笑いと学習が共存!英語の文法や語彙にまつわるジョーク集
英語の文法や語彙を学びながら、同時に笑いたいと思ったことはありませんか?
今回は、そんなあなたにぴったりの内容をご紹介します!
今日の記事では、英語学習に役立つジョークを集めてみました。英語の文法や語彙に関する面白い視点を映し出し、学習をもっと楽しくすること間違いなしです!
単に笑いを提供するだけでなく、英語の奥深さや面白さを再発見するきっかけにもなります。
それでは、英語の世界におけるユーモアの扉を開いて、楽しみながら学びましょう!
英語文法と語彙をテーマにしたジョーク8選
ジョーク① 農場での秘密
Why don't we ever tell secrets on a farm? Because the potatoes have eyes and the corn has ears.
「農場で秘密を話さないのはなぜ? それはジャガイモには目があり、トウモロコシには耳があるから」
さて、このジョークの意味はわかりますか?
これは、植物の部分が人間の体の部分と同じ名前を持っているという言葉の遊びです! ジャガイモの「目」は「芽」を、トウモロコシの「耳」は「穂」を指しています。
つまり、これらの植物が「見ている」や「聞いている」という意味合いで使われ、農場が秘密を守るには不向きな場所であるとユーモラスに表現しているのです。
ジョーク② 文法オタクの励まし方
What do you say when you are comforting a grammar nerd? "There, their, they’re."
「文法オタクを慰めるときは何と言う? There, their, they're(よしよし)」
英語で人を励ますときは there there と言うことがあるため、これは英語の同音異義語(there, their, they're)を使ったジョークです。Grammar nerd とは文法オタクのことを指します。
あわせて読もう:「オタク」や「〜愛好家」を意味する英語表現まとめ
ジョーク③ 数学の教科書の悲しみ
Why was the math book sad? Because it had too many problems.
「数学の教科書が悲しかったのはなぜですか? 問題が多すぎたからです」
ここでは「問題 (problems)」が数学の問題と人生の問題の両方を意味する言葉遊びが使われています!
ジョーク④ 反重力の本
I’m reading a book on anti-gravity. It’s impossible to put down!
「反重力についての本を読んでいます。置くことが不可能です」
これは「impossible to put down(置くことができない)」というフレーズが物理的にも比喩的にも解釈できるというダブルミーニングを利用しています。"I can't put this book down" といえば、その本がとても面白く、読み続けたくなるような本であることを意味するのです。
ジョーク⑤ 傑出したカカシ
Why did the scarecrow become a successful neurosurgeon? Because he was outstanding in his field.
「カカシはなぜ神経外科医として成功したのか? 彼はその分野で傑出していたから」
このジョークは、outstanding in his field という言葉遊びに基づいています。
通常、field は専門分野を指し、outstanding は「優れている」という意味です。しかし、文字通りに解釈すると、field は「畑」を意味し、この状況ではカカシ (scarecrow) が畑で「目立っている、目につきやすい(outstanding)」ということを表しています。
このダブルミーニングを利用し、非現実的な状況、すなわちカカシが脳神経外科医として成功するという状況をユーモラスに描いています。
ジョーク⑥ 夫は過ち?
I told my wife she should embrace her mistakes. She gave me a hug.
「私は妻に、自分の過ちを受け入れるべきだと言った。彼女は私にハグをした」
To embrace (one's) mistakes というフレーズは、通常「自分の過ちを受け入れる」という意味です。しかし、ジョークの中では、このフレーズが文字通りに解釈され、「ハグする」「抱きしめる」という意味の embrace が使われいるため「過ちを抱きしめる」という意味になります。
ここでのポイントは、妻が夫(話し手)を抱きしめることで、夫を「彼女の過ち」として見ているかのように暗示していることです。その後の夫の反応が気になりますね!
ジョーク⑦ ピリピリした時制たち
The past, the present, and the future walked into a bar. It was tense.
「過去、現在、未来がバーに入ってきた。ピリピリしていた」
ここでのポイントは、tense という言葉が持つ二重の意味です。Tense は通常、時間を表す文法用語で、過去形(past tense)、現在形(present tense)、未来形(future tense)を指します。
しかし、tense には「緊張した、ピリピリした」という意味もあります。ジョークの中で、「過去、現在、未来がバーに入った」という状況が描かれており、それに続く「It was tense(それはピリピリした状況だった)」というフレーズは、文字通りには「ピリピリした雰囲気だった」という意味になりますが、同時にこれらの時制が一つの場所に集まるという文法的な「緊張感」を巧妙に示唆しています。
このダブルミーニングがジョークの面白さを生んでいます!
ジョーク⑧ 文法記号の喧嘩
A comma and a period got into a fight. The comma got a long sentence, but the period got a full stop.
「コンマとピリオドがけんかしました。結果、コンマは長い刑期を受け、ピリオドは完全に終わりました」
このジョークは、英語の句読点(コンマとピリオド)と、英語の言葉遊びを組み合わせています。
コンマ(,)とピリオド(.)が「けんか」をしたという設定です。冗談のポイントは、英語で「sentence」には「文」と「刑期」という二つの意味があり、「stop」には「停止する」という意味があることを利用しています。また、ピリオドはイギリス英語では full stop と呼ぶんですよ!
The comma got a long sentence の部分は、文法的には長い文にコンマが使われること、そして「長い刑期」という意味もあることから、コンマが長い刑期を受けたかのように聞こえます。
The period got a full stop の部分では、文法的にピリオドが文の終わりを意味することと、同時に「完全な終わり」、つまりこれ以上何もない状態を示すことから、ピリオドが全てを終えたかのように聞こえます。
ジョークで楽しく英語の勉強を!
今日ご紹介したジョーク集は、英語学習をより楽しく、かつ効果的なものにするための素晴らしいツールです。
これらのジョークを通して、英語の文法や語彙に対する新しい理解が深まり、言語の奥深さと面白さを体験できましたか?
ユーモアは学習を刺激し、知識を豊かにする強力な手段です。今後も、ジョークを活用して、英語学習の旅を楽しみながら進めていきましょう!