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マヤ・アンジェロウって誰?有名詩人の心に刺さる名言13選

マヤ・アンジェロウって誰?有名詩人の心に刺さる名言13選

「マヤ・アンジェロウ」と聞いて、ピンと来ない方もいるかもしれません。

アンジェロウはアフリカ系アメリカ人の詩人、作家、民権活動家として知られており、その生涯において多くの影響力ある作品を残しました。彼女のことを知らない方も多いかもしれませんが、彼女の言葉には、多くの人々の心を動かす力があります。

今回は、マヤ・アンジェロウの心に残る名言を13選紹介します。彼女の言葉は、時に励まし、時に深い洞察を与えてくれるのです。

人生の困難に直面した時、自己発見の旅をしている時、または単に日々の生活に新たなインスピレーションを求めている時に、彼女の名言は強いメッセージを送ってくれるでしょう。

それでは、マヤ・アンジェロウの世界に浸り、彼女が残した言葉の深い意味を一緒に探っていきましょう!

マヤ・アンジェロウについて

Maya Angelou(マヤ・アンジェロウ)は、アメリカの詩人、作家、そして公民権運動の活動家でした。1928年4月4日にミズーリ州セントルイスで生まれ、2014年5月28日に亡くなりました。

彼女は特に自伝「I Know Why the Caged Bird Sings(邦題:歌え、飛べない鳥たちよ)」で知られており、この作品はアフリカ系アメリカ人女性としての彼女の若年期の経験と成長を描いています。この自伝は、人種差別、アイデンティティ、女性としての成長といったテーマを扱い、文学界で高い評価を受けました。

アンジェロウの作品は、彼女自身の体験に基づいており、詩、プレイ、エッセイなどさまざまな形で発表されています。

彼女はまた、1960年代の公民権運動において、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアやマルコムXといった指導者たちと協力し、人種差別や社会的不平等に対して声をあげ続けました。彼女の文学的な才能と社会への影響は、多くの賞や表彰を受け、多くの人々にインスピレーションを与え続けています。

マヤ・アンジェロウの名言13選

それではまず、人生の教訓となる名言をみていきましょう。

人生編

I've learned that you shouldn't go through life with a catcher's mitt on both hands; you need to be able to throw something back.

「両手にキャッチャーミットをつけて人生を送ってはいけないということを学んだよ。何かを投げ返せるようになる必要がある」

この言葉は、人生において「受け取る」だけでなく「お返しする」ことの重要性を教えてくれています。オープンで受容的であることも必要ですが(物事をキャッチするためにキャッチャーミットを身につけるように)、取るだけ、もらうだけでなく、貢献すること、積極的に参加すること、他人や社会にお返しをすることも同様に重要であることを示唆しています。

My mission in life is not merely to survive, but to thrive; and to do so with some passion, some compassion, some humor, and some style.

「私の人生の使命は単に生き残ることではなく、情熱と共感、ユーモアとスタイルをもって繁栄することです」

単に生きることを超えた充実した人生を目指すという彼女の哲学を表していますね。この名言では、人生を豊かにする要素として「情熱」「共感」「ユーモア」「スタイル」を挙げており、これらは単なる生存を超えた、より意味のある人生を送るための重要な要素であると彼女は考えているのです。

All great achievements require time.

「すべての偉大な成就には時間が必要である」

目標達成には忍耐と持続的な努力が不可欠であることをあらわにした名言です。この言葉には、成功への道のりが一朝一夕に達成されるものではなく、長期間の努力、挑戦、そして時には失敗を経験することが必要であるということが込められています。

大きな目標や夢に向かって進む際には、結果がすぐには現れないかもしれないということを念頭に置き、地道な努力を続けることが大切だということがこの名言から読み取れますね。

Whatever you want to do, if you want to be great at it, you have to love it and be able to make sacrifices for it.

「どんなことに取り組むにしても、それを素晴らしく成し遂げたいと思うならば、そのことを愛し、それのために犠牲を払う覚悟が必要です」

この名言は、成功への情熱と献身の重要性を強調しています。どんな分野でもトップを目指す人々にとって、単に技術を磨くことだけではなく、それに情熱を注ぎ、時には他のものを犠牲にする覚悟が必要だと教えてくれます。

実際、多くの成功した人々が、自分の夢や目標に情熱を傾け、それのために他の選択肢をあきらめた経験を共有していますが、そうした成功の背後にある情熱と犠牲のバランスを浮き彫りにしているものです。

There is a very fine line between loving life and being greedy for it.

「人生を愛することと、それに対して欲張ることは紙一重です」

ここでは、人生を楽しむことと、物質的な欲望に振り回されないことの大切なバランスについてお話ししています。人間は、人生の美しさや喜びを大切にしながらも、欲が過ぎるとその楽しさが損なわれてしまうこともあるということでしょうか。この名言は、人生を豊かにする節度と感謝の心を教えてくれています。

At 50, I began to know who I was. It was like waking up to myself.

「50歳になったとき、私は自分が何者なのかを知り始めた。自分自身に目覚めたようだった」

人生には多くの疑問がつきものです。「自分はどんな人生を送りたいのか?何を成し遂げたいのか?」という疑問を多くの人が感じるのではないでしょうか。答えがすぐに見つからなくても大丈夫、と教えてくれる名言ですね。

「50歳になってようやく自分が何者なのか理解した」という言葉は、自己発見には時間がかかることを示しています。急がずに、自分の好きなことを楽しみながら生きることの重要性を思い出させてくれます。

愛情編

続いて、「愛」にまつわる彼女の言葉をご紹介します。

Love is like a virus. It can happen to anybody at any time.

「愛はウイルスのようなもので、いつでも誰にでも起こり得る」

この名言は、愛が突然、予測不能なものであることを示しています。誰もが愛に「感染する」可能性があり、それは年齢や状況に関係なく起こり得ることです。この言葉は、愛の普遍性と予測不可能な性質を表現しているのではないでしょうか。

Love recognizes no barriers. It jumps hurdles, leaps fences, penetrates walls to arrive at its destination full of hope.

「愛は障壁を知らない。ハードルを飛び越え、フェンスを飛び越え、壁を突き破り、希望を持って目的地に到着する」

愛の力がどんな障害も乗り越えられるということを教えています。愛は限界を知らず、どんな状況でも可能性を見いだすことができるという意味が込められていますね。

If you have only one smile in you, give it to the people you love.

「もしあなたに一つだけ笑顔があるなら、それを愛する人たちに向けてください」

これは、愛する人たちに笑顔を向けることで、彼らの日々が明るくなり、その幸せが自分にも返ってくるという考えでしょうか。私たちの一番の愛情と注意を、最も大切な人たちに向けることの重要性を伝えています。

I know for sure that love saves me and that it is here to save us all.

「愛が私を救ってくれることは確かで、それは私たち全員を救うためにここにあると私は知っています」

この名言は、愛が人生において非常に重要な役割を果たすという考えを表しています。愛は個人を支え、困難な時に力を与えるものとして捉えられており、それは全ての人に適用される普遍的な力であると言っています。要するに、愛が人間関係や困難を乗り越える鍵であり、私たち全員に必要なものであるというメッセージですね。

言語編

最後に、「言語」や「英語」にまつわる言葉も少しみてみましょう。

We need language to tell us who we are, how we feel, what we're capable of — to explain the pains and glory of our existence.

「私たちは、自分が誰であるか、どのように感じているか、何ができるかを伝えるため、そして存在の痛みや栄光を説明するために言語を必要としています」

言葉が私たち自身を理解し、感情や能力を表現するために不可欠であることを示しています。言語は、人生の困難や喜びを語る手段であり、私たちの経験を共有し理解する鍵です。つまり、言葉は単なるコミュニケーションの道具ではなく、自己理解と人生の解釈に深く関わっていると言っています。

I speak a number of languages, but none are more beautiful to me than English.

「私はいくつかの言語を話しますが、英語ほど美しい言語はありません」

この名言は、アンジェロウが多言語を話す能力を持っていることを示していますが、その中でも英語を特に美しいと感じていることを表しています。この感覚は、言語の響き、表現の豊かさ、あるいは個人的な思い出や経験に基づいているかもしれません。言語に対するこのような愛情を持つのは素晴らしいことですね。

I admire people who dare to take the language, English, and understand it and understand the melody.

「英語という言語を勇気を持って学び、そのリズムやメロディを理解する人々を私は尊敬しています」

ここでは、英語を学ぶことへの挑戦を評価し、その言語の美しさや響きを理解しようとする人々を称賛しています。英語は単なるコミュニケーションの手段ではなく、音楽的な要素も持ち合わせており、それを理解することは特別な能力です。この言葉は、新しい言語を学ぶ際の努力と感性を高く評価しているように思えます!

名言が導く新しい考え方

マヤ・アンジェロウの名言には、私たちの心に触れるものが多くあります。

彼女の言葉は、私たちが人生の旅を進む上で、力強い指針となるでしょう。

人生のどんな状況でも、アンジェロウの言葉から学び、インスピレーションを得ることができます。

この記事があなたの心に響き、マヤ・アンジェロウの思想と彼女が遺した言葉の素晴らしさを再発見するきっかけになれば幸いです。

マヤ・アンジェロウの言葉を胸に、今日も一歩前進しましょう!