がついているので、頭の中で動きをしっかりイメージしてみてくださいね。

 

①「(引き)離す」イメージ

まずは「(引き)離す」イメージの使い方を見てみましょう。

“take” は「(引き)離す」「取り外す」など、何かを何かから離す・遠ざけるという場合にもよく使われる単語です。

この代表的な使い方の例にあてはまるのが、昔流行った曲のタイトルにもなっているこんな表現です。

12. I can't take my eyes off you.
「君から目が離せない」

目を離す(視線をはずす)という「離す」イメージができましたか?

そして、そのイメージをさらにふくらませると「(服・靴などを)脱ぐ」に “take” が使われるのも納得できますよね。

13. Please take your shoes off at the entrance.
「入口で靴を脱いでください」

また、日本語では「何かから何かを抜く・無くす」という場合に、「引く」「外す」と言いますよね。これも “take” で表せてしまうんです。

14. Take eight from fifteen.
「15から8を引きなさい」

15. My steak was overcooked and the waitress took it off the bill.
「私のステーキは火が通り過ぎていたのでウェイトレスは勘定書(伝票)から外しました」

さらに「(物を)盗る」は “steal” という単語もありますが、日常会話では “take” もよく使われます。

16. I left my bike unlocked and someone took it.
「自転車のカギをかけたままにしておいたら誰かに盗られました」

 

②「運ぶ・移動する」イメージ

“take” には「何かを運ぶ・持って移動する」という動きのイメージもあります。
例えば、こんな状況を思い浮かべてみてください。

17. Take an umbrella with you. It looks like rain.
「雨が降りそうだから傘を持っていきなさい」

傘を持って運んでいくイメージが湧きましたか?

また、イギリス英語では食べ物や飲み物の「持ち帰り」を “take away” と表しますが、これも「持って離れていく」イメージですよね。

そして、この移動するイメージから、電車・バス・タクシーなどの「乗り物を使う」という場合にも “take” がよく使われます。

18. I take a train to work every day.
「私は毎日電車で職場に行きます」

さらに、「人をどこかに連れて行く」「物が人を運んでいく」といった場合にも “take” はとてもよく使われます。

19. He took me to the beach.
「彼は私をビーチに連れて行きました」

20. John got taken to the hospital last night.
「ジョンは昨夜、病院にかつぎこまれました」

21. Number10 bus takes you to the city centre.
「10番のバスはシティーセンターへ行きますよ」

 

③「受け取る・受け入れる」イメージ

3つ目のイメージは「受け取る・受け入れる」です。

例えば、海外にある小さなお店やカフェのレジでは、こんな貼り紙を目にすることもあります。

22. Sorry! we don't take credit cards.
「クレジットカートはお使いいただけません」

そして、物だけではなく「人を受け入れる」場合にも “take” を使うことができます。

23. The school takes on only 30 new students every year.「その学校は毎年30人しか生徒を取っていない」

また、オファーなどを「受ける(受け入れる)」にも “take” が使われます。

24. They offered me the job and I'm going to take it.
「仕事のオファーをもらったので、受けるつもりです」

さらに、物や人だけではなく、物ごとや言葉などを「受け取る」といった場合にも使われます。

25. He took her comment as a compliment.
「彼は彼女のコメントを褒め言葉だと受け取った」

ここまで「動きのイメージ」を3つに分けて見てきましたが、最後に、日常会話でとってもよく使われる “take + a(n) + 名詞” のパターンも紹介しておきましょう。

 

名詞と共に使われる “take”

名詞と共に使われるtake

“have” や “make” と同じように、“take” も会話の中では “take + a(n) + 名詞” という形でよく使われます。

動詞1つで表すのではなく、敢えて “take + a(n) + 名詞” という形にすることで、1回の行為ということを表現できたり、話すときのリズムが良くなったりするため口語でよく使われます。

例えば、動詞の “look” にも「見る」という意味がありますが、「見てみる」という場合には “look” を名詞として使って、以下のように言うことが圧倒的に多いのです。

26. Here is the link to the website we were talking about.
「(メールで)これ、こないだ話してたウェブサイトのリンクね」

Thanks! I'll take a look later.
「ありがとう! あとで見てみるね」

こういった使い方をされるものは、まだまだ他にもあります。

  • 散歩する take a walk / take a stroll
  • 入浴する take a bath
  • シャワーを浴びる take a shower
  • 昼寝をする take a nap
  • 休憩する take a break

また、形容詞を間にポンと入れるだけで簡単に表現のバリエーションが増やせるので、ぜひマスターしたい使い方でもあります。

27. I took a quick shower before dinner.
「私は夕飯の前にさっとシャワーを浴びた」

28. Let's take a closer look.
「もっと詳しく見てみましょう」

 

さいごに

いかがでしたか? ぜひ覚えておきたい “take” の様々な使い方をご紹介しました。

「こんなにたくさん覚えられないよ!」という方も、心配しないでくださいね。一つひとつの意味を丸暗記する必要はありません。

“take” が持っている「手に取る」「離す」「運ぶ」「受け取る」といった動きのイメージができるようになると、「あ、ここは “take” だな」と何となく感覚で分かるようになるので、イメージで理解することが大切なのです。

さらに、名詞と一緒に使う “take” も合わせて使いこなせるようになると、日々のちょっとしたことが簡単に言い表せるので、ぜひこちらもマスターできるよう実際に口に出して使ってみてくださいね!