英語でヨガをしよう!ポーズ・身体の部位など使える英語表現まとめ

英語でヨガをしよう

古代インドから伝わり、日本でも2000年以降爆発的に人口が増えた「ヨガ」は、世界で3億人もの人がしていると言われます。健康促進やダイエット、または心の安定のためなど、さまざまな目的のためにしているという人も多いでしょう。

現在はYouTubeなどでも海外のヨガインストラクターのレッスンを視聴できるようになり、日本語だけではなく英語でもヨガに触れることができるようになりましたよね。

ただ、身体の使い方などを英語で説明されても、よくわからないという人もいるのではないでしょうか。

今回は、ヨガを生活に取り入れている人、これから取り入れたい人に向けて、ヨガに関する英語表現をご紹介します。

ヨガとは

ヨガとは

ヨガは瞑想を軸に呼吸を整えて、さまざまなポーズをしていくエクササイズです。ヨガをすることは、英語で Yoga practice といいます。Practice といっても「練習をする」という意味だけではなく、「実践する」「習慣的に行う」などの意味も含まれます。

1998年頃からハリウッドスターやセレブの間でヨガブームが起こり、その影響で日本でも特に若い女性の間で始める人が増えました。

いろいろなヨガのカタチ

一言に「ヨガ」と言っても、実にたくさんの種類があるのをご存知ですか? 

筆者はロンドンで行われたヨガイベントに行ったときに「Laughter Yoga(笑いヨガ)」というものに出会って、「こんなヨガまであるのか!」と驚いた経験があります。ここでは、そのなかでもポピュラーなヨガの種類とその英語名称をご紹介します。

Hatha Yoga - ハタヨガ

もっとも基本的なヨガと言われるのが「ハタヨガ」です。数多くのヨガの「基礎」となる部分と言っていいでしょう。

Hatha Yoga is an umbrella term for yoga practice, and it is a recommended starting point for beginners to gain some understanding about the exercise. 
「ハタヨガはヨガの総称で、初心者がまずヨガについてある程度理解する出発点としてオススメです」

Ashtanga Yoga - アシュタンガヨガ

アシュタンガヨガは胸式呼吸に合わせて身体を動かすもので、6つのポーズとその順番が決まっています。かなり運動量が多く難易度が高いですが、ポーズが決まっているぶん、集中して取り組みやすいです。

Power Yoga - パワーヨガ

パワーヨガはアメリカ発祥で、アシュタンガヨガをベースに開発されました。「パワー」とついているだけあって、運動量が多く、ダイナミックなことが特徴。シェイプアップにも向いていることから、ダイエット目的で取り入れる人も多いですよ。

Vinyasa Yoga - ヴィンヤサヨガ

ヴィンヤサヨガは、基本はハタヨガと通じるところがあるものの、ペースが早く、呼吸と身体の動きの流れに重きを置いています。そのため、一連のポーズを、動きを止めることなく続けることが特徴です。

アシュタンガヨガのように固定されたプログラムではなく、目的によってさまざまなポーズや流れをとります。

Bikram Yoga - ビクラムヨガ

部屋を暑くして行う Hot Yoga(ホットヨガ)の先駆者的なプログラムで、1970年代にBikram Choudhury氏によって作られました。摂氏40度、湿度40%以上の部屋で、呼吸を深めながら90分間、決められた26のポーズを行います。

筆者は日本のホットヨガをイメージしてイギリスでビクラムヨガのレッスンに参加して、その違いに大いに驚いた経験があります。さながらブートキャンプで、パワーを使うので男性が多かったことが印象的でした。

Yin Yoga - 陰ヨガ

「Yin and Yang(陰陽)」という言葉を聞いたことがある人は多いかもしれません。陰ヨガの「陰」はこの「陰陽」からきており、ゆっくりと深い呼吸に合わせてポーズをすることが特徴です。

パワーを要するアシュタンガなどの「陽ヨガ」とは反対に、リラックスと心身の安定を目的としています。

Restorative Yoga - リストラティブヨガ

深い呼吸でストレッチをメインにするヨガで、リラックス効果が高いことで知られています。特に現代社会でストレスを抱え、心身のバランスが崩れている人にオススメのヨガです。ボルスターやストラップなど、道具を使うことでより深い身体の動きを実現します。

Iyengar Yoga - アイアンガーヨガ

「ハタヨガ」から派生したもので、「正しくポーズをとること」に意識を向けるヨガです。

そのため、見たときの身体のバランスや姿勢がしっかりとできないといけないので、ほかのヨガと比べると比較的長い時間特定のポーズをします。身体の歪みを整えたり、ポーズの正確さを確認するのにピッタリのヨガです。

その他のヨガ

最近では、実にあらゆるタイプのヨガが登場しています。そのなかでも特に注目されているヨガをご紹介します。

Aerial Yoga - エアリアルヨガ
エアリアルヨガ

「エアリアル」とは「空中」を意味します。それだけに、「エアリアルヨガ」は空中で行うヨガのこと。ときに、「antigravity yoga(アンチグラビティヨガ:無重力ヨガ)」と呼ばれることもあります。天井から布が吊るされており、その布にぶら下がったりしてヨガをするのです。

Maternity (Prenatal) Yoga - マタニティヨガ
マタニティヨガ

マタニティヨガは、その名の通り妊娠中に行うヨガです。「産前」を意味する prenatal が使われることもあります。妊娠中は体調不良などにより運動不足になりやすいもの。そんな運動不足を解消したり、呼吸を整えてお産の準備ができるのが特徴です。

妊娠20週ほどの安定期になったら、医師に確認のもと始めることをオススメします。

SUP Yoga - SUPヨガ
SUPヨガ

SUPというウォーターアクティビティをご存知ですか? 

「Stand Up Paddle(スタンドアップパドル)」の略で、サーフボードに立ってパドルを使って海や川、湖などで前に進むアクティビティです。そのSUPの上でヨガをするのが、「SUPヨガ」。不安定なSUPボードの上でヨガのポーズをしなければいけないので、よりバランス感覚が求められます。

ヨガで耳にする英語表現

さて、ヨガの種類についてわかったところで、このセクションではヨガをするときによく耳にする英語表現を見ていきましょう。

ヨガで使うツール&衣服の英語表現

  • gym wear / training wear:ジムウェア / トレーニングウェア
  • yoga wear:ヨガウェア
  • leggings:レギンス
  • mat:マット
  • block:ヨガブロック
  • strap:ヨガストラップ
  • bolster:ボルスター
It is preferred that you wear clothes that you feel comfortable in. A lot of people wear leggings as it maximises the range of motion.
「動きやすい格好をすることが推奨されます。可動域が広いため、多くの人はレギンスを履きます」
Bolsters support your body and add more space when you want to do difficult poses. 
「ボルスターは体を支え、難しいポーズのときにスペースを確保するのに有効です」

ヨガで使う身体の部位

foreheadchin顎(あご)先
jawback背中
spine背骨collarbone
(clavicle)
鎖骨
shoulder blade
(scapula)
肩甲骨armpits
/
underarms
(両)脇
elbows(両)肘palms(両)手のひら
belly腹(下腹部)belly buttonへそ
stomach腹(胃のあたり)abdomen腹部
ribs(左右両方の)肋骨lungs(両)肺
hips(両)腰sacrum仙骨
pelvis骨盤hip joints(両)股関節
legs(両)脚thighs(両)太もも
calves(両)ふくらはぎknees(両)膝
heels(両)かかとtoes(両)つま先
inner muscleインナーマッスルcore体幹

ヨガの動きに関する英語表現

ヨガで使われる単語は種類は多いものの、限られています。インストラクターによっては異なる表現をすることもありますが、最低限ここでご紹介する英語表現を知っておくといいでしょう。

ポーズの名称

ときにはサンスクリット語のポーズの名前が登場することもありますが、多くの場合は英語に直されたポーズの名前が聞かれます。ほとんどは日本語とあまり変わらないので、わかりやすいですよ。

  • sun sultation:太陽礼拝
  • bound angle pose:合せきのポーズ
  • downward facing dog:ダウンドッグ
  • halfway lift:ハーフリフト
  • warrior pose:戦士のポーズ
  • tree pose:木のポーズ
  • cobra pose:コブラのポーズ
  • baby cobra pose:ベビーコブラのポーズ
  • child’s pose:チャイルドポーズ
  • cat pose:猫のポーズ
  • half moon pose:半月のポーズ
  • crescent moon pose:三日月のポーズ
  • camel pose:ラクダのポーズ
  • eagle pose:ワシのポーズ

動詞

  • inhale / breathe in:息を吸う
  • exhale / breathe out:息を吐く
Inhale, exhale, curl the spine, bring chin to chest, and come into cat pose.
「息を吸って、吐いて、背骨を丸めて顎先を胸のほうに持ってきて、猫のポーズをしましょう」
  • look up:上を見上げて
  • look forward:前を見て
  • walk to the top of the mat:マットの先端まで足を歩かせて
  • step your right foot to the other side of the mat:右足をマットの反対側へ一歩踏み出す
  • stand tall:背筋を伸ばして立つ

直訳すると「背が高く立つ」になりますが、これは「真っ直ぐ立つ」という意味。ヨガのレッスンでは「背筋を伸ばして真っ直ぐ立つ」という意味で使われます。

  • fold forward:前にかがむ
  • (keep) long neck:首を長く保つ

ヨガのレッスンでは指示が次々と出てくるので、たまに動詞や前置詞が省略されて「するべき姿勢やポーズ」のみ伝えられることがあります。

Long neck, look forward, fold forward and let gravity take your upper body.
「首を長くして前を見て、前にかがみ、上半身を重力にまかせましょう」

動詞 + 身体の部位

ヨガの動きでは、特定の身体の部位に注意することが求められます。そんなときには、「動詞+身体の部位(目的語)」で指示が出されるので、先述の身体の部位とよく使われる動詞のコンビネーションを覚えておきましょう。

  • pull your chin:顎を引く
  • hold your breath:呼吸を止めて
  • keep breathing:呼吸を続けて / 保って
  • open your chest:胸を開く
  • lengthen / extend your arms:腕を伸ばして
  • bend / unlock your knees slightly:膝は少し曲げて
  • align the shoulders:肩をそろえて
  • stack up the spine:背骨を積み重ねるように
  • squeeze your armpits:脇をしめて
  • curl the toes (under):つま先を下に曲げて
  • press into the tops of the feet:足の甲を床につけて
  • release all the tension in your muscles: 筋肉の緊張を解き放って
  • switch to other side / switch sides:反対側に

動詞 + 身体の部位 + 方向

特定の身体の部位を指定の場所にもっていくときには、「動詞+身体の部位+方向」で表現されます。

  • raise arms to ceiling / over your head:腕を上げて
  • lean hips forward:腰を前に突き出す
  • bring palms to floor:手のひらを床について

〜のポーズになる

ヨガにはさまざまなポーズがありますよね。「足を〜に」「手を〜に」という説明の仕方ではなく、「ダウンドッグへ」「コブラへ」とポーズをするように指示されることもあります。

そんなときには、以下の表現を知っておくといいでしょう。

  • come into 〜 pose:のポーズになる

Come into〜 は「〜の状態になる」という意味の句動詞です。そのため、come into 〜 pose で「〜のポーズをする・〜のポーズになる」という意味になります。

  • come into plank pose:プランクポーズになって
  • come into downward facing dog:ダウンドッグのポーズになって
Come into all fours, inhale, exhale and gently come into child’s pose and relax.
「 四つん這いになって息を吸って、息を吐いて、ゆっくりチャイルドポーズをしてリラックししましょう」
  • push back to downward facing dog:後ろに押してダウンドッグのポーズへ

オススメのヨガYouTuber

最後に、英語学習者にオススメのヨガYouTuberを3名紹介します。最初は慣れていないと「なんて言っているのかわからなくてついていけない...」と不安になるかもしれません。でもいくつか動画を見ていると、大体の表現は同じであることがわかってくるはずですよ。

Yoga With Adriene

Adrieneさんはテキサス州オースティンを拠点に活動する女優・ヨガインストラクターで、YouTubeは2012年から開始しました。伝統的なヨガのメソッドを取り入れつつ、人々が抱える現代ならではの身体や心の悩みに答えるようなプログラムが特徴です。

Yoga With Kassandra

陰ヨガをメインに動画を公開しているカナダ人インストラクターのKassandraさん。毎週1本、新しい動画が公開されています。チャンネル登録者数は199万人です。

Coffee Chatという、最近のできごとを話す動画もあるので、よりパーソナルな部分を知ることができます。インストラクターの人柄を知ると、よりプログラムを理解しやすくなるうえ、英語のリスニング練習にもなるのでオススメです。

Yoga With Momo

登録者数1.85万人のこちらのチャンネルでは、日本人でシンガポール育ち、ヨーロッパ在住のMomoさんがヨガプログラムを公開しています。

すべてではありませんが日本語と英語のバイリンガルでヨガを教えてくれる動画もあるので、「最初から英語のみの動画は難しい!」と感じる人にも取り組みやすいはずです。

実際、筆者もMomoさんの動画でヨガをしたことがありますが、英語、日本語それぞれだからこそ身体への意識の向き方が変わることに気づきました。言語の違いも楽しめるチャンネルですよ!

英語で世界中のヨガレッスンを体験しよう!

いかがでしたか? ヨガは冒頭でもご紹介した通り、特に取り組んでいる人口が多いので、英語を使えば世界中のヨギー(ヨガをする人)とつながることができます。

一緒に旅をしてヨガをする retreat (リトリート)などもありますが、まずはオンラインで海外のヨガインストラクターのレッスンを受けてみてはどうでしょうか。

もしかすると、自分の心身にフィットするヨガインストラクターに出会えるかもしれませんよ。