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You're welcome だけじゃない!「どういたしまして」の英語フレーズ20選

You're welcome だけじゃない!「どういたしまして」の英語フレーズ20選

英語で「どういたしまして」と伝えるとき、よく You're welcome と言いますよね。

これは丁寧な英語表現で、どのような場面でも使える便利な英語フレーズなのですが、実はこれ以外にも「どういたしまして」の気持ちを伝える英語フレーズはたくさんあります。

しかも、You're welcome より短くて使いやすい英語フレーズもあり、今すぐ応用できるものばかり!

今回は、ネイティブにもよく使われている英語表現を取り上げてみました。

なにかと使う機会の多い「どういたしまして」のレパートリーを増やして、ネイティブの英会話に一歩近づいてみませんか?
 

カジュアルな「どういたしまして」の英語フレーズ

カジュアルに英語でどういたしましてを伝えるフレーズ

Anytime!

何かを助けたり手伝ったりしたときにお礼を言われたことに対して、「どういたしまして! あなたのためならいつでもやるよ!」という意味が含まれている英語フレーズです。

A: Thanks for checking my essay.

「私のエッセイをチェックしてくれてありがとう」

B: Anytime!

「どういたしまして(いつでもどうぞ)!」

 

Sure./Sure thing.

「もちろん!」という意味で使われる英語フレーズの Sure。

単語自体は「確信・確実・当然」という意味を持ち、ここでの表現は「当然のことをしたまでだよ」というニュアンスを含んでいます。

Sure thing という英語表現もあり、こちらも Sure と同じ意味になります。

A: Thank you for helping me to carry this.

「これを運ぶのを手伝ってくれてありがとう」

B: Sure!

「どういたしまして、当然のことだよ!」

 

It was nothing.

直訳すると、「あれはなんでもないよ」ですね。

「自分にとってなんてことではないから、お礼を言う必要なんてないよ」という意味になります。

A: Thank you for supporting my presentation today.

「今日のプレゼンテーションを手伝ってくれてありがとう」

B: Oh, it was nothing.

「おお、どういたしまして、お礼を言う必要なんて全くないよ」

 

Not at all.

全然気にしていないことや、お礼を言われるまでもないと思っていることに対して、「お礼を言われるなんて、とんでもないよ」と表現できる英語フレーズです。

A: Thank you for giving me advice.

「アドバイスをくれて、どうもありがとう」

B: Oh, not at all.

「おお、とんでもないよ、どういたしまして」

 

It’s no big deal.

「たいしたことじゃないよ」と訳すことができる英語表現です。

こちらも「お礼を言われるほどのことはしていないよ」という気持ちを表現することができます。

A: I can't thank you enough!

「感謝してもしきれません!」

B: It's no big deal, really.

「たいしたことじゃないよ、本当に」

 

You bet!

「別にいいよ、気にしないで」という意味合いの、アメリカの口語表現です。

A:Thanks for fixing my computer.

「パソコンを直してくれてありがとう」

B: You bet!

「どういたしまして、いいってことよ!」

 

I know you would do the same for me.

「あなたもきっと、私のために同じことをしたでしょう」というニュアンスの英語フレーズです。

自分と相手の立場が逆だったなら、きっと相手も同じように助けてくれただろう、という気持ちを伝えることができます。

A: You really saved me yesterday.

「昨日、あなたのおかげで本当に助かったよ」

B: I know you would do the same for me.

「逆の立場だったら、きっとあなたも助けてくれたでしょ」

 

Anything for you.

直訳は「あなたのためならなんでもします」ですが、実際は「あなたのためならなんのその/どうってことない」のようなニュアンスです。

その人のためなら、お礼を言われるようなことをするのも苦ではない、ということを伝えることができます。

A: Thanks for helping me with the report.

「レポートの件、助けてくれてありがとう」

B: Anything for you.

「君のためならなんのその」

 

丁寧な「どういたしまして」の英語フレーズ

どういたしましてで使える英語フレーズ15選

My pleasure./It’s my pleasure.

pleasure は「喜び・愉快・嬉しさ」といった意味ですが、(It's) my pleasure. となると「感謝されてとても光栄です」「(感謝されるようなことができて)嬉しいです」という意味になります。

A: Thank you for your help.

「手伝ってくれてありがとうございます」

B: It's my pleasure!

「どういたしまして、むしろ手伝えて嬉しいです!」

「My pleasure」と「You are welcome」の意味と使い分け|「どういたしまして」の英語表現20選

10月 23, 2020
 

The pleasure is all mine.

こちらも似た英語表現ですが、直訳は「喜びはすべてわたしのものです」です。

つまり、「感謝するのは/嬉しいのは私の方です」のようなニュアンスになります。

A: Thank you for your cooperation!

「ご協力いただきありがとうございます!」

A: The pleasure is all mine.

「こちらこそ、お手伝いできて嬉しいです」

 

I’m happy to help./I'm glad to help.

何かを助けたときなどのお礼の返事として使える、「役に立てて嬉しいです」という意味の英語フレーズです。

A: Thank you for correcting the file.

「ファイルを修正してくれてありがとうございます」

B: I'm glad to help.

「どういたしまして、役に立てて嬉しいです」

 

Of course.

「もちろんです」という意味のこちら。

当然のことをしただけだから気にしないで、といったようなニュアンスがあります。

A: Thank you so much for your help.

「助けてくれて本当にありがとうございます」

B: Of course, anytime sir.

「もちろんですお客様、いつでも呼んでください」

 

Absolutely./Definitely.

こちらもまた、「もちろんです」のようなニュアンスの答え方です。

直訳は「確実に」で、当然のことをしただけといったニュアンスです。

A: Thank you for letting us stay!

「泊めてくれてありがとうございます!」

B: Oh absolutely, do come again.

「もちろんです、またきてくださいね」

 

It’s the least I can do.

お礼を言われたときの丁寧な返し方で、「私にできるのはこれくらいです」「これくらい当然です」のような意味。

むしろもっと何かをしてあげたい、というような気持ちがある場合に使うのが一般的です。

A: Thanks for helping with dinner!

「夕飯の準備手伝ってくれてありがとね!」

B: You’re letting me stay for free, it’s the least I can do.

「タダで泊めてもらってるんだから、これくらい当然です」

 

You are most welcome./You are more than welcome.

「どういたしまして」の定番 You’re welcome に most や more than を足すとより丁寧な英語表現になります。

A: I appreciate your help last night.

「昨晩はどうもありがとうございました」

B: You are most welcome, sir.

「お客様のお役に立てて何よりです(意訳)」

 

I am happy to be of service.

「お役に立てて嬉しいです」というニュアンスの英語フレーズです。

be of service は「役に立つ」「助ける」などの意味があります。

A: Thank you for the new towels.

「新しいタオル、ありがとうございます」

A: I am happy to be of service.

「お役に立てて嬉しいです」

 

「気にしないで」という意味の英語フレーズ

Don’t mention it.

mention は「話に出す」「言及する」という意味です。

これは、「お礼を言われるまでもないよ、どういたしまして」というニュアンスで使われます。

A: Thanks for buying me a coffee.

「コーヒーをおごってくれてありがとう」

B: Don't mention it.

「どういたしまして、お礼を言うまでのことでもないよ」

 

No worries!

たいしたことをしていないから、「心配(worry)はいらないよ!」、つまり「気にしないで」という意味になります。

A: Thanks for giving me a ride to the airport.

「空港まで連れてきてくれてありがとう」

B: No worries!

「どういたしまして、気にしないで!」

 

No problem.

読んで字のごとく、「問題ない」という意味です。

ここでは、「どうってことないよ」「私がしたことはたいしたことではなくて、お礼をする必要はないくらいだよ」というニュアンスが込められています。

A: Thanks for making me breakfast.

「私に朝ご飯を作ってくれてありがとう」

B: No problem.

「どういたしまして、どうってことないよ」

 

It’s all right./That’s all right.

「大丈夫」「いいよ、気にしないで」のようなニュアンスがある返事の仕方です。

A: Thanks for lending me your laptop.

「パソコンを貸してくれてありがとう」

B: Oh it’s all right, I wasn’t using it anyway.

「気にしないで、使ってなかったし」

 

英語の「どういたしまして」を使い分けよう

いかがでしたか?

ひとくちに「どういたしまして」という表現でも、ニュアンスごとにたくさんの英語表現がありましたね。

どれも短い英語フレーズですので、簡単に覚えられるかと思います。ぜひメールや会話などの日常生活でも活かしてみてください。